下敷きにする車

あちこちで車が人を下敷きにする。
追突されたトラック前進、2人下敷き…1人死亡

 24日午前8時10分頃、兵庫県芦屋市大原町の市道で、軽トラックが、路肩に止まっていたトラック(1トン)に追突、はずみでトラックが前進し、前にいた男性2人が下敷きになった。
 尼崎市大庄北、建設業高瀬隆晴さん(56)が死亡し、神戸市兵庫区の建設会社員(47)とみられる男性が軽傷。
 芦屋署は軽トラックを運転していた大阪府摂津市新在家、運送会社員吉岡美智子容疑者(47)を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕し、容疑を同致死傷に切り替え調べている。
 発表では、2人は仕事の打ち合わせをしていたという。
(2014年3月24日14時11分 読売新聞)

車にはねられ引きずられた少女、病院で死亡

 24日午前2時5分頃、福岡県飯塚市椿の市道で、同県桂川(けいせん)町吉隈の矢次幸恵(さちえ)さん(19)が乗用車にはねられ、頭を強く打つなどして約3時間20分後に搬送先の病院で死亡した。
 矢次さんは、はねられた後に引きずられていることから、県警飯塚署は殺人容疑で捜査。矢次さんの知人の20歳代前半の男が車を運転していたとして、殺人容疑で男の逮捕状を請求した。
 発表によると、現場は大型量販店の駐車場前で、車は駐車場を出た直後に、矢次さんをはね、さらに引きずって逃走したという。
(2014年3月24日14時02分 読売新聞)

はずみで人は死ぬ。
だからといって車の有意性の疑義を主張する人はそう多くない。
前回の記述

人工知能学会 全国大会 2014年度

2014年度の人工知能学会は05/12 – 05/15 の予定で松山で開催されます。
大会のページ
今週は原稿を提出するタイミングでした。うちの研究室からは7件の発表を予定しています。そうすると、チェックが本当に負担です。早くから提出していてくれると良いのですが、そうもいかず学生はぎりぎりに重ねて提出してきます。うーむ。仕組みをもう少し考える必要がありますね。それから、気が重いことが多いです。この作業。まずは、英語のチェックが気が重いですね。ずしーんときます。次に、研究の流れがそもそもちょっと深まっていないことを現行のチェックの段階になって初めて気づくと本当に気が重いです。研究の意義や流れを理解してもらってないことに気づくのも気が重いですね。
一方で、このような気づきがあることが、やはり発表しておかなければならない理由ですね。深まっていない研究成果をお見せするのは心苦しいところもありますが研究のマイルストーンとして必須だなと感じます。学生も成長してくれることを本当に願っています。
あと、全国大会でいろんな出会いがありますようによう。準備していただいているみなさん、本当にありがとうございます。
さて、この原稿チェックをしている最中に、小保方さんの研究、博士論文の不備が話題になっています。本人も問題だけれども、指導している人も責任があるのだろうなと思いますが、現実的にそれをおこらないようにするにはどうすればよいのか。悩むところです。

【自戒】雑用は積極的にとりに行く

仕事の全体を把握できているのであればそれでよいのだが、わからないときには雑用から積極的にとりにいかないといけない。
自身の存在の意義をたかめるためには、相手からの期待値をたかめなければならない。
そのためには、相手の雑用をとりに行くのが手っ取り早い。
例えば会議がある。
下準備には何が必要か、他の人はどう動いているのか俯瞰する必要がある。
それができていない、もしくはしないというのは、期待されずに切られるリスクをともなう。

【自戒】会う機会を積極的に作る

特に会う必要がなければだが

  • 相談したかったり
  • 謝りたかったり
  • お礼したかったり
  • その他 気持ちを述べる

が必要な場合があると思うのだが、そのような場合はぼんやり会う機会を待つのではなくて、

  • 積極的に会う機会をしかける
  • 相手のリズムをつかむ

なんかが必要。
その行動がないのであれば

  • 会いたくない
  • それらの気持ちがない

のと同等

【自戒】謝るのとお礼はあってすぐ

迷惑をかけたとか、お礼の気持ちがあるのなら、会った直後にその気持ちを述べる。
機会を逸してしまう。
また、ぼんやり会う機会を待つのではなくて、積極的に会う機会を作る。

