まず関西大学の100周年記念会館を見て,その大きさと綺麗さに驚き,緊張が増しました.もちろん私は,学会で発表するどころか,学会での発表を聞くこと自体初めてでした.何もかもよくわからず,張り詰めた空気の中で自分がどうすればいいのかわからずに不安でしたが,学会を指揮ってらっしゃった先生方が時々声をかけてくださったりして,だんだん緊張は解けて行きました.
発表を聞いていて勉強になったことは,発表の内容はお恥ずかしい話,難しすぎて理解することはほとんどできませんでしたが,質疑応答の質問が大学での質問とは少し違うと言うことに気づきました.それは,研究を将来性を含めて考える,ということです.大学では,あまり将来性に関する質問は出ませんが,学会では非常に頻繁に将来性についての質問が出ていました.これは,研究をするにあたって,実際非常に重要なことであり,切り離して考えられないことだ,と知ることができました.
自分の発表に関しては,始める前にパソコンが上手く立ち上がらない,というトラブルに見まわれましたが,逆にそれで緊張が飛んで行きました.発表するということだけにに関して言うと,まぁまぁのできだったと思います.しかし,質疑応答のときにしっかり自分で質問に答えることができなかったことを後悔しています.質疑は,その時までどんな質問がでるのか予想できないので,その場で自分の考えをぱっとまとめて答える,ということをしなければなりません.今回出た質問は,CD-ROMの将来性に関することであり,そのような質問がでるとは実際思ってもいなかったため戸惑い,全く答えることができませんでした.
最初,「学会エントリーしといたから.」と廣安先生に告げられたときは,本当に愕然としました.しかし,終わってみると学生ではそうできない経験をさせてもらった,と感謝の気持ちに変わりました.また,この学会で発表したことで,自分のあと2ヶ月の研究に関する見方も変わりましたし,もっと自信を持って質問に答えられるような研究をしないといけない,とも思うことができました.