近藤さん ありがとう

jkondoの日記
はてなの近藤さんがアメリカから帰ってきて,春には「はてな」の本社が京都に帰ってくる.移転にあたり多くの議論が行われたことであろうが,まさか,京都には同志社があるじゃねーかという理由が含まれていた可能性は非常に低いと思うけれども,それでも近藤さんにありがとうと言いたい.
 情報系の卒業後の就職先は本当に多種多様でいろんなところに行くわけだが,共通しているのはほとんどが東京であることだ.パナソニックに就職しても東京が勤務先であることもめずらしくない.優秀な学生が関西に残ることなく東京へ行ってしまう.完璧なわけではないが,いくらかは成長の手助けをした学生が9割方 東京へ行ってしまうのは,本当に寂しいし,関西にとっても,大学にとっても損失である.シリコンバレーとは言わないまでも,追いつける可能性が人材的にはあるにもかかわらず定着していないので,そうはならない.
 お金をまわすことが仕事の会社はしょうがなかろうが,コンテンツや製品で勝負する会社であれば,東京でなくとも,京都でも島根でも良いのではないかと思うのだが,それは大学人のたわごとか.
 是非とも,京都でますます発展していただいて,いくらかでも学生が交流できる場が拡大して,その何人かが京都,関西に残ってくれればこんなにうれしいことはない.
 期待しております.