ACM/IEEE Super Computing 2008

Super Computing 2008 (SC08)は世界最大のHPC関連の国際会議です.発表だけでなくワークショップや,展示,その他イベントなどかずかずの行事があります.
私の研究室を中心に,同志社大学のブースを出します.SCに行かれる方 是非 立ち寄ってください.
我々の研究室の成果発表,寄付教育研究プロジェクトのWindows HPCコンソーシアムの発表などなどを行います.
また,これに併せて Map on Mapというサービスを開始しました.
これは,写真を階層的に,はりつけることができるサービスです.SC08のマップもあります.
ではがんばってきます.

知識と実務

ベテランが丁寧に教えてくれるハードウェアの知識と実務 (IT ENGINEER’S Basic)
ベテランが丁寧に教えてくれるハードウェアの知識と実務 (IT ENGINEER’S Basic) 矢沢 久雄

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献本御礼
知識と実務シリーズのハードウエア編とオペーレーティングシステム編をいただいた.
来年度から,コンピュータ・システム全般の授業を行う.基礎的なことを広く行う授業だ.わりとターゲットにあったテキストではないかと感じる.

知的オフィス環境コンソーシアムシンポジウム(SOEC2008)

知的オフィス環境コンソーシアムシンポジウム(SOEC2008)が下記の通り行われる.

日時:2008年11月26日(水)13:30-17:30
場所:国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
  http://www.i-house.or.jp/jp/facilities/Conferences.html
———-
13;00 開場
13:30-13:35 オープニング(司会進行 ギリ ラム(東京事務局)
13:35-13:45 挨拶 寺島実郎(理事長)
13:45-13:50 来賓挨拶 経済産業省(依頼中)
13:50-14:15 知的オフィス環境について 三木光範(会長)
14:15-15:15 特別講演
 「グリーン東大工学部プロジェクト」
   東京大学大学院情報理工学系研究科 教授 江崎 浩
   http://www.gutp.jp/
15:15-15:25 休憩
15:25-16:55 パネルディスカッション
 「新時代のオフィス環境」
   三井物産戦略研究所、日建設計、山武、パナソニック電工、東京電力、
   沖電気工業 他 (コーディネーター 三木光範)
16:55-17:50 招待講演
 「頭が良くなる照明術」
   灯りナビゲーター 結城未来
   http://yukimiku.jp/
17:50-18:00 閉会の挨拶 西村 真(副会長)
18:00-18:30 ミニ懇親会(ビールとおつまみ)

こりゃなんだかすごい内容ですね.
是非 参加しようと思います.

物理で遊ぶことのできる物理演算ソフト

Phun(ファン)は物理で遊ぶことのできる、2次元の物理演算ソフトです。 科学と芸術の相乗効果により、Phunは娯楽的かつ教育的なソフトになりました。

Phun
lこれはおもしろい.
これをどうやって使うかをもう少し考えなければ.
メモ
ビスケット

ビスケットは、絵を動かすために、絵でプログラムを作るツールです。 コンピュータは、プログラムで動いています。

第2回 広域センサネットワークとオーバレイネットワークに関するワークショップ

第2回 広域センサネットワークとオーバレイネットワークに関するワークショップ
こんなワークショップがあるんですね.いろんなところにあるセンサをうまく使いましょうという話でしょうか.
自分としては 特に,ファイルシステム(データ管理),P2Pのセキュリティの問題,P2Pの基礎的な技術に特に興味があります.

野口裕久先生への追悼

構造力学の分野で大きな成果をあげていらっしゃった慶応大学の野口先生がこの8月に胃がんのためになくなられた.
日本機械学会の計算力学部門からニューズレターが送られてきて(pdf)いつもであれば,編集のお仕事をされている先生方には本当に申し訳ないのであるが,こんなにコストをかけて中身のある原稿を用意しても誰がどれほど読んでいるものなのかという疑念の気持ちがわくのであるが,今回はこのニューズレターがあってよかった.
後半に,野口先生への追悼の文集が掲載されているからである.これまで継続してニューズレターを作成された先生方,今回の文集に関わられた方に感謝したい.そして,この場で追悼のメッセージを記しておきたい.
“野口裕久先生への追悼” の続きを読む

