第73回月例発表会

11月27日(火)に輪講室Aにて第73回月例発表会が開催されました.
本月例発表会ではM1 8名(小林,西澤 ,藤井,水野,中村(清),藤原,石田,中村(圭)),B4 1名(松本)の計9名が発表しました.

M1になり研究が変わった人にとっては初めての発表になりました.研究室全体として様々な研究が進んでいるのだと感じた月例発表会でした.また学会に参加し発表という経験を重ねてきたことから,より群衆に理解してもらうための見せ方が出来ていたと思います.去年よりは手法などが複雑化している人が多く,手法などを中心に質問も活発に行われていました.研究の改善点のフィードバックや,他の発表者の研究を聞いて気づいたことなどを生かして,今後も研究を行っていきたいと思いました.B4は卒論まであと1か月なのでここでの経験を生かして良い卒論にしてもらいたいなと思います.研究内容や発表の見せ方などこの発表全体を通しての改善点を次の発表までに改善できるようにこれからも精進していきたいと思います.



【文責:M1 西澤】

SSCI2017

2017年11月27日から12月1日かけてにかけてハワイ(ホノルル)のthe Hilton Hawaiian Village Waikiki Resortにて開催されましたThe 2017 IEEE Symposium Series on Computational Intelligence(SSCI2017)に参加いたしました.本研究室からは廣安先生,郡(M2),原田(M2)の3名が参加しました.発表形式は郡・原田両名とも口頭発表でした.発表題目は以下の通りです.

  • “Sparse Feature Selection Method by Pareto-front Exploration ~Extraction of functional brain network and ROI for fMRI data~”
     Y.KOHRI; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Adaptive Weight Vector Assignment Method for MOEA/D”
     K.HARADA; S.HIWA; T.HIROYASU.


SSCI2017は,IEEE Computational Intelligence Societyが主催するコンピューターインテリジェンスに関する世界的に重要な学会で,理論やアルゴリズム設計、アプリケーションなどの新しい技術についてセッションが開かれ,様々な分野の講演を聞くことが出来ました.また,私の研究室で行っている研究と似ている分野のセッションもあり,とても面白かったです.私自身2回目の国際学会でしたが,英語での口頭発表ということもありとても緊張しました.今回は前回と比べて,結果を出すことに時間がかかり,発表準備が十分に出来なかったので,本番ではなかなか練習通りに発表はできませんでしたが,時間がない中でも自分なりの全力は出し切れたと思います.また,banquetや日常生活の中では去年に比べて積極的にコミュニケーションを取れたと思います.今後もこの貴重な経験を活かしてより一層頑張っていきたいと思いました.

 

【文責:M2 郡】

【速報】等身大のマインドフルネス:対人援助職のための脳科学入門

<2017年度 公開講座>等身大のマインドフルネス:対人援助職のための脳科学入門(12/3開催@今出川・良心館203)
2017/12/3
本講座は,マインドフルネスに関する最新かつ正確な情報を吟味するための脳科学に関する基本的なリテラシーの獲得を目的としています。日和先生には脳科学の基礎知識(脳機能や最新の研究手法)について、藤野先生にはマインドフルネスに関する脳科学研究の最前線についてご講義いただきます。当日のモデレイターは、武藤崇(同志社大学)が務めます。

【速報】IEEE SSCI

IEEE SSCIがHawaiiで開催されます。
2017/11/30
11:15AM Adaptive Weight Vector Assignment Method for MOEA/D [#1355]
Kei Harada, Satoru Hiwa and Tomoyuki Hiroyasu
Doshisha University, Japan
2:00PM Sparse Feature Selection Method by Pareto-front Exploration -Extraction of functional brain network and ROI for fMRI data- [#1453]
Tomoyuki Hiroyasu, Yuuki Kohri and Satoru Hiwa
Doshisha University, Japan
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Society for Neuroscience 2017 annual meeting

2017年11月11日(土)~15日(水)にかけてWashingtonD.C.にて開催されましたSociety for Neuroscience 2017 annual meetingに参加いたしました.この学会は,神経系や脳についての研究を行っている研究者たちの交流や,神経科学に関する学術的発展に寄与することを目的に開催されています.80以上の国から3万人ほど参加する規模の大きい学会でした.本研究室からは日和先生,藤原(M1),中村(清)(M1),西澤(M1),山本(B4)の5名が参加しました.発表形式はポスター発表でした.発表題目は以下の通りです.

  • “Detecting meditative states through meta-state matching with time-varying functional connectivity matrices”
    S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Mindful driving:Brain functional state of mind wandering in driving and PVT task”
    Y.FUJIWARA; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Discussions of brain activity and eye movement during driving”
    S.NAKAMURA; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Brain activity and functional connectivity in attention and careless states by fNIRS”
    M.NISHIZAWA; S.HIWA; T.HIROYASU.
  • “Network analysis of brain activity during breath-counting meditation by fNIRS”
    S.YAMAMOTO; S.HIWA; T.HIROYASU.




