第92回月例発表会


2019年9月17日に第92回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではM2 2名(古家,大塚),M1 1名(風呂谷)の計3名が発表しました.


今回は発表者が3名と先月と比較すると少数でしたが,内容について活発な議論を学生間でも行うことができ,B4をはじめとする聴く側にも発表者にも有意義な時間になったと感じています.私の今回発表したパーセレーションを用いた瞑想時の脳機能研究はちょうど1年前に始動しました.先輩,同期にもアドバイスをいただき,国際学会や国内の学会でも発表する経験もできました.改めて今回月例で研究室のみんなに発表し,質疑応答でも自信をもって回答することができ,本研究室の目標である「研究を通じた自己の成長」を実感することができました.秋学期は特にM2とB4は卒業論文の提出を控えているので研究室で一体となって良い成果を出せるようにより一層研究に尽力し,研究室の雰囲気作りにも貢献していきたいと思います.



【文責:M2 古家】

第3回ヒト脳イメージング研究会


2019年9月6日から7日にかけて玉川大学にて開催されました第3回ヒト脳イメージング研究会に参加いたしました.この学会は,ヒト脳イメージング研究者が中心となり,若手からベテランまでが参加します.MRIやPET,MEGなどのイメージング手法を用いてヒトの脳の構造,機能,分子機構の解明を目指した研究者間の学術的交流,意見交換,若手人材育成の促進を目的としています.本研究室からは日和先生,丹(M1)の2名が参加しました.発表形式は丹(M1)がポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.

    「ワーキングメモリ負荷量の増大に伴う脳賦活レベル変化の非線形性」
    丹 真里奈,日和 悟,廣安 知之


本学会は,脳研究をされている研究者の意見交換ができる,とても良い機会だったと思います.ポスター発表では,専門家の様々な意見をいただくことができ,これから自分がするべき分析方法が分かりました.また,学会をこれまで何度か経験したことで,以前より発表を聞いている人が分かるポスターを準備することができたのではないかと思います.

また,meet the expertにて専門家のお話を聞くことができ,scientistとして大切な「書く」「実験する」「共有する」ということ,論文を書く際に重要な4つのこと(「クリアに」「新しいか」「正しいか」「意義」)を教えて頂きました.研究が楽しいと思える考えや研究所と大学で働く違い,自分の研究テーマについても,ご意見をいただき,自分の今後の研究計画や進路を考える上で,重要な学会となりました.今後,脳機能の研究をしていくうえで自分が何に向かっているのか,何を知りたいのかを改めて考えるきっかけにもなりました.そのために今の解析や考察していることが重要であると感じることができ,より一層楽しみながら研究に励んでいきたいと思いました.


【文責:M1 丹】

ゼミ旅行

9月3日(火)から9月4日(水)にかけて,ゼミ旅行に行って参りました.今年は京都と兵庫を横断しました.一日目は朝早くに京田辺を出発し,午前中に保津川でラフティングを楽しみました.ラフティングでは,学年・教員の壁を超えてみんなではしゃぎながら川を下り,崖の上から飛び込みなどもさせてもらい,大変楽しむことができました.

続いて宮津へ行き,天橋立付近をグループごとに散策しました.私たちは天橋立を自転車で横断し,海鮮丼を食べて戻ってくるという爽やかな過ごし方をしました.新鮮で楽しかったです.自由散策終了後はホテルに向かいました.今年はホテルがこだわっており,綺麗で景色も良い素晴らしいホテルでした.夕食はバイキング形式で好きなものを自由に食べ,後に宴会が行われました.今年はイベント担当が様々な企画を用意してくれており,班対抗のゲームなどをしとても盛り上がりました.

二日目は,兵庫県の城崎温泉街へ行きました.ロープウェイで大師山に登ったり,足湯に浸かったりとそれぞれのグループがまったりとした過ごし方を楽しんでいました.私たちは温泉卵を自分で作ることができるお店に行き,自分たちで育てた温泉卵を味わいました.アツアツでとても美味しかったです.二日目の最後は出石市城下町の自由散策でした.歴史的な町並みという感じで,とても居心地の良い場所でした.皿そばが有名だったようで,皿そば屋さんから出てくるグループをよく見かけました.

今回,M2である私にとって最後のゼミ旅行となりましたが,企画盛りだくさんで今までとは違った楽しみ方ができました.企画を通して学年の壁が良い意味で無くなり,普段なかなか接する機会のない後輩たちともコミュニケーションを取ることができました.後輩たちも同じことを思ってくれていると良いなと思います.この思い出を忘れず,これから研究を進めて行きたいと思います.

【文責:M2 吉岡】