2013年度 生命医科学研究科 修士論文諮問会

2014年1月31日, 同志社大学大学院 生命医科学研究科 修士論文諮問会が開催されました. 我々の研究室からはM2の7名が以下のタイトルで発表しました。
・広域医療連携システムにおけるアクセス時間とレプリカ保有量の決定手法:藤井亮助
・fNIRS時系列データに対する類似部分動抽出法の提案と検討:福島亜梨花
・fNIRS データとニューラルネットワークを用いた画像に対する感情識別の検討:林貴之
・多チャンネル時系列データにおける代表的データの抽出とその利用 -fNIRS計測データに対する適用と検討-:星野雄地
・遺伝的プログラミングを用いた画像セグメンテーションによる培養角膜内皮細胞の特徴量抽出システムの提案:布川将来人
・パターン認識と最適化を用いた病理データの分類法の検討:大堀裕一
・専門家の評価に基づく良好な角膜内皮細胞画像生成システムの実装:上堀聖史
本年度初めて, 生命医学部出身の学生による修士論文発表が行われました.
先輩方が研究に取り組んでらっしゃる姿を2年間そばで見ていたので, その集大成である修論発表をとても感慨深いものでした. この日を境に, M2の先輩方は研究班から引退されます. これからは, M1の私たちがMISLを引っ張る番です. M2の先輩方お疲れ様でした。
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【文責:M1井上】

第31回月例発表会

2014年1月28日に第31回月例発表会が開催されました.この発表会は,M2の方々の修士論文審査会に向けた最後の月例発表会となります.

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発表者と題目は以下のようになります.

藤井「広域医療連携システムにおけるアクセス時間とレプリカ保有量の決定手法」
福島「fNIRS時系列データに対する類似部分自動抽出法の提案と検討」
林 「fNIRSデータとニューラルネットワークを用いた画像に対する感情識別の検討」
星野「多チャンネル時系列データにおける代表的データの抽出とその利用-fNIRS計測データに対する適用と検討- 」

布川「遺伝的プログラミングを用いた画像セグメンテーションによる -培養角膜内皮細胞の特徴抽出システムの提案-」

大堀「パターン認識と最適化を用いた病理データの分類法の検討」

上堀「専門家の評価に基づく良好な角膜内皮細胞画像生成システムの実装」

今回の発表会では,先輩方が修士論文審査会のためのより良い発表が出来るように,先生方から多くの貴重なアドバイスを頂いておりました.やはり,修士論文審査会を控えているためか,普段の発表会では威厳を感じていた先輩方が少し,緊張しているように見えました.B4の私は先輩方の研究の集大成を敬聴しながら,先生方のアドバイスも傾聴していました.発表を聞いてる側としても,先輩方の研究や先生方のアドバイスなど今後の為になるお話で,とても実りのある発表会であったと実感しています.

本番の修士論文審査会を楽しみにしながら,私の卒業論文発表会に向けても今回学んだ事を活かし準備していきたいと思います.先輩方お疲れ様でした.

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【文責:B4 三島 康平】

3回生向け研究室紹介【2013年度】

1月27日に医心館グランド階多目的ホールにて3回生向け研究室紹介が行われました.研究室配属される新4回生が各研究室について詳しく知ることを目的としたイベントです.
 
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私たちの研究室の担当は,福島さん,星野さん,藤井さん,関谷くん,大久保くん,小淵くん,林沼くん,自分の8名です.
私たちはどうしたらこの研究室に入ってくれるのかを担当みんなで話し合い,ポスターや冊子の作成に取り組むなど様々な努力をし,一生懸命頑張りました.
研究室紹介当日は,場所取りも上手くいき,入り口の近くを確保しました.
良い場所がとれたこともあり,多くの学生に私たちの研究室を広く紹介できたと思います.
担当ではない研究室メンバーも駆けつけ,積極的に勧誘してくれていました.
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3回生の学生たちは卒業や修了まで所属する研究室を選ぶことになるため,自分の知り
たいことを積極的に質問し,真剣に話を聞いていました.
私たちの研究室や研究内   容に興味を持って聞きに来てくれる学生も多かったです.
質問される内容は,自分たちの時と似ていて,研究内容であったり,研究室の忙しさであったりというような感じでした.
また,今年は,就活をしている人が多いようで,研究内容はこの研究室が一番自分のやりたいことに合っているが,就活をしているため忙しすぎる研究室は難しいと言っている子も見かけました.
最終的にどうなるのかは分かりませんが,各学生に合った研究室に配属されることを願っています.
そして,この医療情報システム研究室を選んでくれた学生に会えることを楽しみにしています.
【文責:M2 星野】

博士論文公聴会

2014年1月25日(土)に、田中美里の博士論文公聴会が開催されました。
発表題目:対話型最適化を用いたユーザの感性モデルの抽出に関する研究
主査:三木光範先生
副査:廣安知之先生(医療情報システム研究室)、下原勝憲先生(社会情報学研究室)
公聴会は午前10時から行われました。
会場である香知館の会議室には、本研究室の卒業生や在学生、多研究室の教員や学生の方々など、沢山の聴講者に参加して頂き、発表開始時には満員となりました。
開始後、最初に主査である三木先生から簡単な論文に関するご紹介があった後、50分の発表が行われ、その後1時間ほどの質疑が行われました。
質疑では、想定している感性や脳活動のモデルについて認識が不足していた点や、他手法との比較について不足している点などの指摘を頂きました。
本会は、私にとってこれまでの人生で一番緊張する発表となり、本当に事前の準備や心構えの大切さを認識する機会となりました。
博士論文の執筆も通して色々と紆余曲折はありましたが、本会が無事に終了し、また多くの方々に参加して頂けたことは、私にとってとても素晴らしい財産になったと思います。
これがゴールではないことを念頭に、今後も研究に邁進して行きたいと思います。
最後になりましたが、聴講者として参加してくださったみなさまに、感謝の意を示します。
また、開催を手伝ってくれました本研究室、および医療情報システム研究室のミーティング担当のみなさま、ありがとうございます。
そして、ご指導、ご鞭撻頂きました三木先生、廣安先生、副査を務めて頂きました下原先生、本当にありがとうございました。
【文責:田中】
 
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プロジェクト特別演習発表会

2014年1月22日に生命医科学研究科医工学・医情報学専攻の設置科目であるプロジェクト特別演習の課題発表会が行われました。
プロジェクト特別演習では、研究者や技術者に求められる能力である問題設定・解決能力、創造性、立案能力、自立した思考力等を身に付け、これらを総合的に運用できる能力を獲得することを目的としています。
10月の中間発表では、主にプロジェクトの企画や予定を発表しました。
今回の発表は、プロジェクト特別演習3ヶ月間の集大成であり、発表に向けてそれぞれ一生懸命、準備をしてきました。
医療情報システム研究室からは、修士課程1年の16人が以下の題目で発表しました。
井上楓彩「電子透かしを利用した画像へのメタ情報付帯システムの提案」
松浦秀行「指尖追跡を用いた、UIにおける操作負担軽減システムの構築」
西村祐二「ジェスチャ操作デバイスを用いた診断画像操作システム」
大久保祐希「モーションキャプチャ装置と脳機能計測装置を用いたゲームアプリケーション開発における基礎検討」
大村歩「MRIにおけるCosmetic Artifactの検証」
関谷駿介「ユーザの感性を考慮した画像に適した音楽提供システム」
白石駿英「BESOMモデルによる視覚情報処理アルゴリズムの実装」
杉田出弥「難易度の高い課題における被験者意欲の検討:脳波計測による覚醒度の評価」
吉田倫也「顔の動作を用いた生体インターフェイスの開発」
後藤真櫻「簡易型fNIRSによる複数人同時計測時の脳血流変化の検討」
早川温子「性別による思考過程及び脳血流変化の関係性の検討」
木村茜「日常環境下での注意の持続を計測する簡易システムの検討」
將積彩芽「片側優位性が課題遂行に及ぼす影響」
真島希実「英語学習用ツールの作成とリーディングスパンテストによるその効果の検討」
中村友香「前腕の動きの程度と脳血流変化の検討」
大西夏子「照度環境が作業者の心理状態および知的生産性に及ぼす影響の検討」
発表は医心館の多目的ルームで行われ、会場のあちこちで医情報学科の発表者と教授方の白熱した議論が繰り広げられ、とても有意義な発表会となりました。
私自身はアプリケーションの作成がなかなかうまくいかず、当初の予定通りにはなりませんでしたが、自ら課題を設定し解決する能力は向上したと自負しています。
今後、正規で行っている研究や社会に出たときに、本プロジェクトの経験を活かしていきたいと思います。
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【文責:M1木村】

【速報】 論文  Interactive Recommender System to Estimate Personal User’s Kansei Model

研究室に所属しているD3の田中美里さんが論文を発表しました。
個人の嗜好に合わせて商品推薦するシステムの提案です。

International Journal on Computer Science and Engineering (IJCSE)
Volume 5, Issue 11, (2013)
http://www.enggjournals.com/ijcse/doc/IJCSE13-05-11-124.pdf
Research Article

Interactive Recommender System to Estimate Personal User’s Kansei Model

Misato Tanaka, Masahiro Miyaji, Utako Yamamoto, Tomoyuki Hiroyasu, Mitsunori Miki

【速報】 論文 Crossover Method for Interactive Genetic Algorithms to Estimate Multimodal Preferences

研究室に所属しているD3の田中美里さんが論文を発表しました。
コンピュータと人間がインタラクションして、商品推薦する際のコアとなるアルゴリズムの改良です。

Applied Computational Intelligence and Soft Computing
Volume 2013 (2013), Article ID 302573, 16 pages
http://dx.doi.org/10.1155/2013/302573
Research Article

Crossover Method for Interactive Genetic Algorithms to Estimate Multimodal Preferences