失敗と成功

NHKラジオの渋谷スポーツカフェの3月6日(火)分を試聴する。
ゲストは登山家の野口健。
エベレストとか上る人はすごいな。何故上るのか、何故 冒険にチャレンジするのか、もはや意味不明。
いろいろな示唆に富むインタビューであった。
死に直面したときの感覚。脳の処理なのだろうが、生と死とのリンクしているところがあって、かつ、それが他の人とも同じ感覚であることがおもしろい。
登山において登頂することが成功だと考えられる。
後 数百メートルで山頂というところで、引き返すべきなのかを

バブル崩壊の思い出

空は雨降り直前である。
でも、雨が降ってくるのか、何が降ってくるのか、いつ、降るのかまったくわからない。
また、雨が降ったからといって、どんな傘を用意すればよいのかさえわからない。
これまで日本の土地バブルや、米国から発した不動産バブルを思い出してのメモ:
1)バブルがはじける前には、皆がいつバブルがはじけるのかそのタイミングを図っているので、すごい緊張感がある。
2)バブル崩壊を知るのには時間差がある。僕のような末端が知るのは本当に崩壊してから最悪になってから。1年くらいあと。
3)バブル崩壊を早く知ったからといって、すんなり手を引くことは難しい。
4)大体は自分だけは大丈夫という気になって、最悪なところまで進んでいく。危機感がないとかという甘いものではない。危機以上のところまで進むのだ。
5)危機感をあおる人はいるけど、その後、どのようになるのかについては正確ではない。

教科書革命

Satoshi NakajimaさんのLife is beautifulで「ぜひとも起こしたい「教科書革命」」という記事があがっている。

すべてデジタル化し、子供たちはタブレット一枚を持って、もしくは手ぶらで(タブレットは家と学校に一枚づつ持っておき、ネット経由で同期すれば可能)学校に通うという時代を実現すべき。(途中略)同時に私が実現したいのは、義務教育機関中の教科書すべてのパブリック・ドメイン化

という内容である。
小中学生が対象の意見であるが、大学生に対してもテキスト革命を望みたい。
「革命」という単語にはちょっと大げさ感がつきまとうが、

先日の「今、日本のメーカーに一番必要なもの」というエントリーで、その答えは「人々のライフスタイルを変える」という明確なビジョンだと指摘した。

の部分の「スタイルを変える」というところが非常に重要で、それが「革命」であり、常にICTを導入した「革命」を意識しないといけないと思っている。
日本の大学生の何のスタイルを変えたいかと言えば、授業内で目にするテキストの量を少なくとも10倍、100倍にすることである。
“教科書革命” の続きを読む

空・雨・傘の理論

勝間和代さんの出世作の『効率が10倍アップする新・知的生産術ー自分をグーグル化する方法ー』で、マッキンゼーで習った理論であると紹介されているもの。
情報には、「空、雨、傘」の3段階があり、傘までたどりつかないといけないということ。
「空」は、事実。
「雨」は、事実からの将来の解釈。
「傘」は、その解釈に対する行動。
事実だけの理解では不十分で、将来の予測を行い、それに対して行動するところまでたどりつかいないと意味がない。
今の自分は、解釈さえできない。

モデル化と規格化とメタ化

メモ:
いずれも情報をうまくとりあつかうためのキーワード。
シミュレーションを行い物事の理解を進めるためにはモデル化の技術が必要であるが、この技術を取得するためにどのような訓練をすればよいのか?
規格化の技術を取得するためには、データベースの技術の取得を行えばばよいと思う。
メタ化するためには、オブジェクト指向的な訓練をすればよいと思う。

本の裁断問題

少し前に本の裁断問題がおこった。
まずは、オークションで裁断本が広く流通!作家7人がスキャン代行業者を提訴した
大好きな作家が含まれているのですごく残念なのだが、早くに電子書籍を普及させた方がもうかると思うんですがね。
古いやり方でお金をもうけるのではなくて、新しいやりかたで収入を稼がないといけないと思う。
本は確実に衰退する。
だって便利でないもの。本は大切だとかいうけど、大概、ぼくより本読んでないし、本もってないと思う。
でも、新しい技術を使うと、もっともっと読めるし、もっともっと書けるよ。
高校のころにCDが出始めた。
レコードはなくなりCDになるといくら叫んでもLPはなくならない。CDははやらないと皆に言われた。
まったく同じ感じのことがこれまで何度繰り返されてきただろう。
その教訓は、昔のメディア好きはそのまま好きで何も問題なし、ただ大半はあたらしいメディアになる。
ほら、LPの頃よりみんな音楽もっと聞いてるだろ?歌ってるだろ?こんなんじゃなかったんだよな。
やらなければならないのは、新しいメディアになったときのスタイルに対応しておくことなんだよな。
それをしないと、早く自身がスタイルを変えておかなければ。
音楽業界はCDやダウンロードの売り上げが落ちている。
でも、野外フェスやらライブやらは逆に盛り上がっている。みんな良い音楽を求めている。そしてライブな音楽を求めている。
作家もどんどん読んでもらい、集金については別の方法を考える時期になっているのではなかろうか。
その後、話しがわけわからん方向へいっているのであるが、まずは漫画家の佐藤さんがどんどん読んでもらえればいいじゃんとまっとうな意見をいうと作家の岩崎夏海さんが反論してわけのわからん展開をしている。
買った本を裁断は良い?悪い? “自炊”問題受け「ブラよろ」「もしドラ」作者同士が論戦
この意見をみて、岩崎夏海さんに覚えた感想が2点。
その1。作家って最初のモチベーションが自身の作品をできるだけ多くの人に読んでもらって感じてもらうというのがあると思うのだが、まったく感じられない。作家っぽくない。
その2。言っていることがドラッカーっぽくない。知識の時代に逆行してないかい?
もしも「もしドラ」の作家がもうすこしドラッカーを読んでいたら
このブログに賛成。

