OHBM2014

2014年6月8日~12日にかけて,ドイツの CCH-Congress Center in
Hamburgにて開催されたOHBM2014に参加致しました.本研究室からは,山本先生,横内先生,木村茜(M2),杉田出弥(M2),將積彩芽(M2),後藤真櫻(M2),早川温子(M2)の7名が参加しました.発表形式はポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.
「The differences of changing task difficulties on brain activities
between high and low score groups」杉田出弥
「Impact of the different degree of attention to the auditory and
visual stimuli」木村茜
「Gender difference in performance and brain function during memorizing
task under influence of sound」將積彩芽
「A study of multiple brain activities during cooperative work by
simultaneous fNIRS measurements」後藤真櫻
「Examination of the proficiency level on skill acquisition using
cerebral blood flow changes」早川温子
無事に5名とも発表を終えることができました.2度目の国際学会だったこともあり,初めての国際学会よりは,緊張することもなく発表できたと思います.ポスターにはそれぞれ何人かの方が足を運んで下さり,貴重な質問や意見を頂くことができました.とても有意義な時間を過ごすことができました.この学会で頂いた質問や意見をモチベーションとし,これからも研究に励んでいきます.
ドイツのハンブルクは治安も良く,夜8時頃まで空も明るかったため長い時間学会への参加や観光をすることができました.
学会参加にあたり,ご指導くださった先生方,またリハーサルに参加して質問や意見をくださった研究班や研究室の皆様本当にありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程宜しくお願い致します.
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【文責:M2 早川】
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ENC2014

ENCに参加しました.
3月23日~28日までアメリカのボストンにて開催されました,55th Experimental Nuclear Magnetic Resonance Conference(ENC)に山本詩子助教が参加しました.
ENCと呼ばれるこの学会は,MRI(磁気共鳴画像法)画像の元となるNMR(核磁気共鳴)現象を利用して,生体内の対象とする組織に含まれる分子の構造や成分を解析することに焦点を当てた学会でした.
日頃はNMRを利用して得た信号をMRI画像として再構成した画像しか扱っていないため,NMRを用いた化学的な分子構造解析はあまり馴染みのないものでしたが,主に水素の原子核のみを計測対象とした計測では得られない情報を,生体内や造影剤に含まれる水以外の原子核を計測対象とすれば得られるということを知りました.
この学会は参加者のほとんどが長年毎年参加していて顔見知りで同窓会的雰囲気が強いそうです.山本は初参加でしたが日本人参加者が少ない学会だったため,日本人の先生方が山本を見つけて学会の雰囲気などを教えてくださいました.
夜にはHospitality sweetという,学会のスポンサーが出資して立食パーティーを行うイベントがあり,山本も1日だけ参加しました.企業の方が商品をどんどん紹介してくるというよりも,学会のメンバーと良い人間関係を作ることを重視しているようでとても良い雰囲気でした.
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【文責:山本先生】

NeuroScience2013

2013年11月9日~13日にアメリカのサンディエゴで開催されたNeuroscience2013にて8名が研究発表を行いました。
発表タイトル
●山本詩子助教「Fiber tractography based on curvature and torsion for fibers
crossing area」
●井上楓彩「Effect of sound pressure level on brain function during memory
task using fNIRS」
●大西夏子「Discussion of brain functional on the effects of color
temperature on sustained attention using functional near-infrared
spectroscopy」
●木村茜「Impact of sustained attention on difference between visual and
auditory stimuli」
●杉田出弥「Effect on brain function in inhibitory control during go/no-go
tasks caused by changes in difficulty」
●早川温子「Brain function imaging using functional near-infrared
spectroscopy for the development of training: A study on ability
differences in stereopsis」
●将積彩芽「Gender differences in influence of sound environments on
performance of the memorizing numerical string task and cerebral blood
flow changes」
●真島希実「Analysis of working memory using the reading span test: Basic
research of regional brain activity on brain cortex using functional
near-infrared spectroscopy」
今回参加した大学院生のみなさんは国際学会で発表するのが初めてで、発表前や初めは自分の研究を英語で伝えることにとても緊張していましたが、発表時間が終わる頃には皆活き活きと自分の研究を紹介し、英語でコミュニケーションすることを楽しんでいました。
どのようにすれば自分の研究を初対面の方に伝えられるか、各自で考えて工夫することができており、学生のみなさんにはとても有意義で貴重な経験になったと思います
学会が開催されたサンディエゴは京都と同じくらいの気温で過ごしやすく、日が暮れても繁華街を歩けるほど安全な町でした。発表を終えた後に学会会場であるコンベンションセンターの屋上から見た夕日は忘れられない感動的なものでした。これからも研究活動に勤しんでいこうという勇気と活力を得られました。
【文責:山本助教】
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BHI 20013

BHI 2013は良かったです。発表の前日に温泉に行ったから、リラックスすることができました。私の前の発表者が二人欠席だったので、私の発表する時に廣安先生はいなかったです。残念でした。色々な国から来た研究者は多かったです。キーノート発表者の発表は面白かったです。一番好きな発表はMarcel A. Just先生でした。先生は、脳は言葉をどのように処理するかを説明しました。ディナーの時にキーノート発表者と話して、美味しい物を食べて、日本の太鼓を聞く事ができました。
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【文責:Blandine】

SMC2013

10/13~16にかけまして、マンチェスターにてIEEE SMC 2013が開催されました。SMCはシステム工学やサイバネティクス、ヒューマンマシンシステムといった分野における新しいアイデアや研究成果、研究ビジョンといったものを研究者が共有することを目的とした学会です。本研究室からは廣安先生、上堀聖史(M2)、関谷駿介(M1)、後藤真櫻(M1)が参加しました。
発表は口頭発表(発表12分・質疑3分)で行いました。
各発表者の発表題目は以下のとおりです。