俺にもコーチが必要なのかも

葛西がラージヒルで銀をとった
素晴らしすぎるだろう。本当にLegendだ。
日本のジャンプって結構、勝っているのかとおもったら、長野以来の16年ぶりのメダルなんですって。
意外ですね。
ところで、葛西のがんばりですが、コーチは ヤンネ・ヴァータイネン というフィンランド人だそうです。
雇い主は 土屋ホームスキー部 ですが、個人のコーチとも書いてあります
いずれにせよ、どんなに能力があってもそれを導くコーチが必要ですね。
ましてや凡人以下の私がうまくやっていくには、ちゃんとしたコーチが必要です。

オリンピック フィギュア

羽生が金をとった。
本当にめでたい。すばらしい。おめでとう。
それにしても、オリンピック フィギュアスケートは大河ドラマのようである。
プルシェンコ。
まさかここでプルシェンコでてくるか。しかもロシア 団体金。そして、個人にでることなく引退。
人工椎間板とか話題になっているが、そもそも4年前から体ぼろぼろ。
4年前にこんな記事かいている。
フィギュアスケートのコーチ
プルシェンコ完全に悪役だったのにな。ここまで良い人になるとは。しかもここまでのがんばりすごい。
フィギュアって演じる本人もそうだけど、本当にコーチとの関係がおもしろい。
今回はなんたって、ブライアン・オーサー だろう。
前回はヨナのコーチ。
そして今回の羽生で名声をワンランクアップさせたな。
ヨナとは、よくわからん騒動で関係が解消されているので、女子になったときにまた注目か。
ちなみに、ヨナも韓国のコーチにもどったし、浅田も日本のコーチだし、ここもみどころだ。
タラソワのおばちゃんは何をしているんだろう?会場をとりしきってるんだろうな。毛皮のコートきて。
ちなみに、かのニコライ・モロゾフはどこにいったんだ?

生物

生物がきらいできらいで。
まず、覚えないといけないことが多すぎてきらいでした。
それから、スケッチがまるでダメ。どうしてこんなにできないのだろうというほどダメでした。
そのため、中1のときに、「生物は捨てよう」と覚悟したのを今でも覚えています。
それが、今では所属が生命医科学部ですから人生わからんもんです。
でも、科目として生物はきらいだったのですが、生物への興味というのはずっとあったんですよね。
たとえば、プラナリア
切っても切っても復元するのですよね。
頭としっぽがちゃんと。
どうしてそんなふうに復元できるのか。試験のときに出て考えさせられたのを今でも覚えています。
そのときに、生物っておもしろいなあという気持ちになったのを今でも忘れません。
たぶん、先生がよかったのでしょう。
倉光誠一先生です。
科目がきらいでも生物がきらいにはならなかったのは先生のお人柄ではないかと今では思います。
1月26日に心筋梗塞で倒れられ、お亡くなったそうです。81歳だったそうです。
ご冥福をお祈りします。ありがとうございました。

2014年になりました

2014年になりました。
個人的には2013年中に行わなければならない仕事が終わっておらず2014年を迎えておりません。
すみません。

プレゼンテーション・パターン

プレゼンテーション・パターン: 創造を誘発する表現のヒント (パターン・ランゲージ・ブックス)
プレゼンテーション・パターン: 創造を誘発する表現のヒント (パターン・ランゲージ・ブックス) 井庭 崇 井庭研究室

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これは久々にやられた感満載の作品。
これはうちの研究室でやるべき内容のものでしょう。いつも言っていること、やっていることがすばらしくうまく表現している。
いやあ、大発明だ。
さすが井庭先生だなあ。
なによりも成功した一つはこのイラストかなあ。

