生物がきらいできらいで。
まず、覚えないといけないことが多すぎてきらいでした。
それから、スケッチがまるでダメ。どうしてこんなにできないのだろうというほどダメでした。
そのため、中1のときに、「生物は捨てよう」と覚悟したのを今でも覚えています。
それが、今では所属が生命医科学部ですから人生わからんもんです。
でも、科目として生物はきらいだったのですが、生物への興味というのはずっとあったんですよね。
たとえば、プラナリア。
切っても切っても復元するのですよね。
頭としっぽがちゃんと。
どうしてそんなふうに復元できるのか。試験のときに出て考えさせられたのを今でも覚えています。
そのときに、生物っておもしろいなあという気持ちになったのを今でも忘れません。
たぶん、先生がよかったのでしょう。
倉光誠一先生です。
科目がきらいでも生物がきらいにはならなかったのは先生のお人柄ではないかと今では思います。
1月26日に心筋梗塞で倒れられ、お亡くなったそうです。81歳だったそうです。
ご冥福をお祈りします。ありがとうございました。