第12回月例発表会&ポスター発表会

2012年5月30日,第12回月例発表会が開催されました.
本発表会では,いつもの講演形式とは異なり,各研究グループが研究ポスターを用いて,四回生に自グループの研究内容を説明するというものになっています.
グループ毎にブースを分け,研究内容の説明にポスターを使い,できるだけ短い時間で説明していくという様子は,まるで学会のポスターセッションのようで,とても面白い試みであったと思います.

今回,発表は以下のグループに分けて行われました.
・医用画像班【担当者:山口,布川】
・PACS班【担当者:南谷,藤井】
・データマイニング【担当者:大堀】
・iGA班【担当者:宮地,上堀】
・fMRI班【担当者:田中】
・NIRS班(環境)【担当者:福原,星野】
・NIRS班(データ処理)【担当者:福島】
・NIRS班(BMI)【担当者:林】
・最適化班【担当者:山中】
四回生はグループ毎に10分ずつ,6回ほど席を替えながら興味のある研究グループのブースを回りました.
なお,グループ毎の説明に入る前に,本研究室の包括的な説明をM2の山中くんが行い,研究内容と研究室内での位置付けについて簡単に理解してもらった上で,四回生にはブースを選んでもらいました.
私自身はiGA班とfMRI班の双方に所属していますが,人数の関係上,今回はfMRI班の方で勧誘を行いました.
当班はまだ歴史が浅く,研究成果も充実していないことから,fMRI研究でできることを中心に最新の研究内容や,センセーショナルなトピック,また予想される研究のモデルケースなどについて説明を行いました.
説明は1時間に渡り,最後の方は話し過ぎて舌が回らなくなりましたが,四回生たちにも興味を持ってもらえたようで,とても有益な時間が過ごせたと思います.
【文責:田中】

windowsコンソーシアム

2012年5月25日(金)にSCSK株式会社の北浜オフィス(大阪)にてWindows ICCセミナーが開催されました.
本セミナーは同志社大学 Windows イノベーティングコンピューティングコンソーシアムが主催しているセミナーであり,今回は「使えるGPGPUとクラウド」というタイトルでの講演が行われました.本講演では廣安先生が司会をされ,また大学におけるGPUの応用研究として同志社大学 理工学部 知的システムデザイン研究室に所属されている吉見先生も講演を行われました.聴講者として医療情報システム研究室からはD2の田中,M2の山中,南谷,宮地,M1の藤井,布川そしてB4の國貞が参加しました.本セミナーでは,GPUの応用研究紹介(同志社大学:吉見先生),GPGPUを使えるようになる講座(白山工業株式会社:森野さん),Hadoop on Windowsの紹介(日本マイクロソフト株式会社:佐々木さん),分散ファイルシステムGlusterFS(SCSK株式会社:飯坂さん)の4つの講演を行われました.私自身はGPGPUとクラウドについて詳しく知らなかったため,深く理解することはできませんでしたが,どの講演も分かりやすくまた興味深い内容であり,機会があればGPGPUを利用してみたいと思えるほど面白い講演でした.
こういったセミナーに参加するのは初めてでしたが,今後もこのような機会があれば積極的に参加していきたいと感じました.
【文責:布川】

【速報】第51回日本生体医工学会大会

第51回日本生体医工学会大会が福岡国際会議場にて開催されました。
研究室からは、
01-09-4 音環境が数字記憶課題の成績と脳血流変化に及ぼす影響の検討 M1 星野
01-09-5 ストループテストによる脳血流変化の被験者分類の検討 M2 福原
01-09-7 PVTとGO/NOGO Taskにおける視覚刺激と聴覚刺激に対する脳血流変化の違いの検討 M1 福島
01-10-4 NIRSとによる情動刺激に対する効果の検討 M1 林
が発表しました。
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第51回日本生体医工学会

2012年5月10日(木)~12日(土)に福岡県福岡市にあります福岡国際会議場で開催された第51回日本生体医工学会大会に参加しました.本研究室からは,廣安先生,横内先生,福原さん,福島さん,林君,星野の6名が参加しました.そして私達は生体信号解析のセッションにて以下の題目で口頭発表を行いました.

福原理宏「ストループテストによる脳血流変化の被験者分類の検討」
福島 亜梨花「PVT と GO/NOGO Task GO/NOGO Task における視覚刺激と聴に対する脳血流変化の違いの検討」
林 貴之「NIRS と EEG による情動刺激に対する効果の検討」
星野 雄地「音環境が数字記憶課題の成績と脳血流変化に及ぼす影響の検討」
本大会では,通常の一般講演に加えて,特別講演やシンポジウム,そして企業による機器展示といった様々なイベントが用意されていました.
私達は,一般演題の生体計測Ⅱおよび生体計測Ⅲのセッションで発表を行いました.私にとって本学会は初めての学会発表であり,とても緊張しました.しかし,事前にしっかり準備をしていたため,無事発表を終えることができました.貴重な経験を積むことができたとともに,今後の研究に対する課題も明らかとなりとても良い刺激になりました.
今回の学会参加にあたり,ご指導頂いた廣安先生,横内先生,そして発表リハーサルなど様々な面で力を貸してくださった研究室の皆様に感謝いたします.ありがとうございました.
【文責:星野】