googleには我々のもとに帰って来て欲しい

もう自分自身も研究室も関連している学会も大きくgoogleに依存している。
だけれども一方で、Google Waveやらgoogle +やらで大きく迷走しているようにも見える。APIの使い勝手も昔ほどではなくて、やたら課金されてひどいことになっている。
1998年にgoogleの検索が出てきたときは、確かにぼくらのためのツールであった。
埋もれたウェブの情報の中から的確にページを選択してくれて非常に驚いた。
gmailがなければ、iPhoneの成功やsmart phone の普及もなったかと強く信じている。
でもなんだか今のgoogleはfacebookに戦いを挑んで僕らとは離れていっているように思えるのである。
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ここに各サービスを提供している会社は、それぞれ誰を相手にしているのかという話しが書いてある。
googleは最初は、我々個人を相手にしていた。だから、”don’t be evil“という標語を我々も信じることができたが、今はその相手が、広告主になってしまっている。
だから、広告主に対してはevilではなくても、我々個人に対してはevilになることもあるだろう。
そんなにソーシャルが重要なのだろうか。個人に向き合った結果、得られる収入では満足できないものなのであろうか。
今、我々 個人に向き合うシステムやらツールは不十分で、まだまだ、googleの出番は多いと思う。
だけれども、そのためには、広告主を意識して会社の運営をするのではなくて、再度、我々の個人をまず意識した運営をしてもらう必要があるのだと思う。
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IT Media
こういうのは大歓迎だ。
他のシステムの後追いだけでなくて、googleだからこそできる個人向けのイノベーションってまだまだあるんだと思う。
そして、個人向けの”don’t be evil”を思い出してほしい。
そうでなければ、いつgoogleから抜け出すのか考え始めなければならないから。