日本人はだいたいが幸福だと感じている

絶望の国の幸福な若者たち
絶望の国の幸福な若者たち 古市 憲寿

講談社 2011-09-06
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この本はおもしろいらしい。著者が26歳で社会学者なのだそうだ。
80年代の20代と2010年の20代を比べると10ポイント上昇しているのだそうだ。
内閣府が作っている 国民生活に関する世論調査 というデータがあるのだそうだ。
おもしろい。
新春暴論 ――「幸福」な若者を見限ろう 山口浩
というページから知った。
だけど、単年のデータだけでは世代のことはわからない。

これは平成23年10月のもの。
一件、40代、50代 が不幸に見える。
20代や70代は幸せな人が60%もおる。
しっかし、12年まえの平成11年12月のものが下。

やっぱり、40代、50代 が不幸。
日本では最近は若者と老人は幸福感が強く、しいていうと4,50代はいつもちょっと幸福を感じない。
大変だからね。
それよりどの世代も50%以上は幸せを感じているというのがおどろきだな。

学校にもIT

学校にもIT
今までどおりのことをするためには、今まで通りのやり方のほうがよいと思う。
いつも言うと笑われるけれど、ITを導入して革命をおこさなければならない。
今までできていないことを、ICTを導入してできるようにすることが重要だね。

2012年になりました

2010年の10年の2年目。
がんばらねば。
研究室の感じはつかめてきたので、これから研究の方向性と論文をきっちりとやらねばならない。
よろしくお願いします。

さよなら2011年、よろしく2012年

2011年が終了しようとしています。来年もよろしくお願いします。
1月 修論チェック。高熱はでないインフルエンザにもなってこまりました。
2月 卒業論文発表会、生命医科学部からの始めての学生が決まる。
3月 大震災がありました。直後は、あまりピンときていませんでした。
東北の津波もショックでしたが東京の状況、原発についてはまったく考えてない状況になりました。
イギリスへ行きました。
4月 大学院の授業をすべて英語にしてみました。
5月 日立・京大と1ヶ月にわたる実験を行いました。成果は照明システムになりました。
6月 WCSMO6(国際会議)が静岡で開催されました。
7月 PDPTAにて発表を行いました。ラスベガスでした。
8月 医療クラウドというページをFBでやっています。
9月 IEEE ESBCに始めて参加しました。ボストンです。研究室旅行では白浜へ行きました。
10月 研究室のオープンキャンパスやりました。
11月 例年通りSCにて研究展示を行いました。 シアトルでした。
12月 進化計算シンポジウム参加しました。
願わくば今直面している停滞は、これからの発展の種まきの時期であるように。
今年はどんな学生を輩出したいかは確定したものの、それを現実的にどうするかを思案中。
研究も実際にどのようにすすめていくのか考えなければならない。

児童に突っ込む車

老人がいくつまで運転してもよいかは大問題。車をとりあげたらどこにも行けなくなるひともいるから。
「横断中」の旗に車止まらず、児童2人はねる

15日午前8時頃、千葉県習志野市谷津の市立谷津小学校の正門前で、登校中の児童7人が横断歩道を渡ろうとしたところに乗用車が突っ込み、9歳と8歳の2人がはねられた。
 救急車で病院に搬送されたが、いずれも膝や肘を打つ軽傷。習志野署は、乗用車を運転していた同市鷺沼、自営業井島幸三容疑者(72)を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕した。
 発表などによると、事故にあったのは女児6人と男児1人で、信号が青に変わって横断しようとした直後、事故にあった。交通安全のボランティアが、「横断中」と書かれた黄色い旗を車道に差し出していたといい、事故を目撃した交通安全ボランティアの男性(74)は、「旗が出ているのに、車は止まらずに子供にぶつかってきた」と話した。
 現場は、JR総武線の津田沼駅から南西に約1キロ離れた住宅街にある見通しの良い直線道路。事故直後、学校の教諭らが事故で倒れた児童を救護したり、ほかの児童を校内に誘導したりして一時騒然とした。
(2011年12月15日11時57分 読売新聞)

前回

e-Science

Wikipediaによると

e-Scienceは、計算集約的な高度に分散化されたネットワーク環境で実施される科学、またはグリッドコンピューティングを必要とする膨大なデータセットを使用する科学。
この用語はジョンテイラー、科学と1999年に技術の英国の事務所の事務局長によって作成され、2000年11月に始まる大規模な資金調達のイニシアチブを記述するために使用されました。
E-サイエンスは、社会シミュレーション、素粒子物理学、地球科学やバイオインフォマティクスなどがあります。

それに関連した
eScience 2012
が開催される。

iPadからWindowsへのリモートデスクトップ接続

メモ:
sshトンネリングを使って、iPadからWindowsへのリモートデスクトップ接続を行ってみた。
1)sshトンネリング
iSSH – SSH / VNC Console
を利用。
極めてわかりやすい。
sshのキーについては、iSSH で作り、公開鍵をメール、トンネリングサーバーにペースト。
2)リモートデスクトップ
iTap RDP (Remote Desktop for Windows)
接続は簡単だが、利用が難しい。Gestureを把握する必要がある。