Microsoft Robotics Developer Studio

Microsoft Robotics Developer Studio ってのがあるのですね.

Microsoft Robotics Studio は、さまざまなハードウェア向けのロボット アプリケーション開発を支援する、学術機関、ホビイスト、開発企業向けの Windows ベース環境です。

また,言語も独自に用意されているようです.
Visual Programming Language(VPL)

Microsoft Visual Programming Language (VPL) は、従来のプログラミングで一般的に行われるフロー制御ではなく、グラフィカルなデータフロー ベースのプログラミングモデルを使用する、アプリケーション開発環境です。データフロープログラムは、一連のコマンドを順に実行するという方法は採りません。その処理方法は、組み立てラインに並んだ作業員が、流れてくる資材に対して自分に割り当てられた作業を行う方法に似ています。このため、VPL は並列処理または分散処理シナリオのプログラミングに適しています。

ここに書いてあるように,並列や分散処理の勉強もできるとなると面白いところであります.
Visual Simulation Environment (VSE)という物理エンジンが用意されているらしく,物理法則のことをよく知らなくても,物理法則に従ったシミュレーションができるようになるらしいですね.
さらに

Visual Programming Language で書いたコードを、シミュレーション環境だけではなく実際のハードウェアに移植できます。Microsoft Robotics Studio 互換のロボットは、すべて同じ方法で制御可能です

とあってLego Mindstromが使えるような図が入っているので,Legoでも動かせるのかもしれません.
子供も大人も夏休みがいくらあってもたりない感じになっていますよね.

なぜガラパゴス携帯ができてしまったのか

Life is beautifulでも池田信夫blogでもTBSのドラマの官僚達の夏を引き合いに出して,現在がそのような時代ではないことや,なぜ日本に危機感があるのかを説明しているのが面白い.良いドラマだったということだろう.
Life is beautifulでは7つの

なぜ高度成長期の自動車産業やテレビ産業の海外進出がうまく言ったのに、最近のパソコンやケータイ産業になるとさんざんなのか、という大きな疑問への答え

が提示されているのだが,それに加えて
8)持続的イノベーションと破壊的(もしくは新規の)イノベーションの創出方法の違い
9)情報系分野の持つ機械や電気・電子系分野の特殊性やカルチャーの理解の困難さ
があるのではないかと思う.
私が知っている官僚はテレビでイメージで作られつつあるような高飛車な感じや税金を搾取しているような感じはまったくない.それとは逆である.みなさん一生懸命,お国のために奉仕しているという感じだ.
それでも,中央集権的なやり方は持続的イノベーションは生み出すが,新規のイノベーションは創出できないのではないだろうか.新規のイノベーションを創出するためには,多様性の維持が必要になってくるからだ.僕は池田先生の言うような「戦艦大和的なスパコンは無駄」とは思わないが,同先生が言う「突然変異を生む制度設計が必要」だと強く思う.今のままでは,地方の大学や私立大学がこのようなプロジェクトに参加できる余地がない.
また,グーグルの強みが,検索の仕組みにあるとついつい思ってしまうのではなかろうか.最初のスタートアップはそうだろうが,現在のグーグルは違うだろう.iPhoneやiPodは日本の携帯やwalkmanの延長にあるものととらえてはいないだろうか.DVDの次のメディアに何がくるかを議論することが重要だとは思っていないだろうか.こういうところは,情報系分野の持つこれまでの分野との特異な点が理解できないために生じることなのではないだろうか.
一方で,自分自身,これらに対してカリキュラムの対応などが出来ていない.
よく考えて対応する必要がある.

平成21年度 教育改革FD/I T理事長・学長等会議

今日は私情協のお仕事で四谷へ出向く.
平成21年度 教育改革FD/I T理事長・学長等会議
昨年 7月1日閣議決定された教育振興基本計画にはいろいろな重要なことが記されている.

