第93回 日本消化器内視鏡学会総会

2017年5月11日(木)〜5月13日(土)の日程で、第93回 日本消化器内視鏡学会総会 が 大阪国際会議場(グランキューブ大阪)およびリーガロイヤルホテルで開催されました。
表記の学会に参加しました。研究室からは

  • O074-1. 胃部 LCI 内視鏡画像を用いた Hp 感染識別アルゴリズムの構築 同志社大学大学院 生命医科学研究科 岡田 雄斗
  • P-209. 胃部 NBI 内視鏡画像を用いた病変部位の自動推定 同志社大学大学院 生命医科学研究科 石田 直也

の2名の学生が発表しました。いずれも朝日大学歯学部附属村上記念病院の八木先生、本学の市川先生との共同研究の成果です。2008年に生命医科学部が立ち上がったときに、非常に苦労したのが、医学系の研究を立ち上げることでした。何人かの先生にご相談したのですが、なかなかうまくいかず、ようやく市川先生にご紹介していただいた八木先生との共同研究が成果を生み、本当に感無量であり、感謝です。
 非常に大きな学会で多くの内視鏡にかかわる先生方一同に会されていました。レジストレーションする機械からいつもの学会ではみなれないものばかりで驚きました。お昼にはランチセミナーがありお弁当が出たのですが、そちらは期待したほどでもなかったですが。学会の発表は臨床の紹介が多く素人にもわかる内容が多く勉強になりました。特に、八木先生の行われた貴重講演では、最新の内視鏡のレーザーがどこに向かっているのかわかりやすい内容で、次の日の我々の発表の内容を変えたほどです。
 我々の研究内容は、内視鏡で得られた画像からピロリ菌の存在や癌の部位を自動抽出する手法の提案です。さらに多くの先生と出会うことができ、もっと便利にできるように精進したいと思います。