2017年5月23日(火)〜26日(金)にかけてウインクあいち(愛知県産業労働センター)にて開催されました2017年度人工知能学会全国大会に参加いたしました.本学会は,人工知能学会によって主催された学会で,企業や研究者,学生が参加して,現在ブームである人工知能を用いたセッションがあり,新たな発展や次の方向性に関わる様々なアイディアが提案され、議論されることを目的に開催されています.本研究室からは廣安先生,日和先生,片山朋香(M2),三好巧真(M1),藤井聖香(M1)の5名が参加しました.発表形式は,日和先生,片山,三好,藤井が【Well-Being Computing】セッションにて講演を行いました.廣安先生が26日の【仕掛学】のセッションにて講演を行いました.発表題目は以下の通りです.
- 「瞑想中脳状態の脳機能ネットワーク解析」 三好 巧真,日和 悟,廣安 知之
- 「瞑想中の前頭部脳活動のfNIRSによる分析」 藤井 聖香,日和 悟,廣安 知之
- 「fNIRSを用いた瞑想中の脳状態の検討」 片山 朋香,日和 悟,廣安 知之.
- 「自発性脳活動の強度と機能的結合度に基づく瞑想時脳状態の低次元表現」 日和 悟,飯塚 まり,廣安 知之.
- 「Thanksシステムによる研究室活性の試み」 廣安 知之,澤田 淳二,日和 悟.
本学会では多くのオーガナイズドセッションがあり,【脳科学とAI】や【機械学習】など,MISLと関連のある内容のセッションも行われました.今年から初めて廣安先生と日和先生が主体となられて,【Well-being Computing】のセッションを開かれ,私達もマインドフルネスや睡眠などWell-beingに関わる研究について多くの発表も拝聴し,また議論も多く行い,貴重な経験をさせていただきました.学生3名にとっては,初めての講演ということでポスター発表とは違い,15分間発表を聞いてもらうということで,流れのある発表や緩急のつけた発表を意識しました.また,人工知能学会ということで,どんな質問が来るのかなかなか予測しづらい中で様々な質問スライドを準備しました.発表当日もスライドの確認など前準備が非常に大切であることを学びました.月例発表会などでいただく学生や先生方の質問とはまた違った質問もいただき,今後の研究に活かしていこうと思いました.
【文責:M1 藤井】