PETAフロップス時代

1秒間に1回の浮動小数点数演算を1flopsと呼ぶが,世界で最速のスパコンがとうとう,1PFlopsを越えました.1秒間に1000兆回計算できます.
例えばMYCOM
1PFlopsを達成したのはロスアラモスの研究所に作られたIBMのRoadrunnerというマシン.
世界のスパコンの性能は,6月と11月に公開されるTOP500というランキングのリストで見つけることができます.
地球シミュレータからBlueGene/Lへ,そして今度のRoadrunnerと時代が移っていくのでしょうか.ヘテロな環境,消費電力量を十分考慮しないと達成できない時代です.
また前回のTOP500の200位が今回のTOP500のリストの500位ということで,世代交代早すぎです.
アプリケーションもこれに併せて劇的に変わっていく可能性があります.1Gflopsが1986年,1Tflopsが1997年,そして1Pflopsが今年だそうです.学生にもよく言っているのですが,どんなものが出てくるかわからないこの業界ですが,計算機の性能だけはある程度予測がつきます.それに合わせたアプリケーションをできるだけ早く考えることができることが次の成功につながります.

中国福建省第6回プロジェクト成果交易会

前述した通り,中国福建省第6回プロジェクト成果交易会というのに行ってきました.同志社大学のシーズを展示しました.
びっくりすることだらけでしたが,まずは,省をあげての大きなイベントで本当にびっくりしました.まさに中国的なやり方です.日本ではここまでできません.日本からの誘致も積極的で,日本語を話すスタッフが多く,これにもびっくりしました.また,細かいところまで対応してもらい,予想外でした.
想像以上の歓待を受けました.
福州大学,福州師範大学の日本語を学ぶ3年生にボランティアをお願いしましたが,どの学生も非常に日本語の学習能力が高く,しかも,まじめでしっかりしていて本当に感動しました.
どうしても日本の平均的な学生と比べてしまいます.
日本人が持っていないもしくは忘れてしまった何かをもっていてかんがえさせられました.次の世代の対決は本当にシビヤですね.
来場者も非常に積極的でした.
もう売れるものはすべて売りたいというような感じでした.技術的なところはまだまだという感じですが,やはり気合いが違うように思えます.
台湾からもブースがでていたり,ここまで親密に関係がなされていることにもびっくりしました.
ビルが福州でもこれでもかというほど新築されていました.
横ではふるーい建物もたくさんでしたが.
いろいろとお世話していただいたおかげで非常に勉強になりました.
これから我々がどうするのかをはっきりと見定めて方向を決めなければなりません.

ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 勝間和代

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この本は日本のビジネスマンに理解してもらえるのであろうか.どうしてそんなことを問うのか言えば,ビジネスというとどうも文系っぽい響きがあるのだが,この本はまさに理系指向の本だと感じたからだ.
フレームワーク力が必要ですよとのっけから著者は説明するのだが,これは,クラスとかパターンの話であるな.一般の人ってオブジェクト指向的な考えにすんなりなじめるのでしょうか.
続いて,論理思考力,水平思考力,視覚化力,数字力,言語力,知的体力,偶然力が必要であると説明があるのだが,理系,特に工学系では,論理,視覚化,数学・物理は徹底的にやられなければならない.また,最近では言語力が特に重要視されている.いろいろな面からの検討が必要だという水平思考,知的体力や偶然力っちゅうのは一般的に必ず必要なわけなので,勝間さんが言っている力というのは実は工学系では必須となる力であると言ってもよい.となると,よい工学者はすばらしいビジネス頭を持っているはずだろうな.知識>理解>応用>分析>統合>評価 これの流れなんて,あと仮説とかを入れていけば,研究のスパイラルだ.卒論でまなばなければならないスパイラルの一つである.
私は最適化という分野の研究をしていて,つねづねそれに関連したライフハックの文章が書きたいなあと思っている.論理思考のところでMECEやらピラミッドストラクチャーの話がでてくるのだが,これなんて,どうやって設計変数を選ぶのか,設計変数は直交関係になければならない,if-thenルールやクラスタリングとまったく同じ話である.
統計なんてまさに,われわれの分野だし,ビジネススクールの授業もできるのかもしれんな.筆者の言うようにビジネス思考力を鍛えるためにはこれらのことを行わなければならないんだとしたら,理工学部で勉強するのも悪くない.
すでに我々の分野ではこれらを鍛える訓練をしているはずなのに,直接,ビジネス思考力にはつながっていないような気がするのだが,そこが問題であろうな.

