United European Gastroenterology Week (UEGW) 2017

2017年10月28日~11月2日にかけてスペイン バルセロナにて開催されましたUnited European Gastroenterology Week (UEGW)2017に参加いたしました.本研究室からは石田(M2),岡田(M2)の2名が参加しました.発表形式はポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.

  • “Machine Learning-Based Automatic Detection System for Demarcation Line of Gastric Cancer with Narrow-band Images”
    N.ISHIDA; N.YAGI; H.KITAE; A.TOMIE; H.ICHIKAWA; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Machine Learning-Based Automatic Diagnosis System – for Helicobacter Pylori Infection Using Linked Color Imaging”
    Y.OKADA; N.YAGI; H.KITAE; A.TOMIE; H.ICHIKAWA; S.HIWA; T.HIROYASU.


学会には共同研究者である村上記念病院の八木先生,同志社大学生命医科学部の市川先生も参加されました.学会前,先生方からは”いかにかみ砕いて畑違いの医師の方々に理解して頂くか”が重要であることを教えていただきました.その教えの下ポスター作成を行い,発表当日は同セッション内で上位に入る程,多くの方に来て頂けたと思います.外国人の先生方の質問をすべて理解することはできませんでしたが,用意した資料を基にコミュニケーションをとれたことは自分の中で自信にもなりましたし,英語学習のモチベーション向上にも繋がりました.また,医師の方の中にも機械学習を取り入れ,独自に研究されている方もおり,我々の研究目的である自動診断による診断補助も現実になりつつあること,また,私たちがその最先端にいる事を感じました.引き続き研究に邁進するだけではなく,より一層,後輩の育成にも力を入れていきたいと思います.




【文責:M2 石田】

第72回月例発表会

2017年10月24日に第72回月例発表会が開催されました.今回の月例発表では,B4の曽根,M1の相本,池田,三好の4名が発表しました.発表順番及びテーマは以下の通りです.

今回の月例発表会は,私にとっては初の研究発表ということや,先輩の発表に混ざって発表することもあり,非常に不安と緊張を感じていました.しかし,先輩と一緒に準備を進めていく上で,研究発表に対する姿勢や発表方法など,非常に学ぶものが多い発表会となりました.発表後の質疑応答では,相手の質問に対して正確な返答をすることの難しさや,知識や理解の不足を痛感したと同時に,ディスカッションを行うことで更に研究が良い方向へ向かっていくことの喜びも感じることができました.
また,今回月例発表会の中でM1の先輩方の研究プロジェクト発表もありました.プロジェクトが世界にどのように貢献するのか,また先輩方の研究がそのプロジェクトのどの位置にいるのかを深く知ることができました.今回の発表会で得られた課題を克服し,更に成長した姿で卒論発表会を迎えられるよう,今後も先輩方をお手本としながらさらに精進していきたいと思います.

         

【文責:B4 曽根】

2017年度プロジェクト科目課題発表会

2017年10月11日に、生命医科学研究科医工学・医情報学専攻の必修科目である「プロジェクト特別演習」の課題発表が医心館のG階多目的ホールにて行われました。
この科目は、学生1人1人が自ら研究テーマを決定し、計画を立て実行することで、問題設定・解決能力、主体性、計画性等を身につけることを目的としています。今回の課題発表会では、これから取り組むプロジェクトの背景、提案手法や計画をポスターで発表しました。自分の研究から離れ、違う視点からプロジェクトを立案することは難しく、苦戦した人も多くいましたが、最終的にはそれぞれのアイデアの詰まったユニークなテーマを設定し、実演を取り入れながら面白い発表をすることができたのではないかと感じています。また、この科目では異なる分野の研究室の教授や学生と意見を交換することができる場でもあります。
 
 
普段は、他研究室の人と研究について話す機会は滅多にないので、視野も広がりとても有意義な時間となりました。
今後は、1月下旬の最終発表会に向けて、正規で行っている研究と並行しながら、計画性をもってプロジェクトを進めていきたいと思います。