【第1回研究会】

日時:1994年9月8日(木)午前11時-午後5時

場所:同志社大学工学部機械工学科輪講室(京都府綴喜郡田辺町)

1.(11:00-11:10)開会挨拶

2.(11:10-12:00)1.「超並列計算機nCUBEの概要」

               上野恭三(住商エレクトロニクス)

 独自開発のプロセッサで構築された超並列計算機であるnCUBE2のハード
ウエアおよびソフトウエアのアーキテクチャを中心に解説する.あわせて,アプ
リケーションやユーザ事例,パラレルベンチマークテストのデータなどを紹介す
る.また,nCUBE社で現在開発中である次世代超並列マシンのテクノロジー
についても簡単に触れたい.

(12:00-13:00)昼食休憩,生協食堂を各自ご利用下さい.昼食懇親会でもありま
す.

(昼休みにnCUBE見学を予定しております)

3.(13:00-13:30)「並列最適化法入門(その1)」

               三木光範(同志社大学工学部)

 連続講義とする.最適化問題の解法として提案されている種々の方法について,
並列処理への可能性を検討し,具体的なアルゴリズムを考える.また,実際に並
列プログラムを開発し,並列化の効果を調べる.その1では,並列計算機,並列
処理の概要,微分法,変分法,ラグランジュ乗数法の並列化について考える.

4.(13:30-14:00)「Discrete Computation と Parallel Computers」

               仲町英治(大阪大学工学部)

 固体の非線型動力学解析法として良く利用される動的陽解法,有限要素法およ
び分子生物学の分野で利用されている分子力学,分子動力学は,固体の有限要素
節点および蛋白質分子の原子に関する運動方程式,つまりスカラー方程式を解く
問題に帰着する.このスカラー方程式は並列計算に都合が良いことを示す.そこ
で,この”点”における情報の領域分割,時間空間分割と超並列計算研機との関
係についても言及する.

5.(14:00-15:50)「計算力学のための超並列計算について」

               矢川元基(東京大学工学部)

 固体力学,流体力学などを含む計算力学,特に有限要素法のために有力な超並
列計算とその実例について現状と将来の動向を議論する.

6.(15:50-16:50)出席者自己紹介および研究会の運営に関する討議

 各自A4,1枚の様式自由の自己紹介パンフレットを作成の上,40部ご持参
下さい.

7.(16:50-17:00)閉会挨拶