進化計算シンポジウム2007

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進化計算シンポジウム 2007が暮れも押し迫った12月27日(木)-28日(金)に洞爺湖 洞爺パークホテル天翔にて開催された.
 これまで,日本において,進化計算に関連した研究を行っている研究者は非常に多かったのであるが,いくつもの学会に分かれてそれぞれが活動していて,なかなか日本にて集まって議論する場が見つからなかった.GECCOなどへ行くと非常によい研究を皆がしているが,もちろん主流になりずらくいらしたものである.そこで,学会横断的に,議論のできる場ができたらよいという発想を基に進化計算研究会ができた.主査は東工大の小林先生.ほぼ,主たる進化計算に関連した先生方に登録してもらった.
 この研究会の初めてのシンポジウムが,進化計算シンポジウム2007だ.なかなか皆が集まる時間がなくて,本当に年末になってしまった.しかもアナウンスがとても遅くて,小林先生を呼んでおいて5名くらいしか集まらなかったどうしようとあわてたものであった.
 しかしながら,ふたを開けてみると,60名を超える先生方に参加していただいた.本当に感謝したい.会場は,室蘭工大の渡邊先生に手配していただき,立派な場所が借りられた.
 予想通り,熱い議論が繰り広げられた.本当にメンツが濃い.主要研究者の集まりに圧倒される.しかし,予想以上の参加で,プログラムがタイトになり,質問に時間がとれなかったのが残念であった.8時過ぎまで会議で,懇親会に続く.その後も,2次会とつづき,非常に楽しいシンポジウムであった.
 このように大成功なシンポジウムであった.しかし,前述した通り,ちょっと準備がきちんとできず,大慌てな面が多々見られた.そのため,もう少し,準備を行ってから,再度挑戦ということになった.場所も北海道.廣安も渡邉先生も頑張る方向で.
 来年度もみなさん よろしくお願いします.