【第2回研究会】

日時:1994年12月16日(金)午前10時25分-午後5時

場所:大阪市立大学文化交流センターホール(大阪駅前第3ビル16階)(大阪
市北区梅田)

1.(10:25-10:30)開会挨拶

2.(10:30-11:10)「高並列コンピュータ AP1000 のアーキテクチャ」

               池坂守夫(富士通研究所)

 高並列コンピュ-タAP1000は,アプリケ-ションを動かしたときの実行性能を
飛躍的に向上させることを目指して設計した.特に,AP1000の特徴を示す通信ハ
-ド機構すなわち低レイテンシと高スル-プットを実現する通信機構について紹
介する.合わせて,並列ソフトウェア開発環境についても紹介する.

3.(11:10-11:50)「CONVEX EXEMPLAR の基本設計思想」

               小山 隆(日本コンベックスコンピュ-タ)

 EXEMPLARは,共有メモリ・プログラミングパラダイムを基本とする並列コンピ
ュータシステムである.ここでは,EXEMPLARのシステム概要と上記プログラミン
グパラダイムを実現するためのキャッシュコヒ-レシン・メカニズムやメモリク
ラスの概念,コンパイラ最適化の概要及びプログラミング環境等について述べる.

4.(12:50-13:20)「並列最適化法入門(その2)」

               三木光範(同志社大学工学部)

 前回は最適化問題と超並列計算機について概説を行った.今回は並列探索に焦
点を当て,コンカレントサーチ,ランダムサーチ,シミュレーテッドアニーリン
グなどの技法と並列化について述べる.

5.(13:20-14:50)「超並列ア-キテクチャ」

               富田眞治(京都大学工学部)

 超並列処理のためのプロセッサ技術,メモリ技術,相互結合網について概説し,
将来展望について述べる.

 休憩

6.(15:00-16:30)「CFDにおける並列計算の動向」

               里深信行(京都工芸繊維大学)

 領域分割法によるオイラー方程式やストークス方程式の並列計算の結果やPV
Mによるワークステーションクラスタ上での並列計算における動的負荷分散の方
法など,最近の並列計算の動向を紹介する.

7.(16:30-16:55)討議

8.(16:55-17:00)閉会挨拶