日本人はだいたいが幸福だと感じている

絶望の国の幸福な若者たち
絶望の国の幸福な若者たち 古市 憲寿

講談社 2011-09-06
売り上げランキング : 223

Amazonで詳しく見る by G-Tools

この本はおもしろいらしい。著者が26歳で社会学者なのだそうだ。
80年代の20代と2010年の20代を比べると10ポイント上昇しているのだそうだ。
内閣府が作っている 国民生活に関する世論調査 というデータがあるのだそうだ。
おもしろい。
新春暴論 ――「幸福」な若者を見限ろう 山口浩
というページから知った。
だけど、単年のデータだけでは世代のことはわからない。

これは平成23年10月のもの。
一件、40代、50代 が不幸に見える。
20代や70代は幸せな人が60%もおる。
しっかし、12年まえの平成11年12月のものが下。

やっぱり、40代、50代 が不幸。
日本では最近は若者と老人は幸福感が強く、しいていうと4,50代はいつもちょっと幸福を感じない。
大変だからね。
それよりどの世代も50%以上は幸せを感じているというのがおどろきだな。

学校にもIT

学校にもIT
今までどおりのことをするためには、今まで通りのやり方のほうがよいと思う。
いつも言うと笑われるけれど、ITを導入して革命をおこさなければならない。
今までできていないことを、ICTを導入してできるようにすることが重要だね。

2012年になりました

2010年の10年の2年目。
がんばらねば。
研究室の感じはつかめてきたので、これから研究の方向性と論文をきっちりとやらねばならない。
よろしくお願いします。

さよなら2011年、よろしく2012年

2011年が終了しようとしています。来年もよろしくお願いします。
1月 修論チェック。高熱はでないインフルエンザにもなってこまりました。
2月 卒業論文発表会、生命医科学部からの始めての学生が決まる。
3月 大震災がありました。直後は、あまりピンときていませんでした。
東北の津波もショックでしたが東京の状況、原発についてはまったく考えてない状況になりました。
イギリスへ行きました。
4月 大学院の授業をすべて英語にしてみました。
5月 日立・京大と1ヶ月にわたる実験を行いました。成果は照明システムになりました。
6月 WCSMO6(国際会議)が静岡で開催されました。
7月 PDPTAにて発表を行いました。ラスベガスでした。
8月 医療クラウドというページをFBでやっています。
9月 IEEE ESBCに始めて参加しました。ボストンです。研究室旅行では白浜へ行きました。
10月 研究室のオープンキャンパスやりました。
11月 例年通りSCにて研究展示を行いました。 シアトルでした。
12月 進化計算シンポジウム参加しました。
願わくば今直面している停滞は、これからの発展の種まきの時期であるように。
今年はどんな学生を輩出したいかは確定したものの、それを現実的にどうするかを思案中。
研究も実際にどのようにすすめていくのか考えなければならない。

児童に突っ込む車

老人がいくつまで運転してもよいかは大問題。車をとりあげたらどこにも行けなくなるひともいるから。
「横断中」の旗に車止まらず、児童2人はねる

15日午前8時頃、千葉県習志野市谷津の市立谷津小学校の正門前で、登校中の児童7人が横断歩道を渡ろうとしたところに乗用車が突っ込み、9歳と8歳の2人がはねられた。
 救急車で病院に搬送されたが、いずれも膝や肘を打つ軽傷。習志野署は、乗用車を運転していた同市鷺沼、自営業井島幸三容疑者(72)を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕した。
 発表などによると、事故にあったのは女児6人と男児1人で、信号が青に変わって横断しようとした直後、事故にあった。交通安全のボランティアが、「横断中」と書かれた黄色い旗を車道に差し出していたといい、事故を目撃した交通安全ボランティアの男性(74)は、「旗が出ているのに、車は止まらずに子供にぶつかってきた」と話した。
 現場は、JR総武線の津田沼駅から南西に約1キロ離れた住宅街にある見通しの良い直線道路。事故直後、学校の教諭らが事故で倒れた児童を救護したり、ほかの児童を校内に誘導したりして一時騒然とした。
(2011年12月15日11時57分 読売新聞)

前回

e-Science

Wikipediaによると

e-Scienceは、計算集約的な高度に分散化されたネットワーク環境で実施される科学、またはグリッドコンピューティングを必要とする膨大なデータセットを使用する科学。
この用語はジョンテイラー、科学と1999年に技術の英国の事務所の事務局長によって作成され、2000年11月に始まる大規模な資金調達のイニシアチブを記述するために使用されました。
E-サイエンスは、社会シミュレーション、素粒子物理学、地球科学やバイオインフォマティクスなどがあります。