・Construction of an Interactive System Aims to Extract Expert Knowledge about the Condition Cultured Corneal  Endothelial Cells.
Tomoyuki Hiroyasu, Kiyofumi Uehori, Utako Yamamoto, Misato Tanaka,
・Extracting Rules for Cell Segmentation in Corneal Endothelial Cell Images using GP.
Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Sakito Nunokawa, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, Utako Yamamoto,
・A Preliminary Study of Interaction Effects on Brain Activity during Cooperative Work using fNIRS.
Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Utako Yamamoto, Hisatake Yokouchi
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上堀・関谷が3日目、後藤が4日目に発表しました。3名とも英語での発表は初めてとのことでしたので、発表練習など事前準備をしっかりと行っていきました。本番になるとかなり緊張した様子が伺えましたが、いざ発表になると堂々と話すことができ、また英語での質疑の受け答えもしっかりとできた学生もいました。また自身の発表以外では他の学生や先生方の発表を聞いていました。自分の研究や、自身の研究室で他の方が取り組んでいるものと関連がある研究が多くあったので、これからの研究活動に参考になったのではないかと思います。しかしこういった海外の場で様々な情報を得たり、コミュニケーションをするためには英語能力が大事であると改めて痛感したと同時に、英語スキルを磨きたいというモチベーションにも繋がりました。
この度学会参加にあたり、先生方、学生方には大変お世話になりました。
ありがとうございました。
【文責・M2上堀】

【速報】 SMC2013

IEEE SMC 2013に参加するために、マンチェスター/UKに来ています。
研究室からは下記の3件を発表します。

  • Construction of an Interactive System Aims to Extract Expert Knowledge about the Condition Cultured Corneal Endothelial Cells
    Tomoyuki Hiroyasu, Kiyofumi Uehori, Utako Yamamoto, Misato Tanaka,
  • Extracting Rules for Cell Segmentation in Corneal Endothelial Cell Images using GP
    Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Sakito Nunokawa, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, Utako Yamamoto,
  • A Preliminary Study of Interaction Effects on Brain Activity during Cooperative Work using fNIRS
    Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Utako Yamamoto, Hisatake Yokouchi,

日本に比べて随分寒いです。雨ばかりだし。
料理はおいしいですよね。20年前とは大違いです。
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【速報】 IEEE EMBC2013

IEEE EMBC2013大阪中之島の国際会議場で開催されました。
研究室からは、M1の中村さんがICAと加速度センサを用いたfNIRSデータに対する体動除去手法 というタイトルで発表しました。
特別講演でiPS細胞の山中教授の講演が予定されていましたが、ビデオでした。残念。
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EMBC2013

7月3日から7日にかけて大阪国際会議場にて行われましたEMBC2013に参加しました.
本年度は日本生体医工学会大会と併催されていました.
本研究室からは廣安教授,中村(M1)が参加致しました.
発表題目は以下の通りです.
Method for Removing Motion Artifact from fNIRS Data using ICA and an
Acceleration Sensor
Tomoyuki Hiroyasu,Yuka Nakamura,Hisatake Yokouchi
日曜日の朝8時からという早い時間のセッションでしたが,たくさんの方に発表を聞いていただけました.
はじめての学会,さらに英語での発表ということでとても緊張しましたが,無事に発表を終えることができました.
質問が何もいただけなかったのはとても残念でしたが,セッション終了後に話しかけていただけ,
自分の研究についてアドバイスをいただいたりすることができました.
様々なセッションの発表を聞いたり,いろいろな人と研究についてなどたくさん話すことができたり,
welcome receptionに参加し,海外の方とも仲良くなれたりと,とても勉強になり,
楽しく充実した時間を過ごすことができました.
学会で学んだことを生かし,今後も研究に取り組んでいきたいと思います.
最後になりましたが,学会参加にあたりまして,先生方をはじめ,
研究室の皆様には大変お世話になりました.この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.
ありがとうございました.
【文責:M1 中村】
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Japan-Finland Joint Seminar 2013

日本、フィンランドの2国間 ジョイントセミナーが室蘭工業大学にて開催されました。
廣安が下記の内容で発表しました。
“Explorer Brain Function Mapping using Information and Artificial Intelligence Technologies”
主に数理モデルや最適化手法について議論しました。
今回のセミナーによって、フィンランドについての研究傾向を知るだけでなく、日本の現状についても再確認することができました。
特に、大学進学率については日本は50%程度であり、決して高くないことを知りました。
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セミナー終了後、室蘭の湾内のクルーズに行きました。
鉄工所などの夜景は萌えましたね。美しかったです。寒かったですけど。
tour
ホストいただいた、鈴木先生、渡邉先生に感謝いたします。

DSCN24522012に11/25~11/28(29)の日程で、RSNA(Radiological Society of North America(北米放射線学会)) に行ってきました。
 
 
 
 
RSNAとは


RSNAとは、Radiological Society of North America(北米放射線学会)の略ですが、実態は国際放射線学会と言うべきもので、毎年11月から12月にかけてシカゴで開催される学術集会の外、放射線医療画像のデファクトスタンダードであるDICOM規格の策定に係るなど、世界で最も影響力のある医療団体です。

HPC業界のSuper Computing (SC)とSCと同様に講演会、チュートリアル、ポスター展示、企業展示などなど非常におおきな展示会となっています。 放射線学会なので、X線関連の医療機器、結果などが中心です。
展示会場は、ばかでかい会場でした。通常の設備を倍にしたような大きさです。
ですから毎年、シカゴで行われるのですね。
我々のグループもこの学会で発表できるようにがんばらねばなりません。
各種のオープンソースの話題など非常にためになりました。
【文責】廣安