2050年

2050年はどんなことになっているか、考えることで、少し逃避してみた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/2050%E5%B9%B4%E4%BB%A3

30年以上後のことなんて、わかりっこないので、その当たりについては好き勝手なこと言えるのではなかろうか。月でWCCIがあるとか。
Wikipediaには、日本代表がワールドカップで優勝なんて書いてある。軌道エレベータが完成し、人工知能を持つ人型ロボットチームがワールドカップ優勝チームに勝つ なんてことも書いてあるのだな。
一方、わかること。2つ。
1) 人口
世界の人口は20億人くらい増えて90億人らしい。「しだいに増加幅は縮小していく。」となっているので、世界的に人口減少と高齢化が進むのであろう。
日本は 9,515万人。高齢化率は20%から40%らしい。
http://blogs.itmedia.co.jp/business20/2011/02/3000-2eb8.html
一番やばいのは、生産年齢人口は、4,930万人(51.8%)だ。今の構成では、大学も企業ももたんな。
同志社大学は存続できるのか?
もっとも考えられるのは日本のほとんどの市町村が過疎化していく。東京だけ活発なのかもしれない。もしかしたら、東京が高齢化が進みすぎて、他の千葉とか横浜だけが生き残るかも。
ライフラインを全国で維持するには、人も金も足りないだろう。
廃墟増えるだろうな。
しかし、意外とこの頃になってくると、人口減少に慣れているかもしれない。日本のあちこちは廃墟&未開の土地みたいになるけれどもそれでも楽しいかも。
残念ながら、世界の最先端のライフラインを構築するのは無理だろうな。古い技術で生きていそうだ。
2)ムーアの法則
ムーアの法則が通用するのは2021年までらしい。
http://japan.zdnet.com/article/35086658/
意外と早いな。
未来予想をするときに、Top 500のスケールの話をよく使うのだが、そうなると急ブレーキだ。
シンギュラリティどころではない。
PEZYはどこまで頑張れるのだろう?
量子コンピュータやDNAコンピュータができるかもしれないけれど、アルゴリズムの実装ができなさそう。チューリングマシン的な脱シリコン的計算機できないかな?
怖いのは、今の若者みてたら、経済的にもそうだけれども、やる気と精神力から、ますます2極化しそうなこと。
日本は現在 比較的安全だが、危険が増しそう。
それから、中国や北朝鮮で現在 開発されている色んなものが古くなり、ゴミの問題が健在化しそう。
どうなっちゃうんだろうな。
技術的に、死ぬ年齢が遅くなるかもしれないが、そうなると痴呆の問題はますます大きな問題になりそう。
脳を取り替えるとこまではいかないかもしれないが、30年もすると両手、両足くらいは機械化するかもな。
まとめ:
人口は減るわけで、生産性を上げていく圧力と傾向はますます顕著となり、技術もそれに関連したものになるだろう。
2050年までにシリコンの大きな停滞が起こる(すでに起こっている)のでそれに関連した大きなジャンプがあるだろう。
老人の介護、未病、予防、リハビリなどへの対応する圧力と傾向はますます顕著となるだろうから、技術もそれに関連したものになるだろう。
人口から見ると、日本は明治時代に近づくわけで、お祭り的な技術ではなくて、穏やかな静かな技術が発展するような気がする。