2015年11月27日から28日にかけて慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパスの先端生命科学研究所に見学に行きました.この見学では,唾液内成分の解析にご協力いただいている杉本先生のもとで実際に解析に用いる装置の原理やメタボローム解析を扱っている先行研究についてご教示いただくことを目的としています.本研究室からは廣安先生,岡村(M2),桂田(B4)が参加しました.
私自身,唾液内成分の解析については単一の代謝物質のみに焦点を当てた解析方法しか知らずメタボローム解析による数百種類もの代謝物質を検量する方法に関しては全くの無知でした.今回の見学を通して,メタボローム解析に関する知識を深めることはもちろん,実際に解析を行う現場の空気に触れることができ,貴重な体験となりました.
最後に,今回の見学にあたり,杉本先生,廣安先生には大変お世話になりました.この場をお借りして御礼申し上げます.
【文責:桂田】
第51回月例発表会
11月24日(火)に第51回月例発表会が開催されました.
今回の月例発表会では,第50回月例発表会同様M1の計7名が,自分の研究結果に対して発表しました.
発表者の題目は以下の通りです.
「主成分分析を用いた腹腔鏡動画における腸間膜内走行血管の強調表示」田中那智
「二値化と成長型ニューラルガスを用いた角膜内皮細胞の生体内増殖における状態評価指標の抽出」後藤優大
「非公開」田村陵大
「非公開」信楽慧
「視作業効率の向上に適した照明環境の検討」田中勇人
「fNIRSを用いたヒトの協調時の脳活動の検討」村上晶穂
「進化計算手法を活用した脳神経線維追跡手法の提案」石田和
今回は,前回の月例発表会で行った自分たちが携わる研究プロジェクトの紹介とは違い,自分たちの研究成果を述べる発表でしたので,前回よりもM1全員発表姿勢が活き活きしていたように感じました.
また,各々学会にも参加し発表するようになってきたことから,より聴衆に伝わりやすいスライドの流れの提示や発表姿勢が身に付いてきたように思います.
しかし,発表会を通して,全体的に自分の今の研究成果における課題や足りていない事柄,今後どう対応していく必要があるのか等を明確に出来ていないと感じ,まだまだ自分の行っている研究を自分のものにしきれていないのかなと痛感しました.
M1は今年度最後の月例発表会でしたが,1月にはプロジェクト科目の発表会,2月に学会を予定しているメンバーもいるので,引き続き努力を惜しまず,邁進していきたいと思います.
【文責:石田 和】
SSI2015
2015年11月18日から20日にかけて函館にて開催されました計測自動制御 システム・情報部門学術講演会2015に参加いたしました.
本研究室からは廣安先生,日和先生,田中先生,大谷(M2)が参加し,廣安先生,田中先生,大谷(M2)がポスター形式で発表いたしました.
発表題目は以下の通りです.
脳機能の検討のための選択チャンネルの必要性(fNIRSにより計測されたデータを対象に)
廣安知之 (生命医科学部 医情報学科), 日和悟 (生命医科学部 医情報学科)
脳活動に基づく対話型最適化とその入力情報における課題
田中美里 (同志社大学), 日和悟 (同志社大学), 廣安知之 (同志社大学), 三木光範 (同志社大学)
脳機能と脳神経情報の統合による活性部位間のネットワークの検討
大谷俊介 (同志社大学), 日和悟 (同志社大学), 田中美里 (同志社大学), 廣安知之 (同志社大学)
本学会は,システム情報分野の研究者,技術者が集結して当該分野に関連する議論,交流を行う場でありました.
本学会では,オーラルセッション,ポスターセッションの発表の場が同じ部屋で行われたため,研究者・技術者同士の距離が近く,また,すべての発表を見ることができ,有意義な時間を過ごすことができました.
発表に関しては,オーラルで45秒のショートプレゼンを行い,後にポスター発表を行うといった流れでした.
私と分野が異なる方の多い学会でしたが,結果として,自分が伝えたいことを伝えられたと思います.
そして,伝えられた上に,多数の方から貴重なご意見を頂くことが出来ました.
頂いたご意見を今後の修士論文に活かしていきたいと思います.
最後に,本学会参加にあたり,廣安先生,日和先生,田中先生,研究室の皆様には大変お世話になりました.
この場を借りて厚く御礼を申し上げます.
【文責:M2 大谷】
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