第67回月例発表会

2017年5月27日に第67回月例発表会(KeyTech)が開催されました.
4回生各々に与えられたテーマについて調べてきたことを発表しました.
発表の順番およびテーマは以下の通りです.

  1. 大塚 友樹 「生体計測ガジェットの最前線」
  2. 吉岡 昂馬 「自動運転の行方」
  3. 谷口  尚 「プロジェクト:Whole Brain」
  4. 奥村 康平 「プロジェクト:Space X」
  5. 田中 一直 「プロジェクト:HyperLoop」
  6. 山本 渉子 「働きを調べよう:大脳基底核」
  7. 清水 亮佑 「働きを調べよう:小脳」
  8. 山野  唯 「予防医学の今」
  9. 藤井 光央 「ユーザーエクスペリエンス(UX)の基本とその重要性」
  10. 吉田 早織 「観光情報」
  11. 杉野 梨緒 「脳機能研究におけるメタアナリシスの手法」
  12. 斎藤 美里 「量子コンピュータ」
  13. 宮前 裕之 「ゲーム産業における人工知能」
  14. 外山 貴樹 「EdTech サービス」
  15. 松本  誠 「ニューロモジュレーション」
  16. 曽根 誠矢 「スマートコントラクト」
  17. 山崎 航晴 「ぺロブスカイト太陽電池」
  18. 大澤 僚也 「Decoded Neurofeedback(DecNef)」
  19. 奥村 駿介 「IoT」
  20. 古家 知樹 「LPWA」


以上B4:20名による発表でした.
今話題となっている技術やプロジェクトを知る良い機会になりました.先輩や先生方だけでなく4回生からも質問が飛び交い,お互いに勉強になり,有意義な時間を過ごしたのではないかと思います.そして,いろいろな質問を受け,まだ理解が少し足りていないと感じ取った人も多いようでした.これで終わるのではなく,調べたテーマがこの先どのようになっていくのか,とても興味深いものばかりだったのでこれからも注目していきたいです.この発表会を通して,文献調査の難しさだけでなく,研究をしていく上で非常に大切な力でもある,1つのことを決まった時間で,人に分かりやすく伝えるということの難しさを改めて感じました.また,このような能力の向上だけでなく,研究や発表に対する,心構えを身につけ,意識の向上にもつながったように思います.
発表会後の打ち上げでは,発表会前の緊張した様子とは変わって,皆リラックスした様子で先輩や先生方と話をしていました.普段の研究室では見られないようなパーソナルな部分を垣間見ることもでき,大変盛り上がりました.
この発表会の経験をバネに4回生一同研究に邁進していきます.




【文責:B4 谷口】

【速報】人工知能学会

2017年度 人工知能学会全国大会(第31回)ウインクあいち(愛知県産業労働センター)で開催されました。
研究室からは下記の発表を行いました。
題目 3E1-OS-11a-2 瞑想中脳状態の脳機能ネットワーク解析
著者 三好 巧真(同志社大学生命医科学研究科) 日和 悟(同志社大学生命医科学部) 廣安 知之(同志社大学生命医科学部)
題目 3E1-OS-11a-3 瞑想中の前頭部脳活動のfNIRSによる分析
著者 藤井 聖香(同志社大学大学院生命医科学研究科) 日和 悟(同志社大学生命医科学部医情報学科) 廣安 知之(同志社大学生命医科学部医情報学科)
題目 3E2-OS-11b-1 fNIRSを用いた瞑想中の脳状態の検討
著者 片山 朋香(同志社大学 生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻) 日和 悟(同志社大学生命医科学部医情報学科) 廣安 知之(同志社大学生命医科学部医情報学科)
題目 3E2-OS-11b-3 脳機能ネットワークに対する相関分析法について
著者 谷岡 健資(和歌山県立医科大学臨床研究センター) 日和 悟(同志社大学生命医科学部医情報学科) 廣安 知之(同志社大学生命医科学部医情報学科) 宿久 洋(同志社大学文化情報学部)
題目 3E2-OS-11b-5 自発性脳活動の強度と機能的結合度に基づく瞑想時脳状態の低次元表現
著者 日和 悟(同志社大学生命医科学部医情報学科) 飯塚 まり(同志社大学大学院ビジネス研究科) 廣安 知之(同志社大学生命医科学部医情報学科)
題目 4B2-OS-23b-4 Thanksシステムによる研究室活性の試み
著者 廣安 知之(同志社大学 生命医科学部 医情報学科,同志社大学 生命医科学部,同志社大学生命医科学部医情報学科) 澤田 淳二(所属なし) 日和 悟(同志社大学生命医科学部医情報学科)
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2017年度人工知能学会全国大会

