6月28日(土)に第35回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではM2が各々の研究について発表しました. 以下に発表の順番と題目を記載します.(敬称略)
- 脳血流変化を用いた訓練に伴う技能習得における習熟度変化の検討:早川温子
- fNIRSデータに対する体動除去手法の比較:中村友香
- オーバーラップ処理を用いた運動イメージ識別法の検討:大久保祐希
- fNIRS 同時計測による協調作業時の複数人脳活動の検討:後藤真櫻
- 色温度が視覚探索の課題成績に及ぼす影響と探索時の脳活動の検討:大西夏子
- fNIRS実験時における音圧変化の影響の検討:井上楓彩
- 雑音環境が知的作業に及ぼす影響の検討:將積彩芽
- リーディングスパンテストの高成績群と低成績群によるワーキングメモリの検討:真島希実
- 視聴覚刺激に対する注意度合いと脳血流変化の検討:木村茜
- 視覚課題の難易度変化が脳活動に及ぼす影響:杉田出弥
- 快の度合が異なる画像に対する脳活動の検討: 大村歩
- 専門家が良好と判断する角膜内皮細胞画像生成システム -構築システムにおける評価手法の検討-:松浦秀行
- 2クラス分類の為の遺伝的プログラミングを用いた特徴量変換手法の提案:白石英駿
- fNIRSから得られる時系列データ間の類似度を特徴量とする識別と脳機能ネットワークの検討:吉田倫也
- 画像タグへの情報付加機能を持つ医用画像管理システム:西村祐二
- 成長型ニューラルガスを用いた細胞領域分割手法の検討:関谷駿介
M2は今までの研究の集大成を発表していたため,15分発表の人達が多くいました.しかし,今までの研究内容がその15分だけでは全てを伝えきれないという発表者も中にいたのではないのかと感じました.また,発表者が全員で16名と非常に多かったため,朝9時30分から開始し終了時刻が20時と長丁場になりました.しかし,公聴者は最後まで集中力を切らさず,発表内容を理解しようとしていたため質問も多く議論が活発になっていました.
B4の中にはM2の研究について初めて聞く人もいるため,M2はB4にも理解できるようなプレゼンの構成になっていたと感じました.この2年間MISLで過ごしたM2だからこそ,このように気遣えたのではないでしょうか.
これからM2は修了論文の作成のため,更なる研究の研鑽を積む必要があります.そのため,これから自身の研究に邁進していきたいと思います.廣安先生,詩子先生,田中先生,MISLの学生の皆様,今後ともご指導ご鞭撻の程,宜しくお願い致します.
【文責:M2大久保】