グリッドやクラウドは関係ない

重要なのは何のサービスを提供するかであろう.技術面から見るとさっぱりグリッドやらクラウドやらASPやら差別をすることがむずかしい.
しかし,いままでローカルでしかなかったサービスが,インターネットへ移行し,さらにサーバーもどこにあるんだかなんだかわからなくなり,さらに,ローカルアプリやらP2Pやらと連携してしまうと,物理的にどこにサービスやらデータがわからなくなっている,そんな状況なのであろう.
だから,ネットに接続できているとおもしろいこととか,おもしろいサービスがどんどん作りやすくなっているのだと思う.
なので,グリッドやらクラウドやらの技術やインフラで金をとるのは難しいだろう.サービスが重要で,サービスがどんどん普及していくのであれば,普及するサービスからお金がとれる仕組みにしなければならないんだろうな.
こういった意味で言えば,一般用のWindowsなどは,ただにするのはどうだろうか.そして,契約した会社が提供するサービスだけが使えるAPIを用意するのはどうだろう.
同じサービスを行うAとBがあるのだが,使用しているAPIが違うので速度が違うとか.
独占禁止法とかに抵触するのか?

国民文化祭「京都ならでは事業」の募集

こんな事業が京都府から募集されている.
京都の大学なので,なんとか京都,関西のお役に立ちたいものであるし,京都というところはいろいろとできるポテンシャルをもっているところだと思う.
この1ヶ月で,ドイツ,シンガポール,米国と研究者が訪れてくれた.観光目的だとしても,そこから人脈,研究が発展していく.

論文リスト

論文リストを大幅に更新してアップしました.
業績のページ
もう何年もの課題でしたが,とりあえず.
次は,論文を探しやすくできるように,英語にも対応できるようにしたいと考えています.

辞表を出して次へ行け!

辞表を出して次へ行け!
辞表を出して次へ行け! 長野 慶太

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star不安な世の中、立ち止まって考える支援となる本

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献本御礼
非常に挑戦的なタイトルであるし,大学生には一件関係がなさそうだが,大学生にも非常にためになる部分があるのでそこを紹介しておこう.
まず,タイトルとはうらはらに,筆者がいいたいことの一つに「会社に入った最初の3年でできるだけ多くのことを学び取れ!」ということがある.散々,辞表を出した会社でいかに学んだか,いかにすばらしい人に出会ったのかの話が出てくる.逆に言えば,入った会社で,いかに学ぶのか,すばらしい人に会うかが人生の勝負であるということが著者の主張であろう.
学ぶことができなかった人,出会いの無かった人は,辞表を出してもしょうがないということだ.
日本では,どんなことが学べるのか,どんな人に会えるのかはほぼ運であろうから,会社員ちゅうのは大変な仕事だ.
次に,人生の設計をしようというのが筆者の主張.
収入,家族,資産管理,ライフワーク,友人,健康管理 の点からチェックしようと紹介している.
普段の仕事をつづけていると,なかなか自由にこれらを設計できない.実は会社に属しているとか属していないとかは関係がなくて,どれだけ,独立して日々,生活できるかがかぎであるというのが筆者の主張ではなかろうか.だから,辞表もだしてみないといけないのであろうし,ときどき,考え直してみなければならないのであろう.
本のタイトル,デザイン,書体とも本当に挑戦的な内容だが,内容については,大学生も非常にためになる知識が入っている本であるとも言える.

第18回設計工学・システム部門講演会

第18回設計工学・システム部門講演会が京都大学 京大会館で開催された.
実行委員なのになんの仕事もできず本当にもうしわけなく,2日目の特別講演と懇親会に参加させていただいた.
特別講演は
Topology Optimization: a 20 Year Perspective 』
講師 Alejandro Diaz 氏
(Professor, Mechanical Engineering
Department, Michigan State University)
だった.

20年ってどんな前やねん と思っていたら余裕で実体験だった.
年をとってるんだなあというのが最初の印象.
それから涙がでそうなほど感動した.
というのも1992年にオハイオで菊池先生のトポロジの話を最初に聞いたときの感動を思い出したからだ.設計というのは本当におもしろいなと感じて,設計の研究をやりたいと心から思った.
そのような研究ができたらなあと思うし,頑張らねばならない.