第7回 産学官連携推進会議

毎年 この時期に京都国際会議場で行われる産学官連携推進会議も7回目を迎えた.日本での産学官連携も確実に新しい時代を迎えている.
各大学ともにオリジナリティのある活動が望まれる.
今年のテーマは

科学技術による地域イノベーション
~産学官連携のローカル&グローバル展開~

である.
同志社大学からは以下の出展を行っている.

 ・ 辻内伸好 (理工学部 教授)
 ・ リエゾンオフィス

中国福建省第6回プロジェクト成果交易会

福州市金山展覧城 (中国福建省)で開催される 中国海峡プロジェクト成果交易会 というのに明日から参加して,同志社大学のシーズの紹介を行います.

◎シーズ発表
 ・「モバイル通信のための小型スマートアンテナ技術」 程 俊 (理工学部 准教授)
◎パネル展示
 ・「RGB蛍光灯を用いた雰囲気制御」 三木光範 (理工学部 教授)
 ・「モバイル通信のための小型スマートアンテナ技術」 程 俊 (理工学部 准教授)
 ・「粉末茶の製造法」 吉門進三 (理工学部 教授)
 ・「放置竹林の竹を用いた竹繊維強化グリーン複合材料の開発」 藤井 透 (理工学部 教授)

人工知能学会全国大会 終了

うちの学生も無事 発表が終了しました.
7件+α 発表できました.
人工知能学会は,わかりやすい研究が多く発表されていて学生も参加しやすい学会の一つです.学生からも質問がでるし,多くのセッションがうまっている活気のある学会です.
懇親会も会場が人であふれていて大変でしたね.
セッションは座長だけでなくて,コメンテーターというちょっとした長老が呼ばれるしくみになっていて,若者だけではなくていろんな年代の先生がこれらる仕組みになっているし,議論も活発になるように配慮されています.
最近は,システムを導入して学会を活発にしようという試みがなされています.
わかりやすい反面,企業からの参加者,研究者を増やすのが課題でしょうか.アイディア一発だけでなくて,基本となる理論構築をきっちりやっていく必要が今あるのではないかと思いました.
また,システムの利用もますますやってもらいたい.誰がやるのかという問題があるのだけれど.
それから基調講演の一つに旭山動物園の園長さんがこられました.話が非常にお上手でびっくり.たのしかったです.旭山動物園も個性的な動物園でしたが,他の動物園もまだまだいけるんだなとか,海外の動物園からもっと学ぶことも多いのだなと感じました.とにかく,動物園だけでなくて,「個性」ちゅうのは大事でしょう.