今後5年間に総合的かつ計画的に取り組むべき施策
基本的方向1:社会全体で教育の向上に取り組む
基本的方向2:個性を尊重しつつ能力を伸ばし、個人として、社会の一員として生きる基盤を育てる
基本的方向3:教養と専門性を備えた知性豊かな人間を養成し、社会の発展を支える
基本的方向4:子どもたちの安全・安心を確保するとともに、質の高い教育環境を整備する

基本的方向3 では
学士課程で身に付ける学習成果(「学士力」)の達成等を目指し、各大学等において教育内容・方法を改善するとともに、卒業認定も含めた厳格な成績評価システムが導入されるよう支援します
2020年の実現を目途とした「留学生30万人計画」を関係府省が連携して計画的に推進します

である.
この方向で粛々といろいろなことが進んでいくのに違いない.
ますます やらなければならないことが増える.
今回の会議では先生も企業に出向して勉強しなおせというアイディアが出された.
教員も学生も質が問われ,評価されるのであろう.しかしながら,各大学には各大学の事情というものがある.
一方で
私大の46.5%定員割れ 短大は過去最高の69.1% Asahi.com
ということもある.
どのように進めていけばよいのか難しいところである.

DCAST

DCASTがLennyに対応した.

DCAST(Dynamic Cluster Auto Setup Tool)は PCクラスタを作るためのソフトウェアです。
DCASTはDebian GNU/Linuxで動作し、簡単な設定でPCクラスタを構築することができます。

研究室の中尾くんが未踏プロジェクトとして始めて現在に至っている.
使ってみよう.

重点をソフトから検索へ

MSとヤフーが提携したそうだ.例えばyomiuri
しかし,今や検索が重要か?
それよりも対抗すべきgoogleは先に行っているように思える.それはデータ管理とデータ蓄積から生まれるサービスである.
ただ単にウェブ上にある情報をうまく検索する時代はもう成熟してしまって,うまく使うところに来ているのだが,その予感を与えてくれない.
MSは,ローカル側からもっとサービスをどんどんだせば面白いと思うのになあ.
dropboxをしのぐ製品がなぜ出て来ないのか.
one noteとかなぜ進化していかないのか.
ビジネス製品も大切にしながらたくさんサービスだせばよいと思うのになあ.

平成20年度 大学等における産学連携等実施状況について

文部科学省より表記の報告が行われている
産学連携,知財戦略も一時期のバブルな感じから,安定期・成熟期にうつっているように感じる.
それぞれの大学がそれぞれの戦略で動いているように思える.
報告書には同志社の名前がないけれどももちろんみんな 頑張っている.
学生数もしくは教員数で割った値をのせてもらえるとよいのだが.

HT-03A きっと買う

google android大夫 わかってきたような わからないような.
とにかく 世の中は,hardware, softwareだけでなくて 多量なデータがいろいろなことを支配するんだなと理解しました.まじでやばいですね.googleは.
はやく論文書かなくては.
さて,HT-03Aで欲しいものとしては
 WI-FIのproxy
 iMode
 お財布携帯
 suica
 flash
どこからどこまでがソフトウエアの仕事でハードウエアの仕事なのかよくわかりませんが,これらの機能が追加されたらすぐに乗り換えちゃいますね.きっと.
あと,ガラパゴスなりに便利なので,どんどんと使えるようにしてくれたら良いのに.

プロジェクト科目終了

同志社大学では,プロジェクト科目というのがあります.

