世界最速の仲間入りを果たす、中国製スーパーコンピュータ

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今年のスーパーコンピュータ業界はなんだかすごい.
現在のリストは
– Earth Simulator Center 35860
– Los Alamos National Laboratory 13880
– Virginia Tech 10280
– NCSA 9819
この記事からまとめてみると
すでにあるもの
– Dawning 4000A 中国 10TFlops強
– California Digital ローレンス・リバモア国立研究所 「Thunder」 Itanium 2 プロセッサ4000基以上 19.9Flops
– ロスアラモス国立研究所 Linux Networx製 「Lightning」 10Tflops強
11月まで
– サンディア国立研究所 Cray 「Red Storm」 40TFlops 強
来年の6月まで
– オークリッジ国立研究所 Cray製 X1 50TFlops
来年の11月まで
– ローレンス・リバモア研究所 IBMの Blue Gene/L 2005年 360TFlops
今年の日本の新しいスパコンは
– 理研 8TFlops
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2004/040421/
– 産総研 AIST スーパークラスタ 6.15TFlops
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040511k0000m040063000c.html
– 京都大学 8TFlops?
なので,今年の11月のリストで,新しいクラスタを作ったのにもかかわらず10位内に入っていない可能性がある.
これは由々しき問題でないかい?
やはり値段的には実効性能が10TFlops強が必要だったように思える.
さらに,日本の5位は
2000/11 492GFlops
2001/11 790.7GFlops
2002/11 982GFlops
2003/11 1192GFlops
と推移していて,このままいくと2004/11は1.5Flopsあれば5位になれる.
世界の移り変わりと日本の興味のなさが手に取るようにわかる.
そこが僕らの付け入るすきなのかも.
さらに100位以内のマシンを作ろうと思ったら,前の年の40位くらいのマシンが必要のようである.
2000/11 447GFlops
2001/11 618.3GFlops
2002/11 1166GFlops
2003/11 1849GFlops
今年の11月のリストで100位に入るには実行性能で1.8Tは必須.
40位は多分2.5TFlopsくらいか.
うーむ.