人工知能学会全国大会

旭川で開催されている人工知能学会 第22回全国大会に明日からいってまいります.
うちのグループからは
– 主観アノテーションにおける感情表現としてのアバターの検討, 伊藤 冬子, 佐々木 康成, 廣安 知之, 三木 光範, 人工知能学会 第22回全国大会 講演論文集, (2008)
– 好みのカラーイメージに基づく初期個体を生成させる対話型遺伝的アルゴリズム, 菅原 麻衣子, 三木 光範, 廣安 知之, 人工知能学会 2008年度全国大会(第22回), (2008)
– シミュレーテッドアニーリングプログラミングを用いた掃除ロボット用制御プログラムの自動生成, 三木 光範, 松井 勇樹, 廣安 知之, 人工知能学会 2008年度全国大会(第22回), (2008)
– 階層構造を利用した情報のマッピング管理システム, 篠原翔, 廣安知之, 三木光範, 人工知能学会 2008年度全国大会(第22回), (2008)
– 対話型遺伝的アルゴリズムにおけるサポートベクターマシンを用いた初期個体生成, 雨宮明日香, 三木光範, 廣安知之, 人工知能学会 第22回全国大会, (2008)
– 議事録作成支援システム, 渡辺 章人, 廣安 知之, 三木 光範, 人工知能学会 第22回 全国大会, (2008)
– 対話型遺伝的アルゴリズムにおける確率モデル構築による子個体生成の検討, 田中美里, 伊藤冬子, 廣安知之, 三木光範, 人工知能学会 第22回全国大会, (2008)
以上 7件の発表が予定されています.
もちろん座長もやらせていただきます.

Gartner Global Campus LAN Magic Quadrant 2008

おもしろい図がFoundaryから提供されている.ここ
一つ飛び抜けているSISCO 2番目のグループのHPとFounary そしてその他2グループ.
今は10Gが普通に使われている時代だ.もうすぐ,100Gの仕様が出てくるようだ.
また,Ring Protocolでstackできる製品も魅力的だな.
Foundaryで言えばFastIron LSという製品.
24ポートだと結構安そう.
24ノードづつのクラスタをいくつか用意しておいて,そいつらをこのスイッチでリングでつなぐと割と簡単につなげられるのかも.

The 2008 IEEE World Congress on Computational Intelligence (WCCI 2008)

先日書きましたようにThe 2008 IEEE World Congress on Computational Intelligence (WCCI 2008) に参加してきました.
我々のグループからは3件の発表が予定されておりましたが,2件の発表をおこないました.
多目的遺伝的アルゴリズムに関するものとGAを利用した構造最適化に関連したものです.廣安は座長も2セッション行いました.
IEEEには50こくらいらのScocietyがありますが,WCCIはその中のComputational Intelligence Society (CIS)が主催する国際会議です.
CISのスコープは

Scope
The Field of Interest of the Society shall be the theory, design, application, and development of biologically and linguistically motivated computational paradigms emphasizing neural networks, connectionist systems, genetic algorithms, evolutionary programming, fuzzy systems, and hybrid intelligent systems in which these paradigms are contained.

というもので,WCCIは
– Neural Networks (IJCNN)
– IEEE International Conference on Fuzzy Systems (FUZZ-IEEE)
– IEEE Congress on Evolutionary Computation (CEC)
というジョイントカンファレンスになっています.
ここでの学会発表も重要ですが,このsocietyの世界大会のような様相を呈しています.一年間のとりまとめやこれからのsocietyの運営の議論なども行われているようです.
研究活動をするには,地道に良いと思われる研究を行うだけではだめで,それをはぐくむ環境の構築も重要です.特にわれわれの情報の分野では,プロトコルと呼ばれる仕様やら国際的なフォーラムやらを運営することが非常に重要になってきています.国際的な仕様からはずれたものを開発しても,製品がどんなに良くても意味をなさないし,日本のプレゼンスがないフォーラムでは研究も評価されににくなるからです.
最近は,独立行政法人化の問題やら,私立大学の財政の健全化やら,授業をきっちりやろうということで,大学の仕事もますます内向きになっています.それはそれで必要なのですが,技術の国際化を行うのであれば,国際的な場でプロトコルを策定したり,学会活動を行っていく日本人も必要です.
それらの活動はしっかり支援されているのでしょうか.
残念ながら,私立大学の教員では,なかなかそこまで行う体力・気力・資源がありません.せめて,現在がんばっていらっしゃる先生にますます頑張ってもらい,できるだけお手伝いするばかりです.
文科省も是非とも,がんばっていらっしゃる先生を支援していただきたい.
少なくとも,所属する大学ではその活躍を認めていただいて,授業への対処なり,学生の獲得へのサポートをしてもらいたいです.
そんなことを感じた学会でした.
新しい人にも出会い,有益な情報も得ました.日本の仕事の対応におわれて十分に海外の研究者に接触できなかった面もありますが,今後の課題にしたいと思います.
また,香港は天気は悪かったですが,ごはんがおいしかったですね.
日本のおかしやブランドがもてはやされている感じがしました.

