大掃除・2017年度最終全体ゼミ

2月28日(水)に研究室の大掃除と2017年度最終全体ゼミが行われました.大掃除では,普段研究で使用している部屋を分担し協力しながら,来年度も快適に作業できるようにすることや日ごろの研究備品への感謝を目的として掃除を行います.また,より良い研究室にするために改善案を全員で出し合い,意欲的に作業に取り組みました.
私は,普段研究活動のメインとして使用しているIN223Nの掃除を行いました.
そこでは,毎週水曜日のカイゼンタイムの時間では行えない加湿器のフィルタの清掃を行いました.見違えるように綺麗にすることができ定期的な掃除の意義と同時にやりがいも感じることができました.
今回の大掃除では,以前の大掃除で作業の開始と終了時間があいまいであるという課題があったため,タイムテーブルを作成し計画的に作業に取り組みました.そのため,やるべき作業がより明確になり作業が終わった人は,予定よりも作業が遅れている人の手伝いなどもすることができ,前回の大掃除よりも大幅に作業時間を削減することができました.
また,今回が最後の大掃除となるM2の先輩方の姿勢からは研究室に対する感謝や,愛情のようなものを感じることができました.そして,先輩方の意思は引き継いでいかないといけないという使命も感じました.
 
全体ゼミでは各学年のチーフが作成した動画が流され,今年度を振り返ることができ,充実した一年であったと感じると同時に,来年度も新たなメンバーでこの研究室を盛り上げていきたいと思いました.

【文責:B4 古家】

2017年度卒論審査会

2018年2月19日(月)に卒業論文審査会が開催されました.発表題目は以下の通りです.

  1. 山野唯「ワーキングメモリ課題時の認知負荷量における脳機能ネットワークの検討」
  2. 谷口尚「fNIRSを用いたhyperscanningによる協調作業時の脳活動の検討」
  3. 藤井光央「多目的進化計算に基づくがん遺伝子Nrf3が機能する細胞セットの自動抽出」
  4. 山本渉子「瞑想中の脳機能ネットワークのfNIRSによる計測と解析」
  5. 山崎航晴「マインドフルネス瞑想中の心拍解析によるストレス状態推定」
  6. 吉岡昂馬「自動車運転時の心電計測によるドライバの緊張状態検出」
  7. 松本誠「アイコンタクトによるタイミング同期課題中の脳活動の計測」
  8. 大塚友樹「瞑想中脳活動のfMRIデータにおける個人間および個人内変動の検討」
  9. 大澤僚也「EEGを用いた運動想起時の脳波におけるμ律動の検討」
  10. 田中一直「視覚的反応抑制課題遂行時における脳機能ネットワークの解析」
  11. 奥村康平「拡散テンソル画像法のための精度評価法の構築と脳構造的特徴の分析」
  12. 吉田早織「ウェルネスダーツ時のfNIRSによる脳賦活領域の計測と検討」
  13. 古家知樹「低周波振動振幅強度に基づく瞑想時脳活動の分析」
  14. 曽根誠矢「LCI内視鏡画像における深層学習アルゴリズムによるHelicobacter pylori感染識別手法の検討」
  15. 斎藤美里「非公開」
  16. 杉野梨緒「非公開」
  17. 奥村駿介「非公開」
  18. 清水亮佑「非公開」



今回の発表では,4回生の大半が研究室外で初めての発表でした.発表前日まで月例発表会時に先生方に指摘していただいた箇所の修正と再度内容がわかりやすいものであるかの試行錯誤をしてきました.当日は,全体として落ち着いて発表でき,質問に対しても丁寧に回答できていたと思います.また,他の研究室の発表も最後まで聞くことで,他研の良さと改めて自分の研究室の良さを実感することができました.

【文責:B4 松本】

角膜カンファランス

2018年2月15日(木)~17日(土)に広島県広島市のグランドプリンスホテル広島にて,角膜カンファランス2018が開催されました.本研究室からは,修士1年の小林が参加し,ポスター形式で発表しました.発表題目は以下の通りです.

  • 「接触型角膜内皮スペキュラを用いた自動パノラマ画像作成ソフトウェアの開発」 小林渓太郎,奥村直毅,日和悟,Theofilos Tourtas,Victor Augustin,Friedrich E. Kruse,小泉範子,廣安知之


本学会は日本角膜学会と日本角膜移植学会の主催で行われました.様々な大学や病院で行われている角膜についての多くの研究について,ポスター発表や講演を拝聴することができ,非常に有意義な時間となりました.
私にとって初めての大規模な医学的な学会であり,情報系の研究発表は私だけだったということもあり,大変に緊張しました.しかし,情報系の研究を行っていない方々に興味を持って頂き,ポスター賞の最終候補にも選ばれました.
最後に本学会への参加にあたり,お忙しい中ご指導ご指摘を頂いた同研究室の廣安先生,日和先生,画像処理班の皆様,学生の皆様,ティッシュエンジニアリング研究室の小泉先生,奥村先生,学生の方々,大変お世話になりました.この場を借りて厚く御礼申し上げます.今回の本学会で得られた課題,経験,アドバイス,反省点を今後の研究や発表に活かしていきたいと思います.

  

【文責:M1 小林】