これからCPUのコアがどんどん増えていくかと思うが,それだけではなくて,コアの種類が複数に,すなわちヘテロな環境になっていくものと考えられる.
ある処理をするだけのコアってのものでてくるだろう.
コア軍団を管理するコアってのもめずらしくなくなるだろう.
そうなるといままでやってたような計算だけではなくて,並列やら分散処理をもっとうまくやってくれる計算の方法が必要となる.
これまではMPIと呼ばれるメッセージパッシングやらスレッドでの処理が並列処理のやり方がでは一般的だったんだが,それよりももっとうまくやる必要があるだろう.
まあ そうはいってもそれは開発者側の話であって,ユーザーは使えればよいということになる.
ユーザーにもっとも関係するところはOSなわけで,このドラスティックなハードウエアの環境の変化に対応できるOSが必要だし,あればユーザーは非常に便利だろう.
それができるのがマイクロソフトではなかろうか.
体力にものをいわせて,マルチ・メニー・ヘテロな環境に適したXPの開発とかおもしろくなかろうか.
そして,金を一般ユーザーからとるのもやめて,広告かサービスからとるのはどうだろうか.
いろいろなAPIを用意しておいて,そのAPIをプログラム開発の会社やらサービスを提供している会社やらに有償で公開するのはどうであろう.
そうすれば,ユーザーはOSは無料で利用できて,マイクロソフトはグーグルなどからもお金を徴収することができる.
注意すべきことは,server系のOSはいままで通りの料金体系でよいということと,できればマイクロソフトがOSとアプリケーションとを分離した会社にできればというこであろう.