A Field Guide to Genetic Programming

Genetic Programmingは生物の遺伝と進化の仕組みを模倣したやり方で,ルールなどの木構造を作っていくアルゴリズムであるGPと呼ばれている.
そのGPを解説したA Field Guide to Genetic Programminという本がこちらでダウンロードできるようになっている.
すばらし時代になったものですな.
みなさん勉強いたしましょう.

the 2008 IEEE World Congress on Computational Intelligence (WCCI 2008)

the 2008 IEEE World Congress on Computational Intelligence (WCCI 2008) に参加するために,明日から香港へ行きます.
3件の論文発表が予定されています.
On the Generality of the Evolved Driving Rules of an Agent Operating a Model of a Car, Hirotaka Yamazaki, Ivan Tanev, Tomoyuki Hiroyasu and Katsunori Shimohara, IEEE Proceedings of the 2008 IEEE Congress on Evolutionary Computation (CEC 2008), (2008)
Examination of Multi-objective Optimization Method for Global Search Using DIRECT and GA, Luyi WANG, Hiroyuki ISHIDA, Tomoyuki HIROYASU and Mitsunori MIKI, IEEE Proceedings of the 2008 IEEE Congress on Evolutionary Computation (CEC 2008), (2008)
Mesh Dependency of Stress-based Crossover for Structural Topology Optimization, Cuimin LI, Tomoyuki Hiroyasu and Mitsunori Miki, IEEE Proceedings of the 2008 IEEE Congress on Evolutionary Computation (CEC 2008), (2008)
いろいろな先生方にお会いしてディスカッションするのも楽しみです.

SCIS & ISIS 2008

SCIS & ISIS 2008という国際会議が名古屋で開催される.
ソフトコンピューティングに関する国際会議なのだが,研究室からは,interactive GAの研究発表を田中さんM1が発表を行う予定.

Discussion on a Crossover Method using Probabilistic Model for interactive Genetic
Algorithm
In this research, we considered applying interactive Genetic Algorithm (iGA) to a product recommendation system. Products that suit a user’s preference can be presented by applying iGA to the system and learning the user’s preference. However, if the user’s preference is biased, the dependency among design variables should be considered. For this reason, we proposed an offspring generation with consideration for this dependency. In the proposed method, first we apply a clustering technique to the archived individuals which a user selected, and then we construct a Probabilistic Model based on that result in crossover. We plan on examining the effectiveness of the proposed mechanisms by experimenting with iGA for selecting colors and figures of symbols.

今年のM1で二人めの国際会議発表.

国際的大競争の嵐

平成20年版 科学技術白書の目次が発表されました.
第1部は「国際的大競争の嵐を越える科学技術の在り方 」です.
問題は明らかですが,解決方法が不明.みながどうすればよいのか右往左往です.
根本的な問題は,我々をとりまく環境は大きく変化したのに,やり方を維持せざるおえないというところです.
道路の問題,政治の問題,選挙の問題,大学の問題,研究の問題 すべてすべて同じところから発生しているのではないかと感じます.
僕がもっている授業,研究室でもすべて英語にするべきなのかもしれません.でも,現在 属している学生,現在われわれがターゲットにしている学生のことを考えるのであれば,英語というよりももっと日本語であるとか数学であるとか,リテラシのレベルからやっていく必要があるし,彼らもそれを望んでいるように感じます.それらをドバーと変えることが根本的に変えるということなのかもしれません.
少なくとも,国際的大競争と言われているところに参戦するのか,もしくはガラパゴス化するのかを決めておく必要はあります.