2017年5月23日(火)〜26日(金)にかけてウインクあいち(愛知県産業労働センター)にて開催されました2017年度人工知能学会全国大会に参加いたしました.本学会は,人工知能学会によって主催された学会で,企業や研究者,学生が参加して,現在ブームである人工知能を用いたセッションがあり,新たな発展や次の方向性に関わる様々なアイディアが提案され、議論されることを目的に開催されています.本研究室からは廣安先生,日和先生,片山朋香(M2),三好巧真(M1),藤井聖香(M1)の5名が参加しました.発表形式は,日和先生,片山,三好,藤井が【Well-Being Computing】セッションにて講演を行いました.廣安先生が26日の【仕掛学】のセッションにて講演を行いました.発表題目は以下の通りです.

  • 「瞑想中脳状態の脳機能ネットワーク解析」 三好 巧真,日和 悟,廣安 知之
  • 「瞑想中の前頭部脳活動のfNIRSによる分析」 藤井 聖香,日和 悟,廣安 知之
  • 「fNIRSを用いた瞑想中の脳状態の検討」 片山 朋香,日和 悟,廣安 知之.
  • 「自発性脳活動の強度と機能的結合度に基づく瞑想時脳状態の低次元表現」 日和 悟,飯塚 まり,廣安 知之.
  • 「Thanksシステムによる研究室活性の試み」 廣安 知之,澤田 淳二,日和 悟.


本学会では多くのオーガナイズドセッションがあり,【脳科学とAI】や【機械学習】など,MISLと関連のある内容のセッションも行われました.今年から初めて廣安先生と日和先生が主体となられて,【Well-being Computing】のセッションを開かれ,私達もマインドフルネスや睡眠などWell-beingに関わる研究について多くの発表も拝聴し,また議論も多く行い,貴重な経験をさせていただきました.学生3名にとっては,初めての講演ということでポスター発表とは違い,15分間発表を聞いてもらうということで,流れのある発表や緩急のつけた発表を意識しました.また,人工知能学会ということで,どんな質問が来るのかなかなか予測しづらい中で様々な質問スライドを準備しました.発表当日もスライドの確認など前準備が非常に大切であることを学びました.月例発表会などでいただく学生や先生方の質問とはまた違った質問もいただき,今後の研究に活かしていこうと思いました.



【文責:M1 藤井】

第93回日本消化器内視鏡学会総会

2017年5月11日から13日にかけて大阪国際会議場とリーガロイヤルホテルにて,第93回日本消化器内視鏡学会総会が開催されました.本研究室からは廣安 知之 教授,岡田 雄斗(M2),石田 直也(M2)が参加しました.
本研究室から本学会への参加は初めてであり,我々の研究が医師からどのように評価されるのかを体感すべく参加しました.本学会には日本中の大学や病院から内視鏡を取り扱う医師が参加し,最先端の情報や症例の報告が医学的観点からなされました.その中で,私が口頭形式,石田がポスター形式で発表しました.発表題目は以下の通りです.

  • 「胃部LCI内視鏡画像を用いたHp感染識別アルゴリズムの構築」
    岡田雄斗,八木信明,北江博晃,冨江晃,市川寛,廣安 知之
  • 「胃部NBI内視鏡画像を用いた病変部位の自動推定」
    石田直也,八木信明,北江博晃,冨江晃,市川寛,廣安知之


口頭発表では5分の発表と2分の質疑応答,ポスター発表では4分の発表と2分の質疑応答と短い時間にもかかわらず,多くの質問や意見をいただくことができ,自分たちの研究の存在意義を強く再確認することができました.今後,どんどん医学学会に進出していこうとする中で,とても有意義な学会となりました.


【文責:M2 岡田】
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