同志社大学は、従来の教室での座学中心の授業形態とは異なった実践型・参加型の学習機会を重視したプロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)を基本とする、授業科目―「プロジェクト科目」―を2006年度から設置しています。

廣安はこの半年間,NPO同志社大学産官学連携支援ネットワークが企画した「企業コンサルタント実習~社長!これが御社の課題です~」 という授業を担当しました.
このプロジェクト科目では,実際の企業の社長からミッションが与えられ,それに対して回答を行うという活動を行いました.我々のクライアントは,株式会社ケシオンという屋外広告を得意として全国であっと驚く広告を展開している広告代理店です.その社長の高山さんは,エネルギッシュで仕事に燃える,いわゆる青年実業家です.
私たちがいただいたお題は「スキー場での新しい広告」でした.現在どこのスキー場も軒並み苦境に立たされています.そのスキー場において,集客のできる,スキー場を活性化できる広告を考えるというのが命題です.企業が抱えるこのような問題に対して提言を行うのがコンサルタントの役目です.しかしながら,これを行うためには,クライアントであるケシオンの調査,スキー場の現状,アイディア出し,プレゼンを行う必要があります.単に,学生の単純なアイディアを出すだけでなく,財政的な裏付けや,特許技術などの調査も行う必要があります.そのため,会社やターゲットを財務的な視点からどのように調査すべきか,特許技術などはどのように調査すべきか,企業への提言はどのように行うべきかについて,弁理士,会計士,他の企業の社長をお招きして勉強しました.
2度にわたり,ケシオンに出向きヒアリング調査も行いました.逆に,高山社長から問い詰められ,半分泣きそうになりながらのヒアリングでした.これまでの大学生活ではここまで真剣に仕事に取り組んだことがなく,ヒアリングに向かう姿勢,用意すべき資料の不足など力不足を実感しました.
そして昨日,とうとう最終日,コンサルタントの結果発表会を高山社長を招いて行いました.
3チームの発表を行いました.
さあどうなることやらと心配もしましたが,学生らしい,楽しい内容となりました.心配には及びませんでしたね.
詳細はここでは書けませんが,最近のトレンドを反映させた内容や,これまでまったく知らなかったグッズを使った企画,本当にできたらなんだかすごそうな企画など多種多様でした.また,各班,特徴を活かした内容でした.
初めて,文系ばかりの学生と接して非常に勉強になりました.文系・理系問わず重要なことは何なのか,やはり文系の特有なカルチャーもあること,そしてプロジェクトに対して,コンサルタントに対して,広告に対して私自身がいろいろと考えさせられ,それが勉強にもなりました.
終了後,楽しく写真撮影を行い,有志で打ち上げに向かいました.
こちらも非常に楽しかったですね.
高山さんがこの日,何度か言われていた
○学生は友達といろいろとできるところがすばらしい
○仕事を笑顔でできるのがすばらしい
という言葉が印象的でしたね.
やはり仕事には笑顔が必要だよな.笑顔の効果を考える
それぞれが,それぞれの役割をきちんとこなして成長でき,良い結果を得ることができたと思います.
五島先生をはじめ講師の先生方,高山社長をはじめケシオンのみなさま,授業に積極的に参加してくれた学生の諸君,本当にありがとう.
またやりましょう.

オープンキャンパス

本日はあいにくの雨.ちょっと蒸し暑いですね.
京田辺キャンパスではオープンキャンパスが開催されています.ポスーター展示などでちょっとだけでばってきます.
先週は大学院の入試でしたし,明日は通常の授業日.
世間は3連休の方もいるようですが,なかなか仕事が多い今日この頃です.

Windows HPC Server: コマンド ライン インターフェイス リファレンス

なぜかわかりませんが,MSのTechNetのテクニカルドキュメントのページには,Windows CCS 2003の記述しかありません.
ほとんどのコマンドはもちろんWindows HPC server 2008でも利用可能です.
以下メモですが
コマンド ライン インターフェイス リファレンス

このリファレンスの clusrun を除くすべてのコマンドでは、次の汎用構文を使用します。
< operator >[options]
または
< operator >[options] < command_line >[arguments]
CLI には、次の 5 つのコマンドがあります。
*job
*task
*node
*cluscfg
*clusrun

例えば cluscfg だと

cluscfg listenvs
クラスタのクラスタ レベルの環境変数を一覧表示します。
構文. cluscfg listenvs [/scheduler:< host >]