学会参加報告
| 報告者 | 實田 健 |
| 参加学会名 | Second International Workshop on Intelligent Systems Design and Applications 2002 |
| 日程 | 2002/08/07-2002/08/08 (発表は2002/08/08) |
| 場所 | 830 Westview Drive Morehouse College Atlanta, Georgia 30314,USA |
| 発表論文 | Temperature Parallel Simulated Annealing with Adaptive Neighborhood for Continuous Optimization Problem |
| 論文集名 | Computational Intelligence and Applications(2002) p.p.149-154 |
| 著者 | 三木光範,廣安知之,笠井誠之,小野景子,實田健 |
| 概要 | 本発表では,並列計算機を用いて組み合わせ最適化問題を解く場合に有効な並列アルゴリズムの1つである温度並列シミュレーテッドアニーリング(TPSA)を,連続変数最適化問題に応用するために,適応的近傍を持つTPSAを提案した.この手法は,連続設計変数空間に適用されたCoranaのSAとTPSAのハイブリッドな手法であり,各プロセス(プロセッサ)が担当する各温度において,受理率が一定となるような解摂動を行う.この仕組みによって,各プロセッサにおいて関数の景観に適応した探索が行われ,温度並列SAの探索性能を大幅に向上させる.並列計算機としてPCクラスタを用い,3つの代表的なテスト関数に適用した結果,適応的近傍のメカニズムは逐次SAでは効果が少なかったが,TPSAでは非常に有効に働くことがわかった. |
◇質疑応答
| Q:最適解の値 | A:最適解の値は0であり,エネルギー推移のグラフでは下に行くほど良い値が得られていることを示している |
| Q:SAとTPSA/ANの比較について |
A:TPSA/ANの方が良好な結果が得られている.TPSA/ANでは32並列で計算しているため各プロセスの探索数は通常のSAの1/32となっている. |
◇感想
今回の学会は私自身初めての海外発表となりました.研究内容自体は1期生の笠井さんが取り組んでいたものであり,それを英語で発表するという形になりました.リハーサルでは英語がまったく話せませんでしたが,リハーサルで受けた指示のおかげで発表は無事に行うことが出来ました.ただ質疑の場面で出た質問を聞き取ることが出来なかったり,他の研究者の発表を聞き取ることが出来ず,リスニングの能力不足を痛感しました.これらの経験は私にとって大変有意義なものとなり,今後海外発表を行う場合などでもこの経験が生かされると思います.
また三木先生,上浦二郎さん,小野景子さんと6泊8日の行程をともにし,海外の観光地やアミューズメントパークを訪れたことはとても楽しく,思い出深い旅行となりました.
左:発表の様子 右:発表を終えた後の記念写真(左から實田,上浦さん,小野さん)