それに関連した
eScience 2012
が開催される。

iPadからWindowsへのリモートデスクトップ接続

メモ:
sshトンネリングを使って、iPadからWindowsへのリモートデスクトップ接続を行ってみた。
1)sshトンネリング
iSSH – SSH / VNC Console
を利用。
極めてわかりやすい。
sshのキーについては、iSSH で作り、公開鍵をメール、トンネリングサーバーにペースト。
2)リモートデスクトップ
iTap RDP (Remote Desktop for Windows)
接続は簡単だが、利用が難しい。Gestureを把握する必要がある。

IEEE/ACM SuperComputing 2011を振り返る

SCは世界最大でHPCの分野で最も重要な会議の一つ。
詳しくは Oyanagi Report を参照のこと。(小柳先生のレポートは、参加している人よりもよく会議の理解できるすばらしいレポート)
京速コンピュータが本当に京(10peta)になり、世界一位を堅持。
いろんな商

僕は祈り続ける

僕は神を信じるものではない
そして僕は祈り続ける
いくつもの命があれよあれよという間に消えていった
準備していたもの、突然だったもの、あったことのないもの
だめくそと言われるだろうけど、合格点はもらえると思っている
しらずしらずのうちに相談したくなるのに、もうそれもできなくなっていることに気がつくのに少し時間がかかっている
はよせー と言われるだろうけど、はよ やるよ
うまくつなげられていますか
もしその命があったなら何を語るだろうか
僕ははずかしくない人生を送っているだろうか
早すぎる別れもある
どう理由をつけても、どう思いをたどっても説明にはならない
何もできることがない
ただ祈るばかりである
自分には自信はないけれど
どのようにつなげていけばよいのかわからないけれど
少しでも魂がおだやかでありますように
僕は祈る

短期大学化する大学、大学化する大学院

2012年度の就職活動が始まった。やれやれである。
今日も3年生が企業説明会があるので、授業を休ませてほしいという。
そのエクスキューズには、休むけれども点数は下げないでほしいといっているのである。やれやれである。
この学生が悪いのではない。3年の秋から就職活動が始まるのである。
もはや大学は2年間とちょっとしか勉強しないところになってしまった。昨日も図書館にいったが、何人も就職活動用の参考書を読んでいた。やれやれである。
大学院では、M1が就職活動である。ようするに大学院にいっても4年とちょっとしか時間がない。
大学は短期大学になり、大学院は大学になりさがっている。
文科省がどんなに質保証をとのたわまわっても、企業がそのように対応しているのだから、どうしようもない。
何故、企業では卒業後の空白があると採用の検討さえしてもらえなくなるのであろうか。
君がちゃんと実力をつけて能力を高めてからでも社会人になるのは遅くはないんだよと正面から言えない。
中身がなくても、それらしく明るく元気に振る舞えるほうが採用される要件としては高そうなのだから。
アメリカでもヨーロッパでも日本みたいなシステムになっていない。そして、学生の失業率は高い。
実はこのガラパゴス的な就職システムはすごく良いのかもしれない。
ただそれならば、大学は3年春でおわりにして卒業、大学院はM1で終了にしてもよいのかというと、それはいずれ日本が痛い目にあうんではないかいなと自分の中の何かが言っていて、どうしても抗いたいし、そうではないと言ってしまうのである。

Appleの商品ラインアップ

中島さんのLife is beautifulに「AppleとSonyの一番の違い」という興味深いブログが掲載されている。
AppleとSonyの一番の違い
最近外部で私が行っているアップルやUSのIT関係の利益率の話しなどはほとんど中島さんの受け売りである。この内容もその受け売りなのだが、いつも中島さんが書かれていることで忘れていることがあるようなのだが重要だと思うので、メモとして書いておこう。
アップルのウェブへ行くと商品が明確に提示されている。
これだ。

商品点数が少なくて明確であることは特筆すべきである。しかし、確かに商品の点数が少ないことも驚くべきことだが、ハードウエアだけでなくて、
ストアとiTuneとサポート
も商品ですよと告知しているところがすごい。
一方でmSonyのページを見てみよう。

