2020年度プロジェクト科目最終発表会

2021年1月27日(水)に生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻の必修科目であるプロジェクト特別演習の最終発表会がZOOM上でリモート開催されました.

プロジェクト特別演習は学生が独自に研究テーマを決定し,自ら立案した計画に基づいて実施することで,研究者や技術者として求められる「創造性」「自主性」「問題解決能力」等を身に付け,これらを総合的に運用できる能力を獲得することを目的として行われます.

ヒューマンインフォマティクス研究室では,PythonにおけるWebアプリケーションフレームワークである「Flask」と,データベースシステム「SQLite3」を使用したWebアプリケーションの開発がプロジェクト特別演習の要件として提示されました.

プロジェクトの企画時にはWebアプリ開発に関する知識が全くない人がほとんどでありましたが,研究室の取り組みとしてGoogle Classroomを活用し,毎週小レポートを提出しながら進める仕組みであったため,それぞれが着実に知識を身に付けて成果物の作成を進めることができました.

また,本年度はコロナ禍であったため例年と実施形式ががらりと変わり,中間発表会は行われず,最終発表会も「事前登録動画」+「ZOOMでの討論」というリモート形式になりました.

ZOOM上では事前に動画を視聴していただいた先生方と1対1で討論をし,質疑応答を通じて貴重なご意見をいただくことができました.

プロジェクト特別演習では,限られた期間で要件を満たす成果物を作成することの困難さを感じ,計画能力の大切さを改めて認識することができました.
また,成果物が形になった際は,得も言われぬ達成感が得られ,とても嬉しく感じたことを思い出します.

プロジェクト特別演習に取り組み得られた経験を活かし,自主自立の精神でこれからの研究生活を有意義に過ごして行きたいと思います.

【文責:M1渡邊成】

ECHELONユーザーズミーティング

2015年5月9日(土)に開催されました第4回ECHELON ユーザーズ ミーティングに廣安先生,田中先生,大谷(M2),石田(M1)の4名が参加して参りました.本MTGでは日立メディコ社製のMRIを使用している病院やクリニックといった医療関係に従事する方々や,私たちと同じように大学で利用している学生たちが集まり,研究や医療の現場における知見を互いに共有する場となっています.
例えば,MRI撮像に際して推奨するプロトコルの紹介であったり,EPI DWI撮像時におけるアーチファクトの低減方法,CT,MRIによる肝転移の画像診断に対する有用性の比較検討などの研究結果が報告されました.
中でも特に私が興味を持ったのが,Echelon Oval 1.5T MRIに搭載されている Type Origin5と呼ばれるMRI解析ソフトに導入された,DTI手法よりも臨床応用に適しているとされるDKI手法です.
このDKI手法を用いることで,DTIでは表現しきれない交叉神経線維部分を2次元画像化することができることから,臨床応用としては腫瘍や神経変性疾患の診断精度向上が見込まれています.
しかし,DKIにおける拡散表現に用いている指標はMean Kurtosis(MK)と呼ばれ,Fractional Anisotropy(FA)と比べ,白質のコントラスト変化が少なく,灰白質のコントラスト変化が高いことから病変の僅な変化を可視化できますが,MKではベクトル情報を持たないことから,Tractographyへの利用は難しいとされています.
そのため,Tractographyの精度向上を考えると,やはり描画アルゴリズムにおいて多大なデータ数から確率的に描画精度を向上させる必要があると感じました.
MTG後の情報交換会と呼ばれる立食形式の食事会では,食事を頂きながら,この度参加されていた方及び日立メディコの社員の方々とお話しさせて頂きました.普段,社会人の人と接する機会があまりなく,ましてや研究や将来従事したい仕事等の話をする機会は大変貴重で有意義な時間となりました.
本MTGに参加したことで,より一層研究への熱が高まったと共に,将来自分がどうなっていたいかを見越して日々勉学に励んでいくことが大切であると感じました.
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【文責:M1 石田】

プロジェクト特別演習の課題発表会

2013年10月23日に生命医科学研究科医工学・医情報学専攻の設置科目であるプロジェクト特別演習の課題発表会が行われました。
プロジェクト特別演習では、研究者や技術者に求められる能力である問題設定・解決能力、創造性、立案能力、自立した思考力等を身に付け、これらを総合的に運用できる能力を獲得することを目的としています。
そのため、学生が自発的に研究テーマの決定・計画・実験・発表を行うことになっています。
今回の課題発表会は、自分の研究テーマの背景や提案手法,実験計画などをポスターを用いて説明するという形式でした。
医療情報システム研究室からは、修士課程1年の16人が以下の題目で発表しました。
井上楓彩「電子透かしを利用した画像へのメタ情報付帯システムの提案」
松浦秀行「指尖追跡を用いた、UIにおける操作負担軽減システムの構築」
西村祐二「ジェスチャ操作デバイスを用いた診断画像操作システム」
大久保祐希「モーションキャプチャ装置と脳機能計測装置を用いたゲームアプリケーション開発における基礎検討」
大村歩「MRIにおけるCosmetic Artifactの検証」
関谷駿介「ユーザの感性を考慮した画像に適した音楽提供システム」
白石駿英「BESOMモデルによる視覚情報処理アルゴリズムの実装」
杉田出弥「難易度の高い課題における被験者意欲の検討:脳波計測による覚醒度の評価」
吉田倫也「顔の動作を用いた生体インターフェイスの開発」
後藤真櫻「簡易型fNIRSによる複数人同時計測時の脳血流変化の検討」
早川温子「性別による思考過程及び脳血流変化の関係性の検討」
木村茜「日常環境下での注意の持続を計測する簡易システムの検討」
將積彩芽「片側優位性が課題遂行に及ぼす影響」
真島希実「英語学習用ツールの作成とリーディングスパンテストによるその効果の検討」
中村友香「前腕の動きの程度と脳血流変化の検討」
大西夏子「照度環境が作業者の心理状態および知的生産性に及ぼす影響の検討」
異なる分野の研究室の教授たちと研究について意見を交換する機会は滅多にないので、非常に有意義な発表会となりました。
今後は、1月下旬の最終発表会に向けて各自が研究を進めていきます。
正規の研究と並行しながら行う必要があるので、計画性をもって準備をしていきたいと思います。
【文責:M1関谷】
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草津総合病院見学

2012年9月28日(金)に草津総合病院に内視鏡手術の見学に行きました。
医生命システム学科の萩原先生にお声をかけて頂き、貴重な体験をすることができました。萩原先生は本学部医生命システム学科の教授であり,草津総合病院の外科医でもあります.萩原先生のご好意により普通では見学できない手術現場へ入らせていただくことができました.
この日は婦人科系の病気である子宮内膜症と子宮筋腫の内視鏡手術の見学をしました.医局に入って説明を受け、手術着に着替えました。そして、手術室に入り、無菌域のそばまで近寄りました。そこで内視鏡手術に用いる道具の説明を受けました。ディスプレイに映し出される手術映像は、奥行きを把握しにくく実際に動かす方向とは異なり、医師の技量が必要とされます。それにも関わらず、ディスプレイに映し出される体の内部を説明してくださいました。
また、メーカーの方が、医師と意見交換を行い、それを次の製品に反映させるために一緒に現場に入られていました。
装置の開発者は、機能性を追求してしまいがちですがそれがユーザーである医師にとっては不便に感じることもあるそうです。なので、開発者は実際に現場に入って、医師の意見を聞いてそのギャップを埋めることが必要とされています。
私たちは、将来研究開発に携わるかもしれません。その時に、こういった医師と開発者の間にはギャップがあることを理解した上で開発を行ったり、現場に行くことの大切さを知りました。
声をかけてくださった萩原先生、手術現場で様々なことを教えてくださった草津総合病院の方々、同行してくださった横内先生、ありがとうございました。
【文責:B4 後藤・真島】

プロジェクト科目 中間発表会

生命医科学専攻の授業では、必修授業として、プロジェクト科目というものがあります。
これは、自分でプロジェクトを計画して遂行していくという授業です。
中間報告会として、ポスター発表をおこないました。
ポスター発表では、1時間30分の間に自身のプロジェクトとその遂行状況について説明を行いました。

特別実習演習


飛び級候補者の実験の発表会を行いました。
4年生を経験せず、M1になるのはなかなか大変なことです。生活も心意気もずいぶんと違うものが必要です。
2週間、少し厳しく指導しましたが、どう感じたでしょうか。
形になる発表となって良かったです。