融合情報学シンポジウム 分野横断データ中心科学シンポジウム

こんなシンポジウムが開催されていたことを教えてもらった.

科学のパラダイム・シフトがおころうとしています。それは、実験科学、理論科学、計算科学に次ぐ、第四の科学と言われるデータ中心科学(Data Centric-Science)です。

このフレーズおもしろいですね.
医療分野で言えば,データの利用と個人情報保護とはトレードオフがあるわけなので,その部分をきちんと処理できなければなりませんね.

米Google、医療記録管理サービス「Google Health」を一般公開

Internet Watch
電子カルテだけではもう古い.遅かれ早かれウェブ上での分散データベースの話になっていくと思われる.その際に,どんな生体情報をどのようなセキュリティで,どのような個人情報を保護しながらやっていくのかが重要になっていく.
取り残されないように追いついていける研究室にしたいものだ.

ガラパゴス化する日本

最近,あちこちでガラパゴス化する日本という話がされている.
google://ガラパゴス化 日本
先日,参加した学会でも昼食や懇親会で日本人はしゃべらない.
最初から懇親会に参加しない若手の日本の研究者もたくさんいる.
大学のカリキュラムについてもお話したのだが,ドイツ,オランダの多くの大学院は,英語で授業をしているようである.国外からの学生の獲得を競争している.中国からもたくさん学生が来ているが日本人はほとんどいないと言っていた.
カリキュラムもどんどんグローバル化が進んでいるようだが,そうすると,競争相手がアメリカやオーストラリアになってしまうのでつらいとも言っていた.
日本では,現在のお客さんを維持するためには,日本語を大切にしなければならない.先生も,学生も完全に授業を英語でやるレベルにはない.
かたや今英語にしたところで,香港,シンガポール,オーストラリアに勝てるのか...
ガラパゴス化はこうしていろんなところで進んでいるようである.

R プログラミング&グラフィックス

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情報処理学会のMPS研究会でお世話になっている高階さんから献本いただきました.
ありがとうございました.

R言語(アールげんご)は、オープンソースでフリーソフトの統計解析向けプログラミング言語である。

Wikipedia
このところ統計処理をするならRてな感じでスタンダードになりつつあるオープンソースですね.
大学のPCにもインストールしてあるし.
やっぱりただ処理して図を描くだけでなくて,プログラミングできなければ使い物になりませんね.きちんと読んでないですが,そのプログラミングにフォーカスしてあるところがすばらしい.
RPyなんていうのもあってPythonとの連携もできるようだ.

第69回 数理モデル化と問題解決(MPS)研究会

第69回 数理モデル化と問題解決(MPS)研究会が京都・京大会館で開催された.
プログラム
毎回,毎回 いろいろな発表がある.
献立システムからグリッド,アルゴリズムまで多様 多数.
我々のグループからはM1の王くんが

DIRECT法の多目的最適化問題への拡張
    王 路易、石田裕幸、廣安知之、 三木光範(同志社大)

という発表を行った.
DIRECTという最適化手法を多目的最適化に拡張したという内容.
大夫 緊張していたようだが,うまく発表していたと思う.
授業があったので,なくなく途中退席.

Workshop and Summer School on Evolutionary Computing Lecture Series by Pioneers

廣安は進化計算という分野のアルゴリズムを開発しているわけですが,それに関連した面白そうな企画
Workshop and Summer School on Evolutionary Computing Lecture Series by Pioneers
Pioneersというだけあって,おもろい講師陣
  David B Fogel,
  Ingo Rechenberg,
  Hans-P. Schwefel,
  John H Holland,
  Kenneth DeJong
若手の研究者にとっては興味深いと思うけれども,Irlandであるのと英語がきつかなあ.