2012年度 卒業論文審査会

2013年2月19日(火)に生命医科学部卒業論文諮問会が行われました。
医療情報システム研究室からはB4の18名(西村、吉田、松浦、臼井、大村、大久保、國貞、関谷、牛山、眞島、井上、早川、大西、木村、將積、中村、後藤、杉田)が発表を行いました。
発表の題目は以下の通りです。
  1. 西村祐二:Hadoopを用いた医用画像における画像処理高速化のための実装と性能評価
  2. 吉田倫也:病理データの良性・悪性・判断不可能領域のSupport Vector Machineを用いた分類手法の検討
  3. 松浦秀行:対話型遺伝的アルゴリズムを用いた専門家の判断に基づく良好な細胞画像作成システム
  4. 臼井 智美:身体活動量の変化に基づく腹部の皮下脂肪量および下腿後面の筋肉量の変化の検討
  5. 大村歩:快の度合が異なる画像に対する脳の活性領域と度合の検討
  6. 大久保祐希:脳波を用いた前腕屈曲運動における左右識別の検討
  7. 國貞壮司:任意ジェスチャを用いた直観的操作による作業負担軽減システムの提案
  8. 関谷駿介:角膜内皮細胞画像における細胞領域抽出アルゴリズムの検討
  9. 牛山裕梨:切断面実形視テストを用いた空間認識力測定時におけるfNIRS研究
  10. 眞島希実:リーディングスパンテストを用いたワーキングメモリの検討:大脳皮質の活性部位のfNIRS を利用した基礎的検討
  11. 井上楓彩:fNIRS実験時における音圧変化の影響の検討
  12. 早川温子:裸眼立体視における個人の能力差に関するfNIRSを利用した脳機能の検討
  13. 大西夏子:色温度環境の差異が注意の持続に及ぼす影響のfNIRSを用いた検討
  14. 木村茜:視覚刺激と聴覚刺激の違いにおける注意の持続性への影響
  15. 將積彩芽:音環境下における数字記憶課題の成績と脳血流変化に対する男女差の検討
  16. 中村友香:fNIRSデータに対する体動除去手法の提案と検討
  17. 後藤真櫻:協調作業による相互作用が脳活動に及ぼす影響の基礎的な検討
  18. 杉田出弥:GO/NOGO課題の難易度変化が脳の反応抑制に与える影響の検討
未だ学会に出たことのない私にとって、今回は研究室外の先生方の前で発表をした、初めての機会でした。
普段の月例発表会とは異なり、私の研究内容を全く知らない先生方を目の前にして、何に重点を置いて発表したらいいのか、凄く悩みました。そんな中、先輩方の自らの経験談を踏まえたアドバイスに本当に助けて頂きました。
また、発表時間はたった7分しかなく、1年間かけて行なってきた研究を如何に端的に伝えるか、非常に頭を悩ませました。
当日は緊張してしまい、とても早口になってしまったので、もう少し上手く発表したかったと悔いは残りますが、この経験を来年度の学会発表へ活かして参りたいと思います。
卒論発表会が行われた朝は、粉雪が舞い散る凄く寒い日でした。そんな中、私たち4回生のために朝早くから発表準備をして下さった先輩方、本当に感謝しています。この恩は来年度の後輩へと繋げて参りたいと思います。
【文責:M0 井上】
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