機械がヒトを脅かすとき

人工知能を取り扱った映画『トランセンデンス』が公開間近である。

『トランセンデンス』(原題: Transcendence)は、ウォーリー・フィスター監督、ジャック・パグレン脚本による2014年のイギリス・中国・アメリカ合衆国のSFスリラー映画である。人工知能と化した科学者の姿を通して、行き過ぎたテクノロジーがもたらす危機を描いている。

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映画とは別に、機械がヒトの生活を脅かすという点で議論も最近行われている。

機械が人間の生活を脅かすことはこれまでに幾度もあった。
産業革命のころとか、コンピュータの発達とかなんやらかんやら。
可能な計算量が増えて、そろそろ飛躍的な変化が近いことをいろんな人が感じている。それが人工知能ではないかというのが一つのアイディアである。
自分の仕事や人間としての尊厳を損ねないのかというのがポイントであろう。
よくよく考えないといけないところだ。
一方、想定してないことで、人を変えてしまうことがある。
実はそっちのほうが問題なのではなかろうか。
最近でいえば、インターネットとスマートフォンのテクノロジは全世界的に人の生活や生き方、考えて方を変えている。
そこのところはあんまり問題にする人はいないのだが、ある意味、人の堕落や破滅に導いている側面もあろう。
想定してなかったり、直接感じられなさそうなのだが、非常に大きく影響を与える技術。実はこれを本当に考えておかなければならいことだと思う。