IEEE Forum for Leading Researchers-Tokyo, Japan

IEEE Forum for Leading Researchersというのが開催されたので、行ってきました。
東京といっても、成田での開催なんですけどね。
公開してもよいということですし、これからも続けて行われるようなので、少し記録しておきます。
今回参加したのは、台湾、韓国、日本の研究者です。
20名ほどの人が集まって、IEEE側のお題でディスカッションします。
各、chapterでいろんなつてをたどって参加者が決まったようです。
日本からがほとんどでしたが、企業のかたや、日本に今在住されているInternationalな方が集まっていて、本当に多彩でした。
この多様性がほんとうによかったと思います。
IEEEからお題がでて、全体やグループに分かれて議論するというのが内容です。
結論から申しますと、声をかけられたら絶対に参加したほうがよいと思います。特にchapterのメリットやら、個人としての利益とかはないのですが、なんたって
「楽しい」
いろんな人と積極的に議論できるのは本当に楽しいです。
しかも、いろんな方がいらっしゃったので有意義でした。
しっかし、日本人もすごいしゃぺる。
しかも英語。何よりもここにびっくりしましたね。週の最初に国際会議にでていてぐだぐだだったので、少しあきらめていたところありましたが、日本人ってやはりすごいのかもしれません。
お題は。。。
個人的には直接役に立つようなフィードバックがあったわけではありませんが、
1) 過去の20年、これからの20年を振り返る、考える 良い機会となりました。
2) これからは、(ここでは書けないのですが)2つの要素が非常に重要になるのだと認識しました。
というのが得られたことです。
それから、多くの多彩な方々にお会いできたのもなによりでした。
ただ、企画が初めだったので、開催できてのかもしれません。
利益相反やら知財のところがまったく考慮されていないので、厳密にいうと会社の方とか参加が難しいのではないでしょうか。
(途中です。)

IEEE SMC2013に参加してきました

IEEE SMC2013に参加してきました。
マンチェスターで開催されましたが、薄曇りもしくは雨で、かつ、日本にくらべて非常に寒くて、すこし気が滅入りました。
科研の申請の季節だっというのもあるかもしれません。
研究室からは下記の3件が発表です。

  • Construction of an Interactive System Aims to Extract Expert Knowledge about the Condition Cultured Corneal Endothelial Cells
    Tomoyuki Hiroyasu, Kiyofumi Uehori, Utako Yamamoto, Misato Tanaka
  • Extracting Rules for Cell Segmentation in Corneal Endothelial Cell Images using GP
    Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Sakito Nunokawa, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, Utako Yamamoto
  • A Preliminary Study of Interaction Effects on Brain Activity during Cooperative Work using fNIRS
    Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Utako Yamamoto, Hisatake Yokouchi

IEEE SMCの一番の魅力は、その研究の対象の広さにあると思います。
最近、私のちからを入れている医療情報、医用データ処理などのセッションも活発に行われています。
そのほか、本当に幅広い研究がなされています。
そのため、いろんな先生にお会いすることができる。
これが一番のこの学会の魅力ではないでしょうか。参加する学生も、この長所を十分に活用してもらいたいものです。
一方で、(これは本当にトレードオフでしょうがないのでしょうが)、プログラムが詰め込みすぎです。
高いレジストレーションを払っているのに、質問する時間もないなんていかがなものでしょうか。
昼休みもないセッションもありました。
もう少し、有機的にいろんな先生方とつながれる仕組みはないものでしょうか。
会場もいまいちでした。
Midlandという老舗ホテルが会場だったのですが、いかんせん、部屋がせまい。
もう少しゆったりとしてセッションに参加したいんですよね。
帰りのフライトが、アムステルダムでトラブって大変でした。
27時間くらいかかりましたけど、帰れてよかったです。来年の IEEE SMC 2014 はSan Diegoです。
他のところがいいなあ。