大掃除・最終全体ゼミ・忘年会

12月26日(水)に,大掃除,最終全体ゼミ,忘年会が行われました.大掃除では,来年度からも快適に研究が行えるように,この1年間で使用してきた研究室の清掃や研究備品の整理など,隅々まできれいにしました.研究室全体をきれいにし,普段使用している研究室へ感謝した後は,最終全体ゼミがありました.最終全体ゼミは,今年の研究活動を振り返ることはもちろん,学会参加報告がたくさんあり,今年を締めくくる素晴らしい全体ゼミになっていたのではないかと思います.私自身としては卒業論文第一稿の提出後であったため,この1年間研究に励み,その成果が第一段階で完成したことを改めて実感しました.
 
全体ゼミ終了後は,京都の三条にて忘年会が行われました.1次会では,研究室紹介冊子を使用したイベントや,MISLメンバーによる流行の芸の披露があり,非常に盛り上がりました.改めてMISLメンバーのことを知る機会にもなり,とても楽しい会でした.2次会にも多くのメンバーが参加し,MISLメンバーの様々な一面を知ることで終始笑顔の絶えない会になりました.2018年最後にふさわしいMISLでの素敵な1日になりました.
 
 2019年になると,卒業論文や修士論文,プロジェクト科目など研究室全体が今年度を締めくくるために,自身の成果を纏め上げる重要な時期を迎えます.充実した生活があっという間に過ぎ去ることはこれまでの研究生活において実感しているので,自身の能力を最大限に発揮し,最後まで充実した研究生活を送りたいです.
最後に,今回のイベント企画から運営までして下さったイベント担当の皆さん,ありがとうございました.
【文責:B4 橋本】

日本マインドフルネス学会第5回大会

2018年12月22から12月23日にかけて早稲田大学国際会議場にて開催されました日本マインドフルネス学会に参加いたしました.この学会はマインドフルネス学会によって主催された学会で,マインドフルネスに関する科学的・学術的研究の発展に寄与するとともに、マインドフルネス実践の有効性と安全性を高めることを目的に開催されています.本研究室からは廣安先生,日和先生,三好(M2),大塚(M1),古家(M1)の3名が参加しました.発表形式はポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.

  • 「次元縮約法を用いた集中瞑想に伴う脳機能ネットワーク構造の変化の抽出」
     三好 巧真,日和 悟,廣安 知之
  • 「集中瞑想中の脳機能ネットワークにおける個人内変動の検討」
     大塚 友樹,日和 悟,廣安 知之
  • 「集中瞑想時における「脳地図」の作成」
     古家 知樹,日和 悟,廣安 知之

私は本学会に「学外の人がどのようなことに興味を持つのか知り,自分の研究に自信を持つ」という目標を立てて参加いたしました.今回の発表は心理学や瞑想の臨床についての研究発表などが多いということを聴いていたため,脳機能研究について詳しくない人にも私の研究の面白いところを理解してもらえるように工夫して発表に臨みました.具体的にはポスターには手法よりも結果の面積を大きく配置し,見に来た人の目をひけるようにしました.発表当日はまず結果を説明し,相手に理解度を伺うなどすることで相手にあった説明を心がけました.多くの人と話すことができ,私の研究に興味を持っていただけたと感じています.その結果,参加者の方の投票により決まる優秀ポスター賞を受賞することができました.初めての学会への参加でしたが賞も受賞し,多くの人に質問していただき目標であった学外の人の興味を知ること,自分の研究に自信を持つことは達成することができたと思います.また本学会では研修会やシンポジウムも開催されたのですが内容の多くが理解できず勉強不足を痛感いたしました.今後はさらにマインドフルネスに対して幅広い知識とつけ,より効果的なアプローチを脳機能の側面から行えるように精進していこうと思います.





【文責:M1 古家】
続報:上記の3件の発表で三好が最優秀研究賞,大塚が優秀研究賞,古家が優秀ポスター発表賞を受賞しました.

第85回月例発表会


2018年12月18日(火)に第85回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではM2:8名(三好,水野,池田,石田(翔),中村(圭),西澤,小林,相本)とM1:3名(杉野,清水,奥村(康))の計11名が発表しました.

M2は修士論文審査会のリハーサルということで2年間の成果をどう10分に収めればいいのか,専門外の人にどう伝えればいいのか悩む場面も見られましたが,これまでの研究活動や学会発表が活かされ,それぞれの成長を感じる発表となりました.
また研究室内での最後の発表ということで,先生方からそれぞれの2年間の研究に対する思いをコメントして頂き,感慨深い1日となりました.修士論文審査会まであと1か月ちょっと2年間の集大成を発揮できるよう準備していきたいと思います.
M1の研究報告は,実験設計を新しく考え直していたり,新しいテーマに取り組んでいたり大きな進捗がみられる発表でした.また前回の発表よりも発表の仕方や質疑応答が堂々としていたように感じました.今回の議論を活かし,1年後いい修論が書けるようこれからも頑張って欲しいなと思います.

【文責:M2 水野】



研究室主催 球技大会

2018年12月16日(日)に,同志社大学多々羅キャンパスにて,球技大会が行われました.アルティメット,バスケットボールの2つの種目が行われ,4チームの全員が優勝とMVPを目指して球技大会を楽しみました.アルティメットはフライングディスクを用いた団体競技で,研究室のメンバーのほとんどが初心者でしたが,本研究室に在籍する国内トップレベルの先輩にルール指導をして頂きました.数ゲーム行うと直ぐにルールに慣れてみなさん白熱した試合をしていました.
  
次に行ったバスケットボールでは接戦となる試合がとても多く凄い盛り上がりでした.また,チームプレーがとても重要なバスケットボールですが,どのチームもシュートを決めるためにチームで協力してプレーできたのではないかと思います.
今回の球技大会で日頃研究室で会うことの多い先輩や同回生とスポーツを通じて交流を深めることができ,普段研究をする姿とはまた違った先輩・同回生の一面も知ることができとても充実した球技大会となりました.私のいたチームは優勝は逃したものの,準優勝という結果でした.次回またこのような機会が来たときは優勝目指して頑張りたいと思いました.
  
【文責:B4 風呂谷】

第16回ITSシンポジウム2018

2018年12月13日(木)~14日(金)にかけて同志社大学 今出川校地 室町キャンパスにて開催されました第16回ITSシンポジウム2018に参加いたしました.本学会は,同志社大学,ITS Japanによって主催された学会で,文理双方の研究者と次世代を担う技術者を含め,最先端の自動運転技術や交通事故削減,環境負荷軽減に加え,道路インフラの維持・発展,社会制度の変革など様々な論点の議論を目的としています.本研究室からは廣安先生,日和先生,藤原(M2)の3名が参加しました.発表形式は藤原(M2)がショットガンスライドおよびポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.

  • 「マインドフルな運転のためのfNIRSによる自動車運転中の脳活動状態の分析」
     藤原侑亮,日和悟,佐藤健哉,廣安知之

今まで神経科学に関する学会には参加したことはありましたが,ドライバや自動車に関する学会に参加するのは初めてでした.私たちの研究室で行っている生体情報を用いたドライバの状態推定についての研究発表は少なかったですが,発表は盛況で多くの意見を頂き新たな課題も発見することができました.また,聴講では近年開発が著しい自動運転や人工知能が今後の自動車業界にどのような影響を与えていくかなど運転に関する研究をする上で興味深いテーマが多くありました.今後は修士論文諮問会に向けて,学会で得られた経験を活かして取り組んで行きたいと思います.




【文責:M2 藤原】

【速報】第16回日本ワーキングメモリ学会大会

第16回日本ワーキングメモリ学会大会が、2018/12/01に、白百合女子大学で開催されました。
研究室から、3件の発表をおこないました。

  • ワーキングメモリ課題における課題負荷量が脳機能ネットワーク構造に及ぼす影響:機能的結合行列の低ランク近似に基づく検討 相本武瑠(M2)
  • ワーキングメモリ課題における課題負荷量が脳機能ネットワーク構造に及ぼす影響:
    グラフ理論解析と状態識別に基づく検討
    石田翔也(M2)
  • N-back課題の難易度に伴う脳活動の変化領域の検討 丹真里奈(B4)

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第16回ワーキングメモリ学会大会

2018年12月1日に白百合女子大学にて開催されました第16回ワーキングメモリ学会大会に参加いたしました.本研究室からは,日和先生,相本(M2),石田(M2),丹(B4)の4名が参加しました.発表形式は学生全員が口頭発表でした.また日和先生は第15回大会で優秀発表賞を受賞された萩原さんの代理で講演されました.学生3名の発表題目は以下の通りです.

  • 「ワーキングメモリ課題における課題負荷量が脳機能ネットワーク構造に及ぼす影響:グラフ理論解析と状態識別に基づく検討」
     石田 翔也,日和 悟,廣安 知之
  • 「ワーキングメモリ課題における課題負荷量が脳機能ネットワーク構造に及ぼす影響:機能的結合行列の低ランク近似に基づく検討」
     相本 武瑠,日和 悟,廣安 知之
  • 「N-back課題の難易度に伴う脳活動の変化領域の検討」
     丹 真里奈,日和 悟,廣安 知之

私にとっては4回目の学会発表でしたがポスター発表しか経験したことがなかったため,初めての口頭発表となりました.難しい内容の発表でしたがスライドはワーキングメモリの専門家の方にも理解してもらえるような構成を意識して作成したため,伝えたいことは伝えられたと感じています.今回,本研究室の学生3人は同じ実験データを使って,異なるアプローチからワーキングメモリ解明の検討を行い発表しました.3人の研究内容の違いを上手く伝えることが重要であり,3人で協力して分かりやすい発表を心掛けて練習したことが貴重な体験になったと思います.質疑応答では3人とも多くの方から貴重な質問を頂くことができたため,今後の研究に十分に生かしていきたいと考えています.




【文責:M2 石田】