Yomiuri Online
羽生棋士を被験者にしたfMRIを使った実験。
まず、将棋の盤面で「序盤」「終盤」といった局面を瞬間的に見せ、状況をどう把握するか探った。この時、プロでは、視覚に関係する大脳の「楔前部
けつぜんぶ
」が、アマの約3倍強く反応した。
続いて、詰め将棋の盤面を1秒間見せた後、次の一手を2秒以内に回答してもらうと、プロでは大脳の「尾状核
びじょうかく
」が活発に働き、より活発な棋士ほど正答率が高かった。アマはほとんど活動しなかった。尾状核は、長年の訓練に基づく習慣的な行動に関係があることが知られている。
(2011年1月21日11時59分 読売新聞)
うちには、fNIRSもfMRIもあるので同様の実験ができるのだ。