2003年1月の報告

1月の前半は個人的には体調がすぐれずあまり良い期間ではありませんでした.

こちらでは新学期がはじまり,いろいろとあたしく動いていくという時期でした.多くの新メンバーがやってきて,部屋の構成も変更がありました.

私も,一人部屋に移動です.

仕事ははかどるのですが,いかんせん,英語に接する機会がまったくありません.

これは実験系ではないし,しょうがないことですんね.

ノックスビルは寒いと聞いていたのですが,これほど寒いとはおもいませんでした.今年は特に寒かったようです.

1年に1度降るかふらないかという雪が何度もふりました.

そして,1月には大雪が降り,幼稚園や保育園なども休講となりました.

新年に入ってT君がこちらにやってきました.

思った以上にスムーズにことが運びよかったです.

そして何より,彼がこちらにいて,私も便利ですし,博士論文の話も簡単にできます.

中旬にはニューヨークの郊外にある,IBMワトソン研究所にいきました.クラスタの話,並列プログラムの話,Blue Geneなどの話など,非常に興味深い話がきけました.

こちらの研究にも興味を持ってもらえるように今後やっていかなければなりません.

準備していたMPSシンポジウムがいよいよ開催されました.この開催もここ1年間 力を使ってきたものです.当日,どうなっているのかどうかわからないというのは辛いものがありました.

いろいろと事件はおこりますが,韓国から発生したウイルスでネット速度が世界的に落ちたりもしました.


修論の指導はやはり,遠隔ではなかなか難しいものがありました.しかしながら,結果としてはまあまあではないでしょうか.

ほぼ全員が国際会議で発表し,Sは論文3本,Jは論文2本をつくりました.

けれども,力が分散して主要な会議で発表できなかったり,経費がかかりすぎと指摘されていますので,今後は,主要な会議のみで発表するようにしたいと思っています.

論文やペーパー関連は以下の通りです.

OのSACSISとACSの論文を作成.

2種類のGECCO用のペーパーを作成し,投稿.

1月は以上です.