明確にサポートとストアは商品ではないといっている。
日本ではまだまだ偏った「ものづくり」信仰が強くてハードウエアへの傾倒が強く、ソフトウエアの価値もままならない中で、アップルは、人とのコミュニケーションをとることができるストアとおもてなしの源泉となるサポートも売り物にし、さらにコンテンツを商品とすることのできるiTuneをiPhoneやiPadと同レベルで陳列している。
これらの、コミュニケーション、おもてなし、コンテンツ。これらは中島さんが絶えず主張してきた重要アイテムである。
学生はiTuneから音楽やpdfを転送して、問題がおこっても最悪、Genius Barにマックを持ち込んでいる。
一方、Xeperiaユーザの僕は、いまだにスムーズに音楽転送が僕のAndroidにできないし、携帯の容量がいっぱいですと言われてもどうすることもできない。
Sony, Panasonic, Toyotaがハードウエアだけでなく、おもてなし&コンテンツ をも売り物にできない限り利益率を20%以上にすることなどできないであろうし、今のアップルのようにはなれないのではないかと思う。
いわんや日本の大学においてをやであるのだが。
AppleとSonyの一番の違い part II
には、例としてラーメン、ラーメン大、おにぎりの3点の例がでているが、ラーメンを食べたときにおこる幸せ感やら行列しているときに他のお客と発生するコミュニケーションやら、(よくない例えだが)ラーメンを頼んでから用意に可能な替え玉やトッピングを行える機能やらを同時に商品にできているところがアップルはすごいのである。

パスワードをどうするか

クラウド時代である。
iPhoneもiPadも肝はクラウド、すなわちあちら側でさまざまなことが行われているということだと思う。
無意識に使うこと、あちら側でできることをできるだけ増やすことが、この時代でできることや楽しさを増やしていくのだと思う。
ただ、問題がある。
それは、パスワードである。
パスワードをあちら側へおいてしまうと、もれてしまう可能性が高くなる。

パスワード管理サービスLastPassで情報流出の可能性

grep.co.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=310
一方、パスワードをローカルにおいてしまうと、どこでもパスワードが使えるわけではないので、便利さが下がってしまう。このトレードオフをどうするのか、思案のしどころである。

10月の月例発表会

月例発表会は研究室で行っている月に一度の発表会です。
本当は、発表したい人が手をあげて発表を行っていくスタイルにしたいのですが、それではほとんどうまくいきません。
そのため、4年生に発表してもらうという制約をつけました。
先月2名発表したので残り10人中、9名が発表しました。
13:30から20:00まで長丁場でしたが研究の方向性について議論しました。
なかなかエネルギーの必要な作業ですが、みな一段階、あがったんではないかと思います。
また、発表にあたって、大学院生が非常におおきなコストをかけて発表練習などをしてくれています。
この作業が、大学院生の能力も引き上げていると信じています。

知的システム工学

三木先生の新しい教科書。献本御礼。

理工学部に在籍していたときも、私もこのテキストの基になる原稿をいっしょにつくらせてもらって授業を行っていた。
まだアマゾンでも検索してもでてこないほっかほかの新作だ。

「知的システム工学」という言葉は私の造語である。これは、賢いシステムを表す「知的なシステム」を研究・開発するための工学でもあり、また、システムを「知的に」解析・設計するための工学という意味も持つ。

6th Int. Conf. on Soft Computing and Intelligent Systems, and 13th Int. Symp. on Advanced Intelligent Systems (SCIS-ISIS2012)

CFP to SCIS-ISIS2012
6th Int. Conf. on Soft Computing and Intelligent Systems, and
13th Int. Symp. on Advanced Intelligent Systems (SCIS-ISIS2012)
November 20-24, 2012, Kobe, Japan (http://scis2012.j-soft.org/)
“6th Int. Conf. on Soft Computing and Intelligent Systems, and 13th Int. Symp. on Advanced Intelligent Systems (SCIS-ISIS2012)” の続きを読む

リファクタリング・ウェットウェア

リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法
リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法 Andy Hunt 武舎 広幸
オライリージャパン 2009-04-27
売り上げランキング : 39081
Amazonで詳しく見る by G-Tools

ちょっとどうかと思う内容が満載なのだが、今、fNIRSで自分の脳の血流量を測定していて、左右の脳の働きについて興味がある。
ちょっと本当かどうかはわからないのだが、Lモード(左脳)とRモード(右脳)の特徴が記載されていて、とりあえずメモ。

  • Lモード
    • 言語的
    • 分析的
    • 象徴的
    • 抽象的
    • 時間的
    • 論理的
    • 計数的
    • 理論的
    • 直線(線形)的
  • Rモード
    • 非言語的
    • 非合理的
    • 総合的
    • 空間的
    • 具体的
    • 直感的
    • 類推的
    • 全体論的
    • 非線形的