Evernoteを使ってマイクロソフト想う

例えば 最高のオンラインメモツールとしてのEvernote:[mi]みたいもん!
ローカルで書いたメモがウェブサービスとシンクロしてデータを保存する.windows用もMac用もモバイル用のローカルアプリが用意されているのでどこでも同じファイルが見える.
どうしてこういうの気づかなかったんだろうか.
あまりにgoogleの勢いがすごすぎて,あっち側のサービスばかり気になっていたよ.でもどこでもWIFIにつながる状況なんてありえないわけだから,どうしてもローカルなアプリケーションに頼ってしまうよな.
でもそうするとバックアップのこととか,複数台のマシンの互換性とかいろいろ問題が発生するわけだが,見事にこの仕組みはそれらを解決している.
RandomNoteが出たときに,非常に未来を感じた.検索を利用することで,ページを動的に生成していく.ページという概念が変わる気になった.その後,マイクロソフトのOneNoteに乗り換えた.検索機能が強化されたのと,Outlookとうまく連携していたからだ.そして,今回のEverNote.どうしよか悩んでいる.データの互換性がないからだ.
ローカルなアプリケーションと言えば,ワードだ.マイクロソフトだ.ワードもEverNoteのように,ウェブサービスと協力に連携してくれると非常に便利なのにな.最近のマイクロソフトはいろんな面白いアプリケーションを次々と出してきている.もしくは,おもしろい企業を買収している.Grooveもおもしろいし,Windows Server 2008も性能が良さそうだし,Home Serverもおもしろい.さらにWindows Liveもがんばっている感はある.でも,もっともっといろいろできるような気がする.やはり,会社が大きすぎて,それぞれのサービスとソフトの開発が縦割りになっているのか?もっともっと連携していろいろなことができるはずなのに.それぞれのアプリとサービスのAPIをこれからますますオープンに公開して,連携部分については,第3者が積極的に作れるようにするのが手かもしれない.先ほど述べたように,マイクロソフトだけだと,どうしても限界が会社内にあるようだからだ.
そのときに,問題となるのが,ライセンスだろうな.もうすこし,ライセンスの登録・活用を一括で行えるようにしなければならないのかも.ワードとエクセルとWindows Liveの一サービスの連携部分は,第3者が作ってオープンにするとして,ワードとエクセルの正規ユーザだけがそのサービスを利用できるようにするとか.
いずれにしても,ローカルなアプリケーションの重要性が,EverNoteによって再確認されている.いや,ウェブ側でのサービスと連携することにより,ローカルなアプリケーションを持っているものが強いということかな.いずれにしても,yahooを買収している場合ではなくて,マイクロソフトの強みを生かして面白いものができる仕組みが必要だし,それができるポテンシャルがあることも確認されたというようことをEverNoteを使って考えたりした.