5月16日(水)に同志社大学カウンセリングセンターの車戸先生と岩田先生によるイブニングセミナーが開催されました.
今回の講演は,事前アンケートを元に行われました.まず,6つのグループに分かれて4年生の質問や疑問,不安に修士の学生が回答する形式で話し合いました.テーマは時間の使い方,ゼミの文化や環境,対人関係(先生,先輩,同期)の3つでした.それぞれのテーマで4年生が日頃抱えている悩みや困り事,不安に対して先輩方の考えやアドバイスを頂くことができました.先輩方が今までどのように取り組んできたのか,どんな困難があったのかについて経験談を聞ける貴重な時間でした.また,あまり話したことがない先輩方と交流を持つ機会にもなりました.話し合いの後,車戸先生と岩田先生からコメントを頂きました.個人的に印象に残ったのは,「決して全員が得意だとは限らないから,それぞれ違っても良い.」というお言葉です.それぞれ違った個性があって,得手不得手があることを再認識しました.当たり前だと思っていても,実際違いを受け入れることは難しく,重要なことだと感じました.
最後に廣安先生,日和先生への質問でイブニングセミナーは終了しました.先生方の考え方,価値観についても知ることができる貴重な機会でした.今後研究をしていく中で多くの困難に直面するかと思いますが、自分の中でやりがいや目標を持って,研究室の仲間と協力しながら取り組んでいこうと強く思いました.
【文責:B4 大西】
第78回月例発表会・今出川ツアー
5月12日(土)に,今出川キャンパス良心館ラーニングコモンズにて第78回月例発表会が行われました.例年,新しく医療情報システム研究室に配属された4回生に,月例発表会で大学院生が研究紹介を行います.研究室全体でどのような目的を持って研究を進めているのか,その中で一人一人がどのような研究を行っているのか理解することを目的としています.今回は,4回生だけでなく,留学生にも研究紹介を行いました.研究紹介は,大学院生が各々の研究内容についてショートプレゼンを行い,その後,研究グループごとにブースに分かれ,ポスターを使用し自分の研究内容の説明を行いました.今回は,スライドとポスターを英語で作成したため,自分の研究を英語で説明する良い経験となりました.また,ショートプレゼンでは,大学院生は1分間で自分の研究を伝える必要があり,自分の研究を見直し簡単にまとめる良い経験となりました.ブースでのポスター発表でも,各々が作成してきたポスターを使用しながら,自分の研究を分かりやすく説明しておりました.4回生や留学生も様々な研究に興味を持ち,積極的に質問をして下さっていました.昨年と同様,今出川キャンパスツアーも開催されました.今出川キャンパスには同志社の歴史を語る建造物がいくつもあり,国の重要文化財に指定されているものもあります.普段は,京田辺キャンパスで研究を行っている私たちは今出川を訪れる機会が少なく,中には初めて今出川を訪れるという4回生もいました.そのため,今回のツアーは,同志社を知る良い機会になったと思います.今回の月例発表会は,4回生や留学生は,様々な研究を知り,大学院生は自身の研究を考える良い機会となり,今後,研究に取り組んでいく上で良い経験の一つになったと思います.今後も研究を通し,能力をアップできるように頑張っていきましょう.
【文責:M1 吉田】