児童に突っ込む車

老人がいくつまで運転してもよいかは大問題。車をとりあげたらどこにも行けなくなるひともいるから。
「横断中」の旗に車止まらず、児童2人はねる

15日午前8時頃、千葉県習志野市谷津の市立谷津小学校の正門前で、登校中の児童7人が横断歩道を渡ろうとしたところに乗用車が突っ込み、9歳と8歳の2人がはねられた。
 救急車で病院に搬送されたが、いずれも膝や肘を打つ軽傷。習志野署は、乗用車を運転していた同市鷺沼、自営業井島幸三容疑者(72)を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕した。
 発表などによると、事故にあったのは女児6人と男児1人で、信号が青に変わって横断しようとした直後、事故にあった。交通安全のボランティアが、「横断中」と書かれた黄色い旗を車道に差し出していたといい、事故を目撃した交通安全ボランティアの男性(74)は、「旗が出ているのに、車は止まらずに子供にぶつかってきた」と話した。
 現場は、JR総武線の津田沼駅から南西に約1キロ離れた住宅街にある見通しの良い直線道路。事故直後、学校の教諭らが事故で倒れた児童を救護したり、ほかの児童を校内に誘導したりして一時騒然とした。
(2011年12月15日11時57分 読売新聞)

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