私にとって初めての国際学会で,英語での発表ということもあり不安だったのですが,多くの方が興味を持ってポスターを見に来てくださいました.研究室の人以外に英語で説明をし,様々な質問やアドバイスをしていいただいたことは今後の研究にとって非常に参考になると思います.しかし,自分の研究の理解が不十分であることや英語での説明の難しさを感じました.また,自分の同じような研究分野についての発表もあり,世界ではどのような研究が行われているのかを知ることのできた良い機会となりました.しかし,他の人の発表を理解するためには英語力が必要であることを痛感しました.今回の学会では,英語力が乏しいことにより自分が発表する時の説明や他の人の説明を理解できなかった場面が多くありました.そこで来年の国際学会に向けて,今回得られた知識や経験を活かし研究を深めていくことに加え,英語力の向上に努めていきたいと思います.



【文責:M1 藤原】

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NU-Brainシンポジウム2017

2017年11月10日(金)~11日(土)にかけて宮古島のホテルブリーズベイマイリーナにて開催されましたNU-Brainシンポジウム2017に参加いたしました.本研究室からは廣安先生,池田幸樹(修士1年),藤井聖香(修士1年)の3名が参加しました.池田,藤井は11日の【一般演題 口頭発表2】セッションにて講演を行いました.発表題目は以下の通りです.

  • 「fNIRSを用いた脳の賦活領域と脳機能ネットワーク解析による2状態推定法」 池田 幸樹,廣安 知之,日和 悟

  • 「fNIRSを用いたリアルタイム処理による初心者の瞑想実践支援」 藤井 聖香,日和 悟,廣安 知之


本学会は,毎年Nu-Brainシンポジウム単体で行われていましたが,今年は宮古島神経カンファレンスとの合同学術集会として行われました.個々の研究領域の垣根を越えた有機的な情報・意見の交換を目指して、臨床医学、基礎医学、医用工学、心理学など広い視点から神経科学の理解を深め、異分野の研究者たちが忌憚のない意見を交換することを目的とした学会です.1日目は,主に宮古島神経カンファレンスの発表があり,自律神経活動を検討する研究発表が多く行われました.2日目はNu-Brainシンポジウムの発表がメインであり,主にfNIRSを用いた発表が多く行われました.この他にも,招待講演として,普段なかなか聴くことのできない医師の講演もありました.


発表資料を作成するにあたって,医師の方もいらっしゃるということで,普段の月例発表会とは違ったアプローチを行う必要があり,流れのある発表を意識しました.また,質問もどんなものが来るのか予測しづらい中で様々な質問スライドを準備しました.普段,自分たちでは気づくことのできない観点から質問をいただき,とても貴重な経験となりました.

【文責:M1 藤井】

Research Complex 第8回人材育成フレームワークレクチャー

2017年11月9日に同志社大学学研都市キャンパスの快風館にて開催されましたResearch Complex 第8回人材育成フレームワークレクチャーに参加いたしました.本研究室からは郡(M2)が参加しました.発表形式はポスター発表で,発表題目は以下の通りです.

  • 「多目的最適化手法を用いたfMRIデータに対する重要な脳機能ネットワークと脳領域の抽出」 郡悠希,日和 悟,廣安 知之


この学会は,けいはんなリサーチコンプレックス事業が主催する学会で,フレームワークレクチャーを通じ大学・研究機関の研究者が進める研究内容や,研究が目指す未来像などを掘り下げ,話し合うことを目的に開催されています.そのため,学生だけでなく企業の方も参加しており,研究内容も様々でした.今回のフレームワークレクチャーでも,ポスター発表の他に「ヒューマンモデリング技術に基づく生活支援ロボット」と「自閉スペクトラム障害(ASD)が示す感覚運動情報処理の非典型性」の講演があり,自分の研究分野とはまた違った話を聞くことが出来ました.
今回は二回目のポスター発表ということもあり,あまり緊張せずに様々なことを議論し合うことが出来ました.この発表会では様々な分野の方がいらっしゃるため,どの様な背景でどの様な研究をしているのかをきちんと伝えられるように注意して発表を行いました.ポスター発表に来て下さった方々には面白い研究だと言って興味を持っていただけ,背景だけでなく手法や結果についてなどより深い議論をさせて頂くことが出来ました.今回の発表では,企業の方や他の研究室の学生など様々な背景を持つ研究室外の方と議論し,様々な考え方に触れることが出来たので,とても良い刺激を受けることが出来ました.今後もこの経験を活かして頑張っていきたいと思います.



【文責:M2 郡】

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研究室主催 球技大会

11月5日(日)に,同志社大学多々羅キャンパスにて球技大会が行われました.ドッヂビー,アルティメット,バスケットボールの計3つの種目が行われ,4チームの全員が優勝とMVPを目指して球技大会を楽しんでいました.ドッヂビーはボールの代わりにフリスビーを用いたドッヂボールの事で,準備運動の代わりに行なわれましたが数十分しか行われなかったのが残念な程楽しかったです.アルティメットは経験者の先輩のルール指導をして頂きました.1チーム4人で行われるスポーツで,あまり聞き覚えのないスポーツでしたが数ゲーム行うと直ぐにルールに慣れてみなさん白熱した試合をしていました.最後に行ったバスケットボールでは経験者の綺麗なシュートや多くの接戦の試合で凄い盛り上がりでした.今回の球技大会で日頃研究室で会うことの多い先輩や同回生とスポーツを通じて交流が出来たので楽しかったです.また優勝チーム,MVPには賞品も授与があり,僕のいたチームは優勝は出来ませんでしたが,次回またこのような機会が来たときは優勝目指してがんばりたいと思いました.最後に今回のイベントを企画,準備,運営してくれたイベント担当の方々,ありがとうございました.


【文責:B4 清水】