IEEE SMC2013に参加してきました

IEEE SMC2013に参加してきました。
マンチェスターで開催されましたが、薄曇りもしくは雨で、かつ、日本にくらべて非常に寒くて、すこし気が滅入りました。
科研の申請の季節だっというのもあるかもしれません。
研究室からは下記の3件が発表です。

  • Construction of an Interactive System Aims to Extract Expert Knowledge about the Condition Cultured Corneal Endothelial Cells
    Tomoyuki Hiroyasu, Kiyofumi Uehori, Utako Yamamoto, Misato Tanaka
  • Extracting Rules for Cell Segmentation in Corneal Endothelial Cell Images using GP
    Tomoyuki Hiroyasu, Shunsuke Sekiya, Sakito Nunokawa, Noriko Koizumi, Naoki Okumura, Utako Yamamoto
  • A Preliminary Study of Interaction Effects on Brain Activity during Cooperative Work using fNIRS
    Tomoyuki Hiroyasu, Mao Goto, Utako Yamamoto, Hisatake Yokouchi

IEEE SMCの一番の魅力は、その研究の対象の広さにあると思います。
最近、私のちからを入れている医療情報、医用データ処理などのセッションも活発に行われています。
そのほか、本当に幅広い研究がなされています。
そのため、いろんな先生にお会いすることができる。
これが一番のこの学会の魅力ではないでしょうか。参加する学生も、この長所を十分に活用してもらいたいものです。
一方で、(これは本当にトレードオフでしょうがないのでしょうが)、プログラムが詰め込みすぎです。
高いレジストレーションを払っているのに、質問する時間もないなんていかがなものでしょうか。
昼休みもないセッションもありました。
もう少し、有機的にいろんな先生方とつながれる仕組みはないものでしょうか。
会場もいまいちでした。
Midlandという老舗ホテルが会場だったのですが、いかんせん、部屋がせまい。
もう少しゆったりとしてセッションに参加したいんですよね。
帰りのフライトが、アムステルダムでトラブって大変でした。
27時間くらいかかりましたけど、帰れてよかったです。来年の IEEE SMC 2014 はSan Diegoです。
他のところがいいなあ。

僕は祈る

僕は神を信じるものではない
そして僕は祈り続ける
自分の力のなさがないのは自明なのだが、それでもなんとかならないか。
このシリーズは無力感が漂う中、少しでも言霊になって、何かが良い方向に進めばよいなあと思ってやっている企画。
でも、今日届いた知らせには唖然とするばかり。
言霊にする言葉もなければ、祈るかけらさえないよ。
自分の甘さが改めて明確にされるし。
どうか少しでも天から声がおりてきますように。
僕は祈る

同じ月を見てた

ちょっと満月から欠けている月
あの日、同じ場所で同じ月を見てた
こんなことになるなんて思わなかったけれど、あの時は楽しかったな。
いろいろあったけど最終的によい関係を気づけることができた。
あのとき、すごくはしゃいでいたけど、
同じ場所にもどってきた。
宿題のいくつかできてなくて申し訳ないんだけど、とにかく時間は過ぎて現在ここにいてあなたは今いない。
今日は楽しかったな。
いずれにせよ、前向きにがんばている人の話は本当に楽しい。
そしてそんな人にあえるのはlこの仕事の特権。
同じ月を見てる。
時間を超えて、場所を越えて。

【速報】SMC 2013

SMC 2013に参加するためにマンチェスターに来ています。
日本に比べて寒いし、天気は雨交じりでどんよりしています。
SMC、久々にきました。
非常に研究の領域が広い学会です。
それにしても部屋がせまい。ときどき観客があふれています。
うちの学生の発表の際ももりあがるとよいなあ。
国際学会は先生方とゆっくりお話できるのがよいですね。
だけど いつもぐだぐだ飲んでしまって、もう少し深いはなしができればなあと思うんですよね。

僕は祈る

僕は神を信じるものではない
そして僕は祈り続ける
今年の夏は暑かった
楽しかった夏、ご苦労された夏、いろんな夏があったことだろう
父の3回忌がおわった
本当だったら、秋を感じる頃なのにまだまだ暑さが終わらない
未だに、頼ったり思い出したりする瞬間があって苦笑い
一つのこだわりを実行してみたよ
寂しい連絡をうけた
努力したり頑張ったり期待したりしてもしてもしつくしても願わないことがある
なんとなくうまく行くだろうなあと思っていたのに突然の知らせに驚く
かける言葉が一つもみつからない
僕には祈ることしかできない
残された家族に良いことがたくさん起こりますように
残された僕の友人に楽しいことがたくさん起こりますように
季節では秋になって新しい区切りが始まる
こだわっていたことに見切りをつけることができずにさらにこだわることにしたのか
真相はわからない
でも次の場所に去っていった
過去のしがらみ、よくないことへの文句、他人の批判、いくら積み上げても本人の幸せにはつながらないと本当に思うんだよ
早く楽しいこと、未来につながることをみつけてほしい
僕は祈り続ける
僕は祈る

児童に突っ込む車

京都・八幡で登校の列に車、5人重軽傷 18歳少年を容疑で逮捕

歩道を乗り越え民家の塀に突っ込んで止まった乗用車(24日午前9時55分、八幡市八幡双栗)
歩道を乗り越え民家の塀に突っ込んで止まった乗用車(24日午前9時55分、八幡市八幡双栗)

 24日午前7時55分ごろ、京都府八幡市八幡双栗の府道で、近くの八幡小に集団登校していた小学1~5年の13人の列に乗用車が猛速で 突っ込んだ。京都府警によると、小学1年の男児(6)が頭を強く打って重傷、小学1~5年の男女児4人が腕や脚に軽傷を負った。府警は自動車運転過失傷害 の疑いで、乗用車を運転していた八幡市の自称派遣社員の少年(18)を現行犯逮捕した。

またもや暴走していたようだ。
事故を起こして反省する前に、注意させるにはどうしたものなのか。
前回の記述

生体医工学シンポジウム

生体医工学シンポジウム 2013が九州大学で開催されました。
初めて参加しました。
この学会はおもしろいですね。
ポスターがたくさんあって、多くの研究を短い時間に吸収することができます。
脳機能系の理学的な内容ももう少しあるとよいのですが、医工学だと難しいですかね。
来年は農工大で開催されるそうです。

第5回進化計算学会研究会

第5回進化計算学会研究会が室蘭工業大学で開催されました。
交通の不便がそれほどよい場所ではないにもかかわらず多くの研究者に集まっていただき、活発に議論をしていただきました。
お世話いただいた渡邉先生をはじめ室蘭工業大学のチームのみなさんにも感謝です。
次回は鹿児島で開催されるシンポジウムです。
是非、お集まりください。

ファジィ温故知新:新しきを識る企画セッション

第29回ファジィシステムシンポジウム大阪国際大学にて開催されました。
そのシンポジウムにて、ファジィ温故知新:新しきを識る企画セッションという特別セッションが行われました。
これは、新しい野心的な研究の紹介を行うセッションです。
このセッションにて廣安が下記の内容で研究紹介を行いました。
N22. 実世界問題における脳機能イメージング装置の利用
○廣安 知之(同志社大学)
生きている脳内の機能の活性状態を測定し画像化する装置である脳機能イメージング装置は、近年、
低価格化、高機能化が進んでいる。これまでの医療における診断での利用だけでなく、私たちの身の回
りに存在する問題を解決、理解するための利用法について参加者とともにディスカッションする。
presentation
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記録を行い、適切な負荷を設定しよう。

自身を成長させるためには、負荷をかける必要がある。
ただし、大きすぎてもだめだし、小さすぎてもだめだ。
大学の体育の授業で学んだ、人の自発的な育て方

教師のインストラクションは、こうだった。「もし君らが、8回未満しかその運動ができなかったら、それは負荷が重すぎるのだ。そのときは、1kg軽いウェイトを使え。また、逆に16回以上その運動ができた場合、負荷が軽すぎる。だから1kg重いウェイトを次回はトライすること。重すぎるウェイトで無理を続けてりしてはいけない。それは筋肉にむしろ障害を与える。軽すぎる負荷では、もちろん筋力の向上にはつながらない。」

まずは、どのような負荷がかかっているのかを記述しよう。そして、それらが適切な負荷なのか、適切な負荷でないのかを判断しよう。

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成長を目的とするならば、比較は他人とはしない。過去の自分と行う。

「大学の体育の授業で学んだ、人の自発的な育て方」

そして極め付けは、これだった。「諸君は別に他人と比べる必要はない。各人の運動能力はそれぞれ別で、個性があるのだ。だから、過去の自分とだけ比較して、向上を確認すればいい。」

ゴールは設定しよう。
ただし、他人との比較が必要なものは真の成長には無意味である。
金メダルを取るというだけの目標で、なんら制約条件がないのであれば、極端な話、参加者を参加させなくなるような手配をするのもありになってしまう。
まず、自分に向き合い。自分の過去との比較を行う。

カテゴリー: tips

Japan-Finland Joint Seminar 2013

日本、フィンランドの2国間 ジョイントセミナーが室蘭工業大学にて開催されました。
廣安が下記の内容で発表しました。
“Explorer Brain Function Mapping using Information and Artificial Intelligence Technologies”
主に数理モデルや最適化手法について議論しました。
今回のセミナーによって、フィンランドについての研究傾向を知るだけでなく、日本の現状についても再確認することができました。
特に、大学進学率については日本は50%程度であり、決して高くないことを知りました。
presentation
セミナー終了後、室蘭の湾内のクルーズに行きました。
鉄工所などの夜景は萌えましたね。美しかったです。寒かったですけど。
tour
ホストいただいた、鈴木先生、渡邉先生に感謝いたします。

並列進化的計算の原稿

名古屋大学の古橋武先生にお誘いいただいて、「超多自由度系の最適化@計算科学講座」の1節を書かせていただいております。
すげー原稿の提出が遅れて各方面に迷惑をおかけしましたがようやく最終チェックを編集部におくりました。
また、石渕先生に怒られる。。。。
しかし、この原稿はちょっと力を入れたものになっていて、私の1/3くらいの集大成になっている。
古橋先生には、ご迷惑をおかけしたけれども、こんな機会をいただいて本当に本当に感謝しています。
あと、書いてないのは、環境分散のところだけだ。
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クラウドネットワークロボット

クラウドネットワークロボット
いまいち、クラウドネットワークロボットが頭に入ってこない。
たぶん、ロボットの定義が自分でできていないからだろう。何がロボットで何がロボってでないのかよくわからない。
だから、ユビキタスとかほにゃららセンサーネットワークとの関連がうまく消化できない。
精進が必要である。

米国からラテンアメリカ

米国からラテンアメリカ
ラテンアメリカについて自分は知らなさすぎだ。
今や、日本や中国と同規模の経済圏でまだまだ発展しているのだそうだ。
日本にとどまっていてうける印象とまったくちがう。