もう何度も告知させていただきましたが,第48回 超並列計算研究会を開催しました.
予想以上に多くの方に参加していただきました.部屋が狭くてすみません.
しかしながら非常に多くのことが学べるよい研究会となりました.
一見,ばらばらな内容な企画でしたが,実は統一感がある発表となり,企画させていただいた方もちょっとびっくりしています.
ずばりHPCも新たな時代に突入しています.
ハードウエアは明らかにヘテロな環境です.いろいろな役割をするいろいろなCPU,コアがこれからますますでてくることでしょう.さらに,それらをうまく利用する環境がもう必須です.
今年ペタを超えたロードランナーは3つのアーキテクチャからなっていて,3つのコンパイラを駆使しなければ性能が出ません.ちょっと異常ですよね.ユーザー側からは自由度が増したという説明でしたが,めんどくさがりなユーザーは使うのが不可能ですね.それをどうやってサポートしていくかが今後の鍵でしょう.今回の発表にもあった,一つのことしかできないCPUやコアを用意するというのも一つの解決方法かもしれません.
後,鯉渕先生に非常に楽しい,VLAN技術を使ったルータの説明をしてもらいました.共同研究をしていますが,そうだったのねと初めてわかるところもありました.
講演者のみなさま,ご参加いただいたみなさまありがとうございました.