情報処理学会全国大会に参加しました

情報処理学会創立 50周年記念全国大会 (第72回全国大会) に参加しました.
いろいろな都合で結局 座長を行った水曜日 中日のみの参加になってしまいました.
今回は50周年記念ということでいろいろな面白い企画が用意されていました.参加できず残念.
ご準備いただいたみなさま お疲れさまでした.
会場は東大だったのですが,東大 いろいろと建物が新しくなっていてすごいですね.
場所もよいし,金持ちそうだし,私立大学では太刀打ちができない感じでした.
また,前期試験の合格発表と重なっていて,テレビはきてるし,記念撮影しているし,お母さん大喜びだし,うらやましい限りでした.
本当にうらやましい.
多くの企業がスポンサーになっていましたが,メインスポンサーはなかなか面白い名前が連なっていました.今,日本で重要な企業群なのでしょう.
午前中 「e-Health時代の医療情報処理アプローチを考える」に参加しましたが,立ち見がでるほどの盛況ぶりでした.
個人のセキュリティ保護もそうですが,そのデータが本人のものであるかどうか,どのように確証のあるデータであるかを保証することが必要であるということは,非常に目からうろこでした.
そうだよな,改竄できるデータを医者が使えるわけがない.
あと,データを持っているところと国や制度との関連も気になりましたが,詳細はわからずでした.
もう一つ重要なのは,誰がデータを管理するのかということ.
推進している人たちの側からいくと病院や公的機関ということになるのでしょうが,どうも政治的な問題がいろいろあってむずかしそう.
ゆるい個人がだらだら情報を集めていくことになりそうだなあというのが感想です.
午後からは
The Challenge of the Multicores Fran Allen (IBM名誉フェロー)
Realizing the Future Jim Isaak (IEEE-CS 会長)
という2つの基調講演を拝聴しました.
英語だと皆寝てる.質問がでない.若者がいない.
という今の日本を象徴するちょっと寂しい 基調講演でした.どうなるのかな.
あと座長をして終了 スパコンやらHPCやらの企画 を見たかったのですが,残念でした.