第32回 超並列計算研究会

第32回の超並列計算研究会が下記の通り開催されました.

  • 日時: 2002年12月5日(木)午後1時半から5時半まで
  • 場所:同志社大学 知能情報センター(610-0321 京都府京田辺市多々羅都谷1-3)
  • 特集:Top500
  • 概要:今回は計算機の計算速度ランキングで有名なTop500に挑戦した日本の代表的PCクラスタの製作やチューニングに関する技術的な話を中心に自作PCクラスタの話題を集めました。
  • プログラム:

    1.同志社大学のXeniaクラスタ  

    IBMのIntellistation Xeon 2.4 GHzを128プロセッサ用い,インターコネクト装置としてMyrinet2000を用いたPCクラスタはLinpack性能として323 GFlopsを出すことができました。ボルチモアで開催されているSuperComputing 2002の会場でランキングが発表され195位となりました。このクラスタの製作,調整,そして応用などについて発表して頂きました。

    話題提供者:  

    三木光範(同志社大学工学部知識工学科)   

    児玉憲造(同志社大学大学院修士課程)

    釘井睦和(同志社大学学部生)

    2.本田技研のクラスタ  

    今年6月にTop500に挑戦し,412位という素晴らしい成績を出したPentium 4, 98プロセッサ,ギガビットイーサネットを用いたPCクラスタは,この10月にプロセッサを140に増強し,219 GFlopsを出し,最新のTop500で341位を獲得しました。このクラスタの製作,調整,応用の苦労話をしていただきました。

     高藤様からのコメント:

    副題:「3000万円で挑戦するTOP500」

     PC業界でのDFS(de facto standard)を積極的に用いることで低予算でのPCクラスターの構築を行った際の内容です。この応用で学校のPC教育ルームや企業のコンピュータ教育ルーム等で数十台以上の規模でPCを設置される方、多少の予算追加と構築への意欲でTOP500も夢では無いかもしれません。

    話題提供者:  

    高藤 圭一郎((株)本田技術研究所 和光基礎技術研究センター)

    3.東工大のPCクラスタ  

    皆さんが良くご存じの日本最速のPCクラスタです。今回のTop500では68位 760 GFlopsという驚異的性能を示しました。AMDのAthlonを496個並べたもので,このクラスタの製作,調整,応用の話をして頂こうと思っています。また,Linpackの性能を高めるための解析手法についてもお話しをして頂きました。

    話題提供者:  

    松岡 聡(東京工業大学 学術国際情報センター)

    4.Xeniaクラスタの見学  

    同志社大学知能情報センターに設置されたXeniaクラスタの 見学,その他のPCクラスタ

    追記:今回の超並列計算研究会は同志社大学学術フロンティア 「知能情報科学とその応用」研究プロジェクトとの共催です。


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