Estimation of a treatment effect based on a modified covariates method with L0 norm

我々のグループの新しいプレプリントです。

ランダム化比較試験において、新しい治療法が対照治療法に比べて十分でない場合がありますが、新しい治療法がすべての患者に対して無効なのか、特定の特徴を持つ患者のサブグループに対してのみ有効なのかは不明です。
このようなサブグループを検出し、患者に効果的な治療を提供するためには、治療効果を推定する必要です。
これを実現するために、スパース回帰法に基づくさまざまな治療効果推定方法が提案されていますが、これらの方法はノイズの影響を受けます。
そこで、L0ノルムを用いたラッソ回帰とリッジ回帰を用いた修正された共変量法に基づく新しい治療効果推定手法を提案しています。

2023年度 卒業論文発表会

2023年度の卒業論文発表会を行いました。
我々の研究室からは、下記の内容で発表し、終了しました。

知能を有する知的人工物の解析
Future designs ~医療とAI分野における未来アイディアの提案~
fNIRSによる反復学習時の神経科学的分析 ーStroop課題による検討ー
角膜内皮細胞のパノラマ画像生成 ー特徴抽出手法の比較ー
スパース制約を伴う次元縮約クラスタリング法の提案
混雑系システムにおける粒子ゆらぎの計測システムの構築
マルチモーダルな生理学的計測に基づく2つの呼吸様式の比較
グローバルアウトカムモデリングに基づく介入効果の予測ー重回帰分析による検討ー
拡散的思考時の脳構造的結合と行動の相関: 正準相関分析を用いた検討
ストループ課題における神経科学的検討のためのfNIRSを用いた再現実験
Macintosh 喉頭鏡と Pentax AWS の比較についてー挿管時間に与える因子の検討ー
fNIRSを用いた量刑判断時に及ぼす同情の影響の検討
画像生成モデルの潜在空間探索に基づく衣服デザイン生成システム
複数の目的変数に対する縮小ランクRidge回帰ー乳癌データを用いた検討ー
マルチブロックデータに対する次元縮約クラ数値記憶課題における課題呈示方法が前頭葉脳活動に化学物質データベースにおける非劣解集合のスクリーニング
裁判における同情と量刑のfNIRSによる神経科学的評価
認知的努力時の脳機能結合と行動の相関: 正準相関分析を用いた検討

2022年度 修士学位論文審査会

いわゆる修論発表会、終了しました。
発表したM2のみなさんおつかれさま。8名が無事発表しました。

医用画像班 とりあえず終了。
ダーツもとりあえず終了かな。
回帰は力を入れて取り組みましたがちょっとむずかしかったかな・
Topology Data Analysisの進化計算への応用は難しいけれどももうちょっとできるかなと思っています。
趣味にはしったデータの処理もおもしろかったですね。
角膜のパノラマ化も一段落かな。
ケモインフォはもう少し、力を入れてやります。

全体的には一区切りついた研究が多かったように思います。
その分、新しい研究にシフトしていきますね。

28th International Symposium on Artificial Life and Robotics: AROB 2023

1月25日に別府で開催された 28th International Symposium on Artificial Life and Robotics に参加しました。

廣安がchairで下記のセッションを企画しました。
Computational intelligence and cognitive science for human biosignals and human well-being
Chair: Tomoyuki Hiroyasu
Co-Chair: Hiroshi Furutani

発表者は下記の通りです。

OS4-1 Estimation of a treatment effect based on a modified covariate method with L0 norm
Kensuke Tanioka(医情報学科 助教)
OS4-2 Analysis of the sixth wave COVID-19 outbreak in Japan
Hiroshi Furutani(同志社大学)
OS4-3 Generating corneal panoramic images from contact specular microscope images
Yusuke Nagira (M2)
OS4-4 Deep-learning models in medical image analysis: Detection of esophagitis from the Kvasir Dataset
Kyoka Yoshioka (M2)

セッションに参加していただいたみなさんのお陰で、盛り上がった内容になりました。
みなさんの研究が進むと良いですね。

2023年

謹賀新年

コロナを機にずいぶんと研究室の運営が変わりました。
ちょうど、研究室名を、医療情報システム研究室から、「ヒューマンインフォマティクス研究室」 に変更しました。
それまでやっていた多くのイベントを中止もしくは変更しました。
2023年はさらに改変を進めて中身を充実させていきます。

所属のメンバーは頑張っていきましょう。
OBはポジティブブナフィードバックをどしどしください。
みなさんご支援お願いします。

新B3が研究室に配属されました

卒論、修論の作製が佳境ですが新しいB3が28名、研究室に配属されました。
うちの研究室のミッションは、研究を通じて成長すること。
是非、頑張ってもらいたものです。
まずは、研究の建て方、進め方、論文の書き方を学びます。

Demarcation Line Determination for Diagnosis of Gastric Cancer Disease Range Using Unsupervised Machine Learning in Magnifying Narrow-Band Imaging

われわれの新しい論文です。
ながく取り掛かっていたましたがようやく出版できました。

narrow-band imaging (M-NBI)-based 画像に対してがん病変と背景粘膜のデマルケーションラインを、教師なし学習で決定する手法の提案です。

Demarcation Line Determination for Diagnosis of Gastric Cancer Disease Range Using Unsupervised Machine Learning in Magnifying Narrow-Band Imaging

医用画像は精度が重要です。
精度が高い教師データは、優秀なお医者さんしか用意できません。
多くの教師データを用意するのは現実的でしょうか?
また、得られたラインを説明する必要もあります。Deep Learningが大流行ですが、うまくいくでしょうか。
われわれの提案は、教師なし学習です。

2022年度 春学期終了

春学期が終了しました。
まだまだコロナが収束しませんね。6月ごろはちょっと落ち着くと思ったのですが。

久々にIEEE WCCIにて発表しました。
イタリア・パドバに行ってきました。帰国できるかどきどきしましたけどね。

元気な学生募集中です!

IEEE WCCI

Padova/Italy で開催された IEEE/WCCI(CEC)に参加してきました。
https://wcci2022.org/

廣安とM2の戸田さんの参加です。
超 久しぶりの学会参加、海外出張です。
コロナにかかるとかえってこれないのでびびってました。 現地ではだれもマスクつけてないし、べらべら喋りながらご飯たべてたました。
後で聞いたら、会長も副会長も学会終了後、コロナになってたそうです。

Visualization, Clustering, and Graph Generation of Optimization Search Trajectories for Evolutionary Computation Through Topological Data Analysis: Application of the Mapper
戸田さん うまく発表できました。

コロナにはかからなかったのですが、廣安がちょっとミスって長くイタリアに滞在しました。