第38回月例発表会

2014年9月30日(火)に第38回月例発表会が開催されました.今回の月例発表会ではB4が各々の研究状況と卒論までの計画について発表しました.
以下に発表の順番と題目を記載します.(敬称略)
1.西田 潤 インペインティングを用いたハレーション除去手法の検討
2.伊藤 悟  Pythonのpandasライブラリを用いたNIRSデータの操作及び分析
3.堀 真弓  Kinect for Windows v1,v2の性能比較と検討
4.勝林 洋介 Deep Learningを用いたNIRSデータの学習
5.田村 陵大 fNIRS時系列データを用いて脳深部の血流量変化を推測する手法の提案
6.田中 勇人 照度の差異における全脳の血流変化の検討
7.信楽 慧  ダブルフラッシュ錯覚時における感覚間相互作用の検討
8.吉田 拓也 音刺激の快の度合の違いによる脳活動の検討
9.吉岡 拓馬 FeCl3 を用いた DTI における自由水と組織水の検討
10.後藤 優大 遺伝的アルゴリズムを用いたテンプレートマッチング
今回の発表会は,前回の月例発表会に引き続き,B4が自分自身の研究テーマを先生,先輩方に発表する初めての機会でした.また,B4が発表者として臨む2回目の月例発表会となりました.B4がMISLに配属されてから半期が経ち,この研究室で学び,成長した様子が各々に感じられる発表だったと思います.同時に,まだまだ自分自身の未熟さを痛感する発表でもあったと感じます.先生,先輩方からご指摘頂いたことを改善し,卒論発表に向けて一層研究に励みたいと思います.廣安先生,詩子先生,田中先生,MISLの学生の皆様,今後ともご指導ご鞭撻の程,宜しくお願い致します.
【文責:B4勝林】
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【速報】生体医工学シンポジウム2014

生体医工学シンポジウム2014が東京農工大学小金井キャンパスで開催されました。
研究室から下記の発表を行いました。
fNIRSを用いた言語の類似性が脳機能に及ぼす影響の検討
三島康平1、山本詩子2、廣安知之2(1同志社大学大学院生命医科学研究科、2同志社大学生命医科学部)
圧電セラミックセンサを用いたベッド上での行動検知システム
佐藤琢磨1、糠谷祥子2、山本詩子3、田中博4、廣安知之3(1同志社大学大学院生命医科学研究科、2東京医科歯科大学医歯学総合研究科、3同志社大学生命医科学部、4東京医科歯科大学難治疾患研究所)
fNIRS データに対する体動除去手法の比較
中村友香1、山本詩子2、廣安知之2(1同志社大学大学院生命医科学研究科、2同志社大学生命医科学部)
自動的に画像タグへの情報付加機能を持つ医用画像管理システム
西村祐二1、山本詩子2、廣安知之2(1同志社大学大学院生命医科学研究科、2同志社大学生命医科学部)
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生体医工学シンポジウム2014

9月26日(金)27日(土)に東京農工大学小金井キャンパスにて生体医工学シンポジウム2014が開催されました.
本研究室からは廣安教授,西村祐二(M2),中村友香(M2),三島康平(M1),佐藤琢磨(M1)の5名が参加しました.
西村,中村,三島,佐藤,は約2分間のショートプレゼンテーションと1時間半のポスターによる発表を行いました.発表題目は以下の通りです.

・「自動的に画像タグへの情報付加機能を持つ医用画像管理システム」 西村祐二,山本詩子,廣安知之

・「fNIRS データに対する体動除去手法の比較」 中村友香,山本詩子,廣安知之

・「fNIRSを用いた言語の類似性が脳機能に及ぼす影響の検討」 三島康平,山本詩子,廣安知之

・「圧電セラミックセンサを用いたベッド上での行動検知システム」 佐藤琢磨,糠谷祥子,山本詩子,田中博,廣安知之

生体医工学シンポジウムは生体医工学分野の発展の一助とするため研究者間のコミュニケーションの場の提供,理工系・医学系研究者の研究活動促進,若手研究者の本分野への勧誘,迅速な研究成果報告の機会の提供を目的としています.
三島は9月26日(金)に,西村,中村,佐藤は9月27日(土)に発表いたしました.全員が違うセッションで参加しましたが,ショートプレゼンテーション・ポスターともに無事に発表を終えることができました.
本シンポジウムでの演題のテーマは幅広く,最初から最後まで興味深く発表を聞くことができました.また,短い時間の中で聴講者に「聞きたい」と思わせる研究紹介をすること,そしてポスターでは来訪者との対話をしながら相手の知りたい情報を簡潔に伝えることがいかに難しいのかを体験することができました.ポスター発表では,沢山の方々に研究を紹介し,そして自分の研究について議論を交わすことができ,大変有意義な時間を過ごすことができました.多くのアドバイスや質問をいただき,自分の研究の課題点を知ることができました.大変貴重な経験を積むことができたと感じています.今回いただいたアドバイスを生かして,今後の研究に励んでいきたいと思います.最後になりましたが,学会参加にあたり,先生方をはじめ,研究室の皆様には大変お世話になりました.この場をお借りして,厚く御礼申し上げます.ありがとうございました
【文責:M2 西村】

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進化適応型自動車運転支援システム「ドライバ・イン・ザ・ループ」研究拠点形成シンポジウム

9月19日(金),進化適応型自動車運転支援システム「ドライバ・イン・ザ・ループ」研究拠点形成シンポジウムが,本学の香知館(知能情報センター)で行われ,廣安先生が「高齢者の運転行動モデル構築のためのヒト整体情報多次元解析技術」と題して発表されました.
本プロジェクトは,平成26年度 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の一環であり,自動システムとしての「ループ」の中に、ヒトとしての振る舞いを行う「ドライバ」を組み込んだ,新たな形の自動車運転支援システムの研究開発を目標に,同志社大学の4つの研究室が協力して取り組みます.具体的な研究内容として,ヒトとクルマおよび周辺環境をセンシングし,車両間の協調を通して人間との共存を前提に,特に高齢者ドライバにおいても運転を楽しめる技術のための研究を行います.
他研究室は,情報工学の観点から本プロジェクトに携わるのに対し,MISLでは今までの脳機能に関する数々の研究成果をもとに,運転者の生体情報を利用した高齢者の運転行動モデルの構築に取り組みます.本プロジェクトは今年度から5年間で完成を迎える予定です.今後のどのような成果が出てくるのか楽しみです.
【文責:M2 井上】
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【速報】第42回日本磁気共鳴医学会大会

第42回日本磁気共鳴医学会大会 が京都のホテルグランヴィア京都で開催されています。 研究室から下記の学生と教員が発表しています。 DTIとfNIRSデータを用いた脳活性部位間の神経線維3D描画システムの構築 ○大谷 俊介 マルチタスク時の心理状態の差異が脳活動へ及ぼす影響の検討 ○岡村 達也 ワーキングメモリ課題における異なる方略を用いた訓練の脳活動と神経線維への影響 ○小淵 将吾 快の度合が異なる際の男女における脳活動の違い ○大村  歩 確的推論による脳画像の自動ラベリング手法の検討 ○山本 詩子 “【速報】第42回日本磁気共鳴医学会大会” の続きを読む

第42回日本磁気共鳴医学会大会

2014年09月18日~20日に京都のホテルグランヴィア京都で開催された第42回磁気共鳴医学会大会に参加致しました. 本研究室からは,山本詩子助教授,大村歩(M2),小淵将吾大谷俊介(M1),岡村達也(M1)が参加致しました.発表形式はポスター発表で,発表題目は以下の通りです.

・確率的推論による脳画像の自動ラベリング手法の検討:山本詩子
・快の度合が異なる際の男女における脳活動の違い:大村歩
ワーキングメモリ課題における異なる方略を用いた訓練の脳活動と神経線維への影響:小淵将吾
DTIとfNIRSデータを用いた脳活性部位間の神経線維3D描画システムの構築:大谷俊介
・マルチタスク時の心理状態の差異が脳活動へ及ぼす影響の検討:岡村達也

私自身は去年も磁気共鳴医学会大会に参加しており,あまり緊張はしませんでしたが,M1は学会参加が初めてにも関わらず堂々とした発表で非常に素晴らしかったです.発表が終わてからは興味を持って下さった方々とディスカッションすることもでき,非常に有意義な時間を過ごすことができました.

学会参加にあたり,ご指導くださった先生方,またリハーサルに参加して質問や意見をくださった研究班や研究室の皆様本当にありがとうございました.今後ともご指導,ご鞭撻の程宜しくお願い致します.
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【文責:M2大村】

第37回月例発表会

2014年9月1日 (月) に第37回月例発表会が開催されました。今回の月例発表会は、B4が自身の研究目的や卒論までの計画を発表する場でした。発表者と題目は以下の通りです。
ワーキングメモリのトレーニングによる汎化性の効果-fNIRS による脳機能計測のための基礎的検討- :長谷川 由依
fNIRS による一次視覚野における脳血流変化の検討:下村 絵美子
ゲーム課題に対する持続的注意の変化とその脳活動の検討:宮嶋めぐみ
人-機械間の同期タッピング課題時の脳活動の検討:村上 晶穂
SSVEP を用いた BMI システム構築の検討:森下 拓哉
脳神経線維描画における新規手法の開発:石田 和
脳神経線維のファントム作成と神経追跡結果の検討:伊藤 千幸
問診型病院推薦アプリケーションの提案:竹中 誠人
大腸腹腔鏡手術における腸間膜内走行血管の強調表示システムの構築:田中 那智
MOCS:後藤 優大
今回の発表は、B4が自分自身の行う研究背景と研究目的を明確にし、卒業論文に向けてどのように研究計画をたて、行っていくのかを先生、先輩方に発表する機会でした。私も発表させて頂いたのですが、2度目の月例発表会ということもあり、以前よりは上手く内容を伝えられたと感じた一方で、研究に対する知識の欠如を痛感致しました。卒業論文諮問会に向けて、先生や先輩方から頂いた質問や意見を一つずつ理解し解決していきたいと思います。最後になりましたが、長い時間付き合って頂いた廣安先生、山本先生、田中先生をはじめ研究室の皆様へこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。卒業論文まで、ご迷惑をおかけすると思いますが、今後ともよろしくお願い致します。
【文責:B4長谷川】
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