第41回MPS研究会参加報告
- 集中多段交叉を用いた並列分散遺伝的アルゴリズムによる離散的最適化問題の解法
- 水田 伯典, 三木 光範, 廣安 知之
- Takanori MIZUTA, Mitsunori MIKI and Tomoyuki HIROYASU
- MPS研究会講演論文集, Vol.41, pp. 9-12, 2002
- 2002/9/20
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参加報告
研究集会の詳細
今回参加したのは第41回MPS研究会です.平成14年9月20日,MPS研究会は問題の数理的把握とモデル化及びその有効な解決手法の開発に関する研究を中心とする内容を扱っており,情報処理学会と比較して専門分野の方々が多いのが特徴といえます.今回の研究会においても最適化や処理の高速化などの報告が多くみられました.
発表の概要
今回は「集中多段交叉を用いた並列分散遺伝的アルゴリズムによる離散的最適化問題の解法」と題して発表を行いました.分散遺伝的アルゴリズム(DGA)は,連続最適化問題においてはこれまでの研究から単一母集団のGAよりも高い性能を示すことが分かっていますが,離散的最適化問題における性能の調査は少なく,また性能がそれほど高くありません.そこで,今回の発表では,離散的最適化問題の中でも困難な問題の1つである,ジョブショップスケジューリング問題(JSP)におけるDGAの性能を検証し,その結果から,DGAを用いて離散的最適化問題を解く際に高い性能を発揮する新手法の提案,性能の評価を行いました.その結果,提案する新手法は通常のDGAよりも高い性能を示すことが分かりました.
感 想
函館市は非常に開かれた港町として栄えており,また幕末の開港によって異文化が取り入れられているという,側面を持った街でもあります.函館山からの夜景は非常に美しく夕方から夜にかけては非常に多くの観光客でにぎわっています.
会場の函館未来大学は,函館駅など市街地から車で約30分の山中にありましたが,施設の中は非常に開放的でした.特に,全面ガラス張りによる透明感,5階から1階までがすべて見渡せるスペース,建物内はすべて無線LAN使用可能であるなど未来大学の名に恥じない作りになっていました.
外からの未来大学
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入り口を入ったところ(ここが3階)
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4階からの風景
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1階からの風景
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研究会では,私の講演以外にもGAに関する報告があり,環境分散GAを用いた並列化モデルの研究がエージェントに組み込まれたモデルが報告されるなど,我々の研究室の研究報告が他の研究室にも注目されていることを知ることができました.また,発表後の質問では,並列化効率についての質問が2件あり,専門分野における研究をされている方が非常に多い研究会であることを知ることができました.