井原先生 紫綬褒章

生命医科学部の井原先生に紫綬褒章が贈られることになったようだ.
mainichi
おめでとうございます.
たくさんしゃべったことがあるわけではないが,非常にフランクに誰とでも接していただける研究者だ.この間も研究の相談にのっていただき,よいアドバイスをいただいた.
あと,噂ではすごいチャレンジャーらしい.そうでなければ,アルツハイマー病研究で世界をリードしたり,同志社で研究しようという気にはならんわな.
先生に認めていただけるようなよい研究をしたいものだ.

「Excite Download System」は、ウタゴエが独自開発した分散システムを利用している。

Internet Watch

エキサイトは25日、アプリケーションなどのダウンロード配布を効率的に行なうシステム「Excite Download System」を、提供中のオンラインゲームに本格実装すると発表した。
「Excite Download System」は、ウタゴエが独自開発した分散システムを利用している。

開発している技術が世で使われるというのはエンジニアの醍醐味だな.すばらしい.大学の技術は諸事情もあってすぐには使い物にならないが,ちょっとでも毎日 前進したいものだ.
ちなみにiSightの最適化手法のうち
– Multi-Island GA – MIGA (島モデル遺伝的アルゴリズム)
– NCGA (Neighborhood Cultivated Genetic Algorithm)
は我々が開発した最適化手法.
また小野測器のoranageにも我々の多目的最適化アルゴリズムが搭載されている.

特集:「感性検索」論文

最近 おもろい企画でがんばっている感が強い日本知能情報ファジィ学会であるが,そこからまたまた
おもしろい論文募集

特集:「感性検索」論文募集のお知らせ
掲載予定号:2009年4月号
投稿締切:2008年8月15日
特集エディタ:吉田 香(九州工業大学)
本特集では「感性検索」に関する理論,要素技術,システム構築,実証実験等の論文を広く募集いたします.

楽しみな論文ですね.

Evernoteを使ってマイクロソフト想う

例えば 最高のオンラインメモツールとしてのEvernote:[mi]みたいもん!
ローカルで書いたメモがウェブサービスとシンクロしてデータを保存する.windows用もMac用もモバイル用のローカルアプリが用意されているのでどこでも同じファイルが見える.
どうしてこういうの気づかなかったんだろうか.
あまりにgoogleの勢いがすごすぎて,あっち側のサービスばかり気になっていたよ.でもどこでもWIFIにつながる状況なんてありえないわけだから,どうしてもローカルなアプリケーションに頼ってしまうよな.
でもそうするとバックアップのこととか,複数台のマシンの互換性とかいろいろ問題が発生するわけだが,見事にこの仕組みはそれらを解決している.
RandomNoteが出たときに,非常に未来を感じた.検索を利用することで,ページを動的に生成していく.ページという概念が変わる気になった.その後,マイクロソフトのOneNoteに乗り換えた.検索機能が強化されたのと,Outlookとうまく連携していたからだ.そして,今回のEverNote.どうしよか悩んでいる.データの互換性がないからだ.
ローカルなアプリケーションと言えば,ワードだ.マイクロソフトだ.ワードもEverNoteのように,ウェブサービスと協力に連携してくれると非常に便利なのにな.最近のマイクロソフトはいろんな面白いアプリケーションを次々と出してきている.もしくは,おもしろい企業を買収している.Grooveもおもしろいし,Windows Server 2008も性能が良さそうだし,Home Serverもおもしろい.さらにWindows Liveもがんばっている感はある.でも,もっともっといろいろできるような気がする.やはり,会社が大きすぎて,それぞれのサービスとソフトの開発が縦割りになっているのか?もっともっと連携していろいろなことができるはずなのに.それぞれのアプリとサービスのAPIをこれからますますオープンに公開して,連携部分については,第3者が積極的に作れるようにするのが手かもしれない.先ほど述べたように,マイクロソフトだけだと,どうしても限界が会社内にあるようだからだ.
そのときに,問題となるのが,ライセンスだろうな.もうすこし,ライセンスの登録・活用を一括で行えるようにしなければならないのかも.ワードとエクセルとWindows Liveの一サービスの連携部分は,第3者が作ってオープンにするとして,ワードとエクセルの正規ユーザだけがそのサービスを利用できるようにするとか.
いずれにしても,ローカルなアプリケーションの重要性が,EverNoteによって再確認されている.いや,ウェブ側でのサービスと連携することにより,ローカルなアプリケーションを持っているものが強いということかな.いずれにしても,yahooを買収している場合ではなくて,マイクロソフトの強みを生かして面白いものができる仕組みが必要だし,それができるポテンシャルがあることも確認されたというようことをEverNoteを使って考えたりした.

MIDってなんだ?

未来のいつか/hyoshiokの日記から
MIDとはMobile Internet Device — MIDなんだそうで,モバイルインターネットデバイスなんだが,PCの小型バージョンだったらPDAのもうちょい進化した形だろうし,サービスが携帯でできるようなものであれば,携帯にWIFIが装備されたようなiPhoneのようなものになってしまって,それほどおもしろみがない.
いままでCPUもネットもついていなかったような家電にCPUやネットが接続されることで,今まで創造しなかったようなサービスが享受できるようになると面白いのだが,CPUやネットワークだけだと,おおかた携帯の進化形に含まれてしまうのではなかろうか.
一方,PDAの進化したバージョンでもそれはそれでおもしろいことができるのではないかと考えていて,新しい研究室ではそれをじゃんじゃん進めていきたい.
早く発表ができるとよいなあ.

生命医科学部 医情報学科

4月1日から生命医科学部 医情報学科に移りました.
これから医療・人間・生体に関わる情報処理について考えていきたいと思っています.
研究室も医療情報システム研究室を立ち上げました.よろしくお願いします.
とはいってもまだ理工学部にもお世話になります.これまで同様 知的システムデザイン研究室にもかかわっていきます.