第18回 超並列計算研究会

第18回 超並列計算研究会が下記の通り開催されました。

  • 日時: 2000年5月10日(水)午後1時から5時
  • 場所: 日本原子力研究所関西研究所寝屋川事務所
        大阪府寝屋川市三井南町25−1(京阪電鉄「香里園」駅下車,バス10分)
  • プログラム
  1. 13:00-13:10
    挨拶 超並列計算研究会代表 三木光範(同志社大学工学部知識工学科)
  2. 13:10-13:50
    「1600CPUを用いた超並列計算とその現状」
    上島 豊,荒川 拓也,中川 圭介(日本原子力研究所)
    概要:並列化技法,機能分散制御機構,自動解析システムなどを構築し,1600個の計 算用CPUを持つ,原研関西研究所の超並列計算機Paragon,ファイルサーバ,GWS等を 連携動作させることで,超大規模のシミュレーションによる研究を実際にできるよう にした.
  3. 13:50-14:30
    「高強度レーザーパルスのガス中における自己集束及び伝播についての自己組織的臨
    界モデル」
    James Koga(日本原子力研究所)
    概要:空気中における短パルスレーザー伝播の最近の実験では歪曲が少ないあるいは全く無い長距離伝播(12キロまで)が観測された.本研究では,この長距離伝播に対して,砂山のなだれモデル(自己組織的臨界モデル)を修正したモデルを示す.こ こでは,砂山のなだれモデルに拡散項としての回折,プラズマ生成及び非線形屈折率 による自己集束が加えた.この簡単なモデルの結果を示し,実験との比較を行う.
  4. 14:30-15:00
    「ローエンドPCを用いたPCクラスタの構築」
    増田景一 坂上仁志 高橋豐(姫路工業大学工学部情報工学科)
    概要:ローエンドのPCに用いられる安価な構成部品を用いて,システム全体の価格を 抑える事を追求したディスクレス・ノードによるPCクラスタを構築したので報告する .
  5. 15:00-15:15
    休憩
  6. 15:15-15:45
    「PCクラスタ超入門(2) PCクラスタにおけるジョブマネージメントシステムDQSの紹介」
    吉田 純一,廣安 知之, 三木 光範(同志社大学工学部知識工学科)
    概要:PCクラスタはコストパフォーマンスの高い並列計算機として注目を集めている .しかしながら,その計算性能を最大限に発揮するためにはリソースの管理やジョブ の管理などが必要になる.本発表ではPCクラスタにおいてどのようなジョブ管理が必 要となるのかについて分かりやすく解説するとともに,代表的な ジョブマネージメ ントシステムのひとつである DQS( Distributed Queueing System )を紹介する.
  7. 15:45-16:15
    「 ChronoStar(クロノスター)テラバイト級情報管理システムの紹介 」
    森 吉弘 (株式会社クボタ 電子技術センター)
    概要:テラバイト級データを扱えるドキュメント管理システムを紹介します. ChronoStar は形態の異なる情報を同一のオブジェクトとして管理します(非定形情 報管理).入力はドラッグ&ドロップで優れたGUIを有し,入力された情報は非定形 情報管理のためデータベースの定義などの面倒な準備も不要です.
  8. 16:15-17:00
    見学(日本原子力研究所 関西研究所 寝屋川事務所 光量子専用計算機システム)
    概要:光量子専用計算機システムはParagon XP/S-75MP834,VPP300/12,S-4/1000( File Server),画像ServerをFDDIおよびHIPPI,10basse5でネットワーク化したもの で,平成8年3月に整備され,現在に至っています.スカラ超並列計算機 Paragonは, 120Gflops,VPPは26Gflopsの処理性能があります.Paragonなついては,大規模数値計 算コードの開発,シミュレーションを考えて運用され,分割した運用でなく,800PE を一人で使うことがてきるような運用形態をとっています.そして,流体,粒子,原 子過程等のシミュレーションを行っています.

お礼

このたびは第18回超並列計算研究会を貴研究所で開催させていただくことができ,まことに有り難うございました.厚く御礼申し上げます.


会場設営につきましてはプロジェクターのご準備や,飲み物のご準備を賜り,まこと に有り難うございました.また,ご講演と研究所のご案内を賜り,まことに有り難う ございました.みなさまの格別のご配慮により,研究会は成功裏に終了いたしました .このご厚意に研究会として謝礼を用意いたしましたが,公務員としてご辞退いただ き,研究会として格別のご厚意に感謝申し上げたいと思います.有り難うございまし た.

これを機会に,今後は超並列計算研究会の活動に関してみなさまのご協力をいただき たく,なにとぞ宜しくお願い申し上げます.


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