昨日,ある学生とミーティングしていて,なんだかしんみりしてしまった.
おおげさに言えばその学生は,いきたくなかったイベントに行ってハッピーになるツールを作ろうとしている.
その彼の最初の戦略が,メイリングリストのように全体から個人を誘うのではなくて,個人が個人を誘うというもの.
最初,僕はだめじゃんそのシステムはと思ってしまった.
だって,僕がさそってもこないじゃん.
でも,彼の言い分だと,個人で誘うと誘われたから来る場合もあるし,来ない場合もあるんだな.
ふーん.
きっと彼の人生は,もてもて人生だな.
それに対して,僕の人生はふられ男.
個人的に誘っても断られることが多いし,誘ってそのイベントがつまんなかったりしたらもうその責任でおしつぶされそうだぜ.
greeがはやっているらしいのだが,そのはやっている理由に,「誘い」というのがあるのだが,僕はそれがそんなに重要だとは思っていなかった.宣伝や認証の意味があるのかと思っていた.
だからgreeの魅力をそのシステムに探そうとしていたし,今もしている.
でもその「誘い」自体が意味があるのかも.
もてない男にはよくわからんね.
電車男の方が親近感がある.
しかし,「誘い」に意味があるのだとしたら,日本の学界はやばいぞ.
誘いのシステムがないからな.