生体医工学シンポジウム2015

2015年9月25日~26日にかけて岡山国際交流センターで開催されました生体医工学シンポジウム2015 inおかやまに参加いたしました.このシンポジウムは日本生体医工学会によって主催され,生体医工学分野の発展の一助とするため,研究者間のコミュニケーションの場の提供,理工系・医学系研究者の研究活動促進,若手研究者の本分野への勧誘,迅速な研究成果報告の機会の提供を目的として開催されています.本研究から,廣安先生,後藤優大(M1),田村陵大(M1),岡田雄斗(B4)の4名が参加しました.発表形式は,ショートプレゼンとポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.
【非公開】 田村陵大
「角膜内皮細胞の生体内増殖における品質評価方法」 後藤優大
「NBI 内視鏡画像の胃癌診断時における客観的指標の構築のための色空間の検討」 岡田雄斗
発表では様々な方々にポスターまで来て頂くことができました.多方面の方々が参加している学会ということもあり,違う研究分野の話など幅広い内容でご意見を頂くことができ,非常に有意義な発表となりました.最後に,今回の学会参加に当たり,廣安先生,研究室の皆様には大変お世話になりました.この場を借りて厚く御礼を申し上げます.
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【文責:M1 後藤】

第49回月例発表会

9月22日(火),第49回月例発表会が開催されました.
発表の順番とテーマは以下の通りです.
1.萩原里奈:同一オブジェクトに対するFA画像の差分の検討とn-back課題における成績と脳活動の検討
2.横山宗平:脳神経線維を模擬したファントムの再現性の確認と形状による神経追跡の影響
3.桂田誠也:喫煙者と非喫煙者のコルチゾールの日毎の変化量
4.金原宏樹:視線追跡技術を用いた視覚情報の分析
5.尾花遼汰:Kanizsa錯視時における脳血流変化の検討
6.福永昂平:錯覚現象についての検討
7.藪内優貴:2channel NIRSを用いた快の強度識別の検討
8.郡悠希:動画処理による顔認識
9.坂口暁美:Gaborフィルタを用いた内視鏡画像解析手法の検討
10.谷隼一:Scale-Invariant Feature Transformによる生体内角膜内皮細胞の大局的な画像の生成
11.山口直哉:ImageJを用いた生体内角膜内皮細胞の状態評価検討
今回の月例発表会は,前回の月例発表会に引き続き,B4の発表後半組が自分自信の研究や卒業論文に向けての今後の方針を先生,先輩方に発表するものとなりました.私自身発表しましたが,まだまだ未熟な部分が多く,先生方,先輩,同期の皆さんから頂いたアドバイスを真摯に受け止め,卒業論文に向けて改めて頑張っていこうと思えるような発表会でした.今後ともより一層精進していきたいと思います.
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【文責:B4 谷】

第43回日本磁気共鳴医学会大会

2015年9月10日から12日にかけて東京ドームホテルにて開催されました,第43回日本磁気共鳴医学会大会に参加いたしました.この大会は、磁気共鳴医学会によって主催され,”I love MRI”のテーマのもと,基礎から臨床現場までの幅広い方々が集まり,modalityとしての進歩,臨床のエビデンスや標準化,現場での創意工夫などの分野でお互いに情報を交換する場となることを目的に開催されています.
本研究室からは大谷俊介(M2),小淵将吾(M2),石田和(M1)が参加し,以下の演題でポスター発表を行いました.
・「DTIとfNIRSデータを用いた脳活性部位の神経線維3D描画システムの構築」
大谷俊介,山本詩子,廣安知之
・「ワーキングメモリの負荷量による脳内ネットワークの変化の検討」
小淵将吾,岡村達也,田中美里,山本詩子,廣安知之
・「ファントム溶液と撮像環境が神経追跡手法に及ぼす影響の検討」
石田和,山本詩子,廣安知之
 
昨年も参加しましたが,今年は参加人数がさらに多く,様々なセッションが用意されており,MRI関連では日本最大規模の大会だと感じました.一方で,口頭,ポスター発表の議論はあまり活発にできなかったように思います.さらに英語での発表が主流になってきており,今後英語で活発に意見を主張することが求められているのだと再認識いたしました.学会の内容は臨床から基礎まで幅広い発表があり,私はとくにMulti-bandやNODDIなどの撮像に関するものに興味を持ちました.MRIのシーケンスはとても奥が深く,難しいものでしたが,これら基礎検討により,臨床への応用の幅が広がることに魅力を感じました.さらに私の研究関連では神経描画のファントム作成や,脳内ネットワークをバイオマーカーにしアルツハイマー病の判定などの発表があり,勉強になるものばかりで楽しかったです.発表は落ち着いて行うことができ,先生方に興味をもっていただけて,とても有意義でした.
 
最後になりますが,今回の発表にあたり先生方をはじめとする研究室の皆様には大変お世話になりました.この場をお借りして御礼申し上げます.  図1  図3図2  IMG_3868
 
【文責:小淵】

【速報】第43回日本磁気共鳴医学会大会

2015/09/10から2015/09/12にかけて,東京ドームホテルにて開催されました第43回日本磁気共鳴医学会大会に下記の学生が発表しました。
小淵将吾 ワーキングメモリの負荷量による脳内ネットワークの変化
石田和 ファントム溶液と撮像環境が神経追跡手法に及ぼす影響の検討
大谷俊介 DTIとfNIRSデータを用いた脳活性部位間の神経線維3D描画システムの構築
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8月月例発表会

 
2015年9月7日(月)に第48回月例発表会が開催されました.
発表の順番と題目は以下の通りです.

  1. 石原知憲:EEGを用いた運動想起における左右手首の動作識別の検討
  2. 木下知奈美:SSVEPを用いたBMIシステムの検討
  3. 片山朋香:雑音環境が記憶作業時の成績と脳血流変化に及ぼす影響
  4. 吉武沙規:血流動態反応関数を用いたfNIRS解析方法の検討
  5. 玉城貴也:【非公開】
  6. 岡田雄斗:NBI内視鏡画像の胃癌診断時における客観的指標の構築のための色空間の検討
  7. 石田直也:Growing Neural Gasを用いた培養角膜内皮細胞の細胞骨格抽出と細胞形状よる品質評価方法の検討
  8. 和田寛:DPCデータを使ったアプリケーションとその有用性

今回の月例発表会ではB4が現在の研究状況や卒論までの計画について発表しました.2回目の月例発表会ということで,緊張していると言いながらもみんな落ち着いて発表できたのではないかなと思います.しかし,質疑応答の中ではまだまだ知識や理解が足りないことを感じる発表ともなりました.先生や先輩方からご指摘頂いたことを改善し,美しい卒論ができるようさらに研究に励みたいと思います.廣安先生,田中先生,MISLの学生の皆様,今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します.
8月月例3 8月月例2
8月月例1 
【文責:B4木下】