同志社大学の寄付教育研究プロジェクトが主催するWindowsクラスタ講習会が同志社の東京オフィスで開催されました.
Windows クラスタ 講習会(アカデミック関係者対象)
並列・PCクラスタの基礎的な話,WindowsCCSの概要,Windows CCSでのMPIプログラミングおよび関連ツールの話,次のバージョンであるWindows HPC Server2008の話という構成で行いました.多くの方に参加していただいたわけではありませんが,その分,ご参加いただいた方には,質問なども活発に行っていただき,参加者間,講師とも連帯感が生まれてよかったのではないかと思います.PowerShellはWindowsの.Netにアクセスできるシェルですべてをオブジェクトとして取り扱ってくれるシェルですが,非常に便利に感じましたね.使い込まないといけません.次期のバージョンのWindows HPCServer 2008もいよいよ本格的なクラスタ用のOSにふさわしい無いようになってきたのではないかと思います.通信部分も高速化が図られていますし,ジョブスケジューラが本当にスケジューラになってきましたし,分散ファイルシステム,iSCSIにも対応するようです.楽しみなOSですね.
コンソーシアムバージョンみたいなのが作れるようになるとおもしろいんですけどね.
次回は,もっと踏み込んだ内容や実機を伴った実習タイプの講習会を開催したいものです.
講習会で話しがでていたMSの方々のblogのサイトは次のとおりです.
– 林さんのblog
– 柴田さんのblog